JC邪神の超常的な日常

京衛武百十

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怨嗟の章

くりさきみほの作文

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かいぶつたいじ    

    ねんちょう ももぐみ  くりさきみほ



このまえ、わたしは、かいぶつたいじをしました。

こーよみとかいうおんなのひとが「かいぶつたいじをしろ」といったからです。

かいぶつたいじっていっても、かいぶつはぜんぜんうごかないし、てでぱっぱってやったらやっつけられちゃくからゲーマよりかんたんでした。

だけど、れんじおじさんもママも、わたしにはやらせてくれませんでした。「こういうのはおとなのしごとだから」だそうです。

とちゅう、こわいかおしたありーねおばさんや、しぇりーちゃんやえれーんさんもなかまになってくれました。

れんじおじさんはガソっていうびょうきでしんどかったそうだけど、さいごまでがんばりました。

でも、わたしがねてるあいだにおわっちゃって、れんじおじさんとはばいばいできなかったのがざんねんでした。

また、おじさんにあいたいな。

おわりです。



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