未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 それだけの話

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今の黎明れいあは家族内では、

<口は悪いが好かれるキャラ>

になれていると思う。しかしそれは<家族だからという要素>が非常に大きくプラスに働いてるだろうな。彼女のことをよく知ってるがゆえにそれが実はただ子供によくある<悪ぶりたい時期>なんだというのが分かってしまうんだ。だからこそ彼女のことをよく知らない赤の他人からは、

<生意気なクソガキ>

に見えてしまったりもするだろう。

今の俺達の中にはそういう風に捉える者はいないにしても、人口が増えてくれば当然のこととして<よく知らない相手>も増えてくるだろうし、当然そんな風に思われる可能性も高くなるだろうな。

まあ、黎明れいあが悪態を吐くのは基本的に未来みらいに対してだけでそれ以外についてはそこまで悪印象な感じじゃないと思うし神経質になる必要もないにせよ、そういう振る舞いが正しいことと思われてしまっては困るから、<基本的に好ましいと思われる振る舞い>を手本として示さなきゃいけない。<言葉遣い>や<態度>だけじゃない。<表情>も含めてだ。だからルコアは穏やかに微笑んで見せた。

自分の感情に正直になるだけじゃ幸せにはなれない。結婚したくて<結婚相談所>を通じて婚活してるにも拘らず結婚できないタイプには、

『とにかく自分に正直であることが幸せの条件だ』

みたいに思ってるのが多いんじゃないか? もちろん、

『ただただ自分を押し殺して誰かの言いなりになることが幸せに繋がる』

わけじゃないさ。というかそもそも『自分を押し殺して誰かの言いなりになる』のも実は、

『自分を押し殺して誰かの言いなりになることを選んだ自分に正直になっている』

ということだしな。人間同士がコミュニティを作り生きていくということは自分だけが自分自身に正直に素直になれるというわけじゃないだろ。自分の気持ちを正直に表に出すべき時とそうじゃない時があるということだ。

その辺りの見極めがまったくできていない人間も本当に多かったよな。あれは一体何なんだろう。人間としてのあり方をきちんと親から教わっていればそのくらいのことは分かりそうなもんだがなあ。現に俺はそれを知っている。両親から教わった。

<言葉>でも説明されたが、あの人達はそれ以上に自らの振る舞いで俺に示してくれたんだよ。

成人したばかりの頃はさすがにまだピンと来ていなかったが経験を重ねるうちに次第に腑に落ちていって身についていった気がする。だからこそ今の俺があるんだ。

それだけの話なんだよ。

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