未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

陽編 言い訳に使ってる

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<叱る>というか<諌める>というかは確かに必要だと俺も思う。だが地球人社会において実際にはそれを自分の<ストレス発散>のための言い訳に使ってる人間がとにかく多いと俺は感じてた。

『厳しくしないと嘗められるだろ!』

だとか言ってるのも、そもそも『他人を嘗める』なんての自体が礼儀礼節を欠いた振る舞いなんだから、誰もがそんなことをするわけじゃないだろう? 全員が全員、厳しくしないと嘗めてくるのか? そんな異常な光景、俺は見たことないな。どんな環境にいたらそういう状況に遭遇できるんだ? もしあるとしても非常に限られた特殊な環境だろう。なのにそこに基準を置きたがるのは自分が感情的になるのを正当化したいだけだとしか思えないな。

何しろひかりあかり錬慈れんじひなたまどか萌花ほのかも『相手を嘗める』ということ自体しない。それどころか、ルコアも黎明れいあ未来みらい蒼穹そらもそんなことしないんだよ。ケインは臆病なのもあってそれこそ<嘗めた態度>なんてできないし、イザベラやキャサリンについては野生の感覚が強いからこそなのか『相手を嘗めて油断する』ことがない。

パパニアンは<侮蔑>を含んだニュアンスでそれっぽい態度を見せることもあるが、その場合でも地球人のそれほどは悪辣な印象はないんだよな。相手から反撃されることも承知の上でやってるからかもしれない。地球人は相手の反撃を封じたり立場的に相手が反撃に出られないのを分かった上でやったりするよな。実に悪質で陰湿で悪辣だ。それでも全員がそんなことをしてくるわけじゃない。それが現実じゃないのか?

だから俺は『他者を敬い慮る』という、

<人間という生き物が人間として生きる上で最も重視するべき当たり前のこと>

を心掛けてるに過ぎないんだ。そしてそれを心掛けて<手本>として示すようにしてきたから真似てもらえてるだけなんだ。ビアンカや久利生くりうもそれができるからビクキアテグ村の子供達も自然と真似るようになった。

そういう手本を示すこともできない大人に囲まれて育った人間なんて<特異寄りの存在>を言い訳に自分の感情を優先したいだとか、そんな人間を見て育つから『厳しくされないと相手を嘗める』なんてのに育つんじゃないのか? 要するに『因果が逆』なんだろうさ。

『自分の感情ばかりを優先したい自分に甘い人間を見て育つから自分に甘い人間になる』

と。加えて、

『厳しく躾けられたはずの人間が<自分より目上の人間>が減ってきて自分に厳しくする者がいなくなってくると傍若無人に振る舞うようになる』

なんてこともあるじゃないか。

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