未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

深編 とても頼もしい

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地球人社会には、<以心伝心>なんて言葉があったりするが、そんな言葉ができるということ自体、実は人間にとっては意思の疎通というものがいかに難しいかというのを物語ってる気がするな。ゆえにそれに憧れる。フィクションの中では好ましいものというニュアンスで演出に使われたりもする。

当たり前のように完璧な意思の疎通ができるなら、そもそも<以心伝心>なんて状態はまったく特別なものじゃない、ごく普通のそれなんだろうし。

だからロボットには、以心伝心なんて概念そのものがない。そんなことを意識しなくても、必要とあればリンクして常に情報を共有することもできるんだから当然だ。

ホビットMk-Ⅱとドローンもそうだし、今の状況を、光莉ひかり号のAIとエレクシアとイレーネも共有し、何かあれば即応できるように体制を整えている。エレクシアとイレーネはいつものように家のメンテナンスとかもこなしながら。で、いざとなれば一瞬で飛び出して行くこともできると。

もっとも、ドーベルマンDK-aができてからはその必要もずっと減ったな。もちろんこれまでにも何度も緊急対応を行ってもらったのも事実ではありつつ、回数そのものは実は決して減っていないというのもありつつ、それは、俺達<人間>の活動範囲が広がって人数も増えたことで、緊急対応が必要な事態に遭遇する頻度が増えたからという背景があってのことだ。

シオやレックスやルイーゼを救助できたのも、それだけ俺達が把握できることが増えたからであって、それ以前にもずっと同じようなことが起こっていたはずにも拘らず認知できなかっただけだし。

でも、ロボットであるエレクシアもイレーネも、そんな運用に対して不満を抱くこともないし、そもそも疲れたりもしない。メンテナンスさえ欠かさなければ人間のように『疲れがたまる』こともない。

その上で、ホビットMk-Ⅱの実用化によりできることがさらに増えた。じゃなきゃ、今回もエレクシアかイレーネを派遣しなきゃならなかったわけで。

頼りなさそうに見えるホビットMk-Ⅱだって、それはあくまで俺がエレクシアやイレーネのことをよく知ってるからそう感じるだけでしかないだろうさ。

障害物をものともせず、猛獣が存在する密林の中を恐れることなく、まどかを追って突き進むその姿は、ロボットを良く知らない者からすれば逆にとても頼もしいものだろうな。

そして、ホビットMk-Ⅱが自分についてきてることも、まどかは気付いているだろう。時々、視線をそちらに向けるし。

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