私が異世界物を書く理由

京衛武百十

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第三幕

なんにせよ、『例外的に生き延びられる人がいる』のと『人間が生きられる』のを同列に考えてる時点で話になんないでしょ。少なくとも私は今の文明が失

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なんにせよ、『例外的に生き延びられる人がいる』のと『人間が生きられる』のを同列に考えてる時点で話になんないでしょ。少なくとも私は今の文明が失われても生き延びられる自信なんてこれっぽっちもないよ。そんな、

<フィクションのキャラクター>

と同じことができるとは思ってない。自分が<フィクションを作る側>だからこそ。自分が作るそれがただの<作り話>にすぎないことを理解してるからこそ。

『知識があれば』

『知恵があれば』

『どんな状況でもなんだってできる』

とか思えないよ。知識があってもそれを形にするには様々なハードルがあるからね。<必要な材料>を手に入れられるかの時点でもう躓くことだってあると思う。

『理論と実践は違う』

なんて、それこそ研究畑の人達からしたら当たり前過ぎることじゃないのかな。

とにかく『異世界で現代知識無双』だとかフィクションの中だけの話だから。

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