未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

深編 そのための<手本>を誰が

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俺は、まどかうららに対してヤキモチを妬くことを否定するつもりは毛頭ない。まどかの親はひかりじゅんだが、義理とはいえ祖父にあたる俺が彼女の考え方や感じ方や価値観を頭ごなしに否定してて、それが影響しないわけがないだろう?

地球人の親ってのはえてして自分の考え方や感じ方や価値観を一方的に子供に押し付けるだけだったりしたよな。俺の両親はそうじゃなかったが、そういう親も決して少なくなかった。

でもな、そんなことをしてるからこそ、子供も他の誰かの考え方や感じ方や価値観を頭ごなしに否定するようになるんだと思わないか? 俺は思う。

とにかく自分の考え方や感じ方や価値観にそぐわないものについては全否定してくる奴って、少なくなかったんじゃないか? じゃあなぜそんなことになる?

俺の子供達は、特にひかりあかりはそんなことしないぞ? ひかりの実子であるひなたもそんなことはしない。萌花ほのかはさすがにまだ幼いからか気に入らないことがあれば明らかに不満そうにするし時には機嫌を損ねたりもするものの、これはひなたが小さかった頃にもあった反応だ。幼く、未熟で、世界が狭いからこそ、そうなってしまうということだろうさ。

しかし経験を重ねるうちに自分と他者というものが存在し、他者の存在そのものを明確に認識できるようになるにつれて、相手の考え方や感じ方や価値観というものについても尊重できるようになっていくんだ。

それこそが<成長>だと俺は思う。

で、

『そのための<手本>を誰が示すのか?』

って話だろ? 

『相手の考え方や感じ方や価値観を認めるというのはどういうことか?』

ってのを、分かりやすく具体的に明確に正確に言葉にできるか? 間違いなく相手に伝わるように説明できるか?

俺はできない。これだけ言葉を連ねることを続けてても、言葉だけで一切の誤解のないように確実に理解させることができる自信なんて微塵もないんだよ。だからこそ、自分自身の振る舞いとして実地で子供達に示す。それがあってこそ子供達もなんとなく感覚としてそれを身に付けていくことができるはずなんだ。

ましてや親が率先して子供の考え方や感じ方や価値観を頭ごなしに否定することを続けてて子供がそれを真似しないようになるなんてムシのいい話があるか? 俺はそんなご都合主義なんて信じられないぞ? となれば、俺自身が実際の振る舞いで示していくしかできないさ。

それが大事だと心底思う。

地球人社会において、相手の考え方や感じ方や価値観を頭ごなしに否定してくる奴の多さを実感するからこそな。

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