未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

ルイーゼ編 自分自身の首を絞める

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『興味のないことのために自発的に行動する』

よりも、

『成り行きに任せて面倒なことになっていくことの方がマシ』

と考える人間(地球人)は確かにいる。そして俺自身にもそういう部分はある。『どうしてもこれだけは譲れない』と感じることについては主体的に動く場合もあるが、そうじゃないことについては放っておいてどうにもならなくなったら『仕方ない』と諦めるという部分がな。

それを<怠惰>と見下す人間(地球人)も多いだろうが、実際に多かったが、今なら分かるよ。そんな風に言ってる人間だって結局は大差ないってことが。

だってそうだろう? ネットなんかで<真実>だとかなんとか喚いてる割にはそうやって他者に対して攻撃的に振る舞うことが実際には自分が『この世界は生き難い』と感じる元凶と同じものだということから目を逸らして放置してるんだからな。自分にとって関心があることについては騒ぐクセに、自分の振る舞いが何をもたらすかについてはちゃんと考えないんだ。実に怠惰だと思わないか?

俺は怠惰だと思う。でも、だからってその怠惰ぶりを貶していても俺にとっては何のメリットもない。そんな形での<憂さ晴らし>は俺の趣味に合わない。だからやらない。それだけだ。別に<善意>でも<愛>でもない。俺にとっては<どうでもいいこと>なんだよ。そんなことよりも俺の大切な人を受け止めることの方がはるかに重要だ。<どうでもいい奴>を構ってる暇なんかない。

要するに<エゴ>だな。俺は<エゴイスト>だ。これまでに何度も言ってきたと思うが、この年齢になってますますその実感は強まるばかりだ。そして<生きるという行為>そのものが<エゴ>なんだと思い知らされる。

だが同時に、他者を傷付けるという方向にそのエゴを強く発揮してしまうと自分自身の首を絞めることになるのもまた事実だろうな。

他者の命を奪うことにすら躊躇のなかった頃の人間が今の地球人社会の力を自在に使えたとしたら、どうなるだろうか? 刀で無抵抗な相手を次々と切り殺していけるような人間が重火器やミサイルを好きに使えたとしたら何をするだろうな。しかも相手の方も同様に重火器やミサイルを使えたら?

現にそういう事例もあったはずだ。力の差がありすぎて相手の側がそこまでの反撃をできなかったからある程度は抑制されてたとしても、実際に相手も同程度の力を持ってたら?

まあその場合は双方共に迂闊に手出しできなくなって膠着状態に陥るだけかもしれないが。国家同士の<緊張による平和>はまさにそれだったんだろうし。

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