未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

文字の大きさ
2,764 / 2,962
第五世代

陽編 自分の親の評価を下げる振る舞い

しおりを挟む
『自分の親の評価を下げるような振る舞いをする人間はきっと自分の親が嫌いなんだろうな』

結局、そういうことなんだろうと思うよ。俺は人間を<価値>や<評価>で語ることはしたくないが、地球人社会では価値や評価に強く拘る人間は多かっただろう? 命さえ価値のあるなしで語るのもいた。そこまで価値や評価を重視してるのなら自分の親の評価を下げるような真似はしないと思うんだが、実際にはよくない意味で『親の顔が見てみたい』と言われるような振る舞いをするのも多かったよな。

<自動車の運転>なんかでもそれこそ傍若無人なのも多かったと聞く。だからこそ自動運転が進歩し、結果として人間は運転をしなくなった。もちろんしようと思えばできるんだが、ちゃんと運転免許を持ってないと管理責任者として認められないんだが、あまりにも交通法規に抵触する運転をするものだから自動車を制御するAIからの警告が止まず嫌になってしまうらしい。

それに、AIは他のAIと連携してまさしく生体組織のように有機的に道路状況を最適化して最も効率のいい移動を実現してくれる。個々人が好き勝手に自分のペースで走ろうとすることで結果的に流れが滞ってしまうのとは実に対照的だそうだ。俺自身も地球人社会において自分で自動車を運転するのなんて、それこそ郊外の交通量が非常に少ないところでドライブする時くらいだったよ。まだ普通の生活ができてた頃の光莉ひかりを乗せて。

ただ、光莉ひかりには、

「お兄ちゃんが運転するの、ちょっと怖い」

と言われてしまったりしたけどな。AIに制御された極めてスムーズなそれに慣れてしまっていた光莉ひかりにとって<生身の人間の運転>は不安にさせられるものだったんだろう。

別に無闇にスピードを出したり乱暴な運転をしてたわけじゃないはずなんだが。<AIからの警告>もほとんどなかったし。ちょっと制限速度をオーバーしてしまって自動でアクセルを緩められてしまったくらいで。

でも、俺みたいにあくまでスムーズな運転を心掛けていても同乗者を不安にさせてしまったりするんだから、それを心掛けてもいなければなるほど身勝手な運転にもなるってものか。

だがそうやって身勝手な運転をして他人を不安にしたり危険に曝したりなんて運転の仕方を親から教わったのか? 実際、子供を乗せた自動車がルールを蔑ろにしていたりというのも珍しくなかったと聞いたな。

親がそんな運転をしていれば子供も当然真似をすると考える方がむしろ自然だろう。

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

国外追放だ!と言われたので従ってみた

れぷ
ファンタジー
 良いの?君達死ぬよ?

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?

猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」 「え?なんて?」 私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。 彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。 私が聖女であることが、どれほど重要なことか。 聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。 ―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。 前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

処理中です...