未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

文字の大きさ
2,367 / 2,979
第四世代

焔と彩編 特筆すべきエピソード

しおりを挟む
<特筆すべきエピソード>はなかったかもしれないが、それでもせっかくだし、二人のこれまでについて振り返ってみたいと思う。

そうだな。まずはほまれの息子のたもつが生まれた頃からにしようか。

ほまれあおの間にたもつが生まれたことについては、俺としても嬉しかったよ。

ほまれも一人前になったんだな』

と思ったのは事実だ。でもな、だからといって、

『子供を作って育ててやっと一人前だ』

だとか言うつもりもないのも事実なんだ。

『感情論として一人前だと感じる』

ことと、

『一人前である』

ことは、必ずしも連動しない。だってそうだろう? 

親が成人した子供に対して、

『お前はもう一人前だ』

的な言葉を掛けていたって、当人が本当に一人前なのかどうかは別の話だしな。実際に、<親になって子供も育て上げて成人させた大人>の振る舞いを見てて本当に<一人前>だと感じるか?

子供どころか孫までいるような年齢の人間がやらかしてるのを、それこそ日常的に見掛けたりしなかったか? 六十世紀の今になっても、

<人間の愚かさの実例の一つ>

として語り草になってるのが、二十一世紀に起こった<自動車事故>での加害者の言い草である、

『ランチの約束に遅れそうになったから信号を無視した』

ってのだ。しかもその人物は、そんな理由で信号を無視して交差点に突っ込んで大変な事故を起こした挙句、その責任を<自動車>に擦り付けようとしたらしいな。<自動車の欠陥>の所為だと。

なるほど自動車そのものに欠陥があって事故が起こったという事例は確かにあるだろう。だが、この一件については自動車側の欠陥に関しては一切確認されていないそうじゃないか。<自動車の癖>というべき点ではそれまでのとは異なる部分もあったとしても、そんなのは<MT車とAT車の違い>と変わらない程度の、

<それを使う者が把握し対処しなければいけないもの>

でしかなかったらしいな。

自動車がロボット化した現在ではそもそもそんな言い訳はまったく通用しないし、ロボットが運転してる限りは、『ランチの約束に遅れそうだから信号を無視する』なんてことはできない。主人が命じたところでロボットは従わない。

『主人が法に反する振る舞いをすることで罪人になるのを防ぐ』

ためにな。それこそがロボットにとっての、

<主人を守る行動>

なんだ。

対して<人間>は、

<子供を作って育て上げその子供がさらに子供を作って育てている世代>

であっても、本当にくだらない理由で大きな過ちを犯すんだ。

それのどこが、

<一人前>

だって?

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

魅了だったら良かったのに

豆狸
ファンタジー
「だったらなにか変わるんですか?」

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……

karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...