未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 建設的ってもの

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ああそうだ。

『今の朋群ほうむ人社会で<座学で学ぶような知識>が何の役に立つのか?』

という印象は間違いなくあるし実際そうなんだが、

<大人の振る舞いの一端を学ぶ機会>

という意味じゃ無駄じゃないはずなんだよ。子供って本当に<大人にとって都合のいいだけの存在>でいてくれないから、

『自分にとって都合がいいだけじゃない相手との接し方を実践してみせる』

のにはとにかくうってつけなんだ。なにしろ<大人にとって都合がいいだけじゃない存在>自身がそれを間近で見られるだけじゃなく自ら体験できるんだからな。ここで<安易な手法に頼る在り方>を実践してみせれば子供の側もそれを<当たり前のこと>として認識してしまうだろう? 

俺はそのことを自分自身が子供を育てた経験によって確認したよ。俺がそういう振る舞いを見せないように心掛けてきたひかりあかり錬慈れんじも相手に対してそういう振る舞いをしないし。

『自分じゃない存在は自分の思い通りには振る舞ってくれない』

のは厳然たる事実なんだ。大事なのは『その事実とどう向き合うか?』なんだ。

『フィクション作品が自分の思ってる通りの出来じゃない』

程度のことでキレてるような人間が心穏やかに人生を送れると思うか? 他人からすれば本当にどうでもいい些細なことでいちいちキレてるような人間とまともに関わりたいと思えるか? 

『うわ、メンドくさ。関わらないでおこう』

と思われるのがむしろ当然じゃないか? そもそもそんなことでキレてる人間の<内面>もロクなものじゃないなんてのは簡単に想像できるし、もしその想像が外れていたとしても<わざわざ関わって確認する手間を掛ける価値>は見いだせないだろ?

なのにそれで、

『この世界は生き難い』

とか愚痴を垂れ流していたらそれこそ『関わり合いになりたくない』と思ってしまっても何も不思議はないんじゃないか? <生き難さ>なんてものは結局のところ自分自身の振る舞いが招いてる部分がすごく多いだろうなと、俺自身の過去を思えばこそ感じるよ。

今、俺の周りにいる人間達は、

『自分の思いのままにならない現実を前に苦しさを感じることはあってもそれを理由に他者に対して理不尽な振る舞いをしないように心掛けてる』

という事実がすべてを物語ってる。そんなことでキレたところで世界の方が自分の思い通りになってくれたりはしない。当たり前だろう? じゃあ具体的にどう向き合えばそれが少しでも楽になるのか考える方が<建設的>ってものだよな。

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