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第七話 壁、壊してごめんなさい。
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「お前、俺様のパーティーに入らないか?」
…誰だ?こいつ?パーティー?
「こいつはまだ子供だぞ?無理に決まってる!」
勇者?こいつが?
「お前に用はない!俺はこいつに聞いてるんだ!」
そう言いながら勇者は父さんの肩を突き飛ばした。
「父さん!大丈夫!?」
父さんは床で頭を打ったらしくいくら話しかけても返事がない。
「ギアン!何をやってるんだ!」
ジランさん!父さんの意識がない!そう言いたいのに言葉がうまく出ない。
「てめえは黙っとけ!」
その声のあとに
「ゴン!」
と鈍い音がなってジランさんが倒れた。どうやら勇者がジランさんを殴ったようだ。
「ギルド長!」
近くにいた冒険者がジランさんに声をかけている。ジランさんの頭からは血が出ている。勇者を止めようとした冒険者達は別の冒険者に止められている。
「やっとクズどもが大人しくなったか。おい!お前!とっとと俺のパーティに入るといえ!」
その瞬間俺の頭でプツッと音がした。気付けば俺は勇者の顔にパンチを繰り出していた。勇者は咄嗟に防いだようだが、攻撃力9999の前には意味がない。
「ドガーン!」
と音がして、勇者はギルドの壁に突っ込んでいった。顔は血まみれ、防いだ腕は変な方向に曲がっていて、体もぐちゃぐちゃ。人とは思えないような状態だ。勇者がぶつかった壁は壊れて、外が見えている。勇者は仲間にどこかに連れて行かれた。咄嗟に力を抑えたものの、威力は抜群だったようだ。しばらくすると父さんが目を覚ました。冒険者の人が回復魔法をかけていてくれたらしく、ジランさんの血も止まっていた。二人とも特になんともなかったようだ。良かった!すると周りの冒険者が近寄ってきた。父さんも一緒にだ。やばい。やりすぎて怒られるのかな。
「お前、すごいな!」「よくやったよ。」「勇者相手にすごいな!」
そんな声が飛び交う。あれ?怒られない?
「ラース!怪我は?」
「ないよ。父さんこそ大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ。ラースに怪我がなくてよかった。」
周りが落ち着くと、ジランさんと父さん、周りにいた冒険者何人かが話し合い始めた。聞いていたら、お前にはまだ早いと追いやられた。どうやら勇者の処罰とギルドの壁の修理のことで話していたようだ。壁、壊してごめんなさい。しばらくして話し合いが終わると家に帰ることになった。
…誰だ?こいつ?パーティー?
「こいつはまだ子供だぞ?無理に決まってる!」
勇者?こいつが?
「お前に用はない!俺はこいつに聞いてるんだ!」
そう言いながら勇者は父さんの肩を突き飛ばした。
「父さん!大丈夫!?」
父さんは床で頭を打ったらしくいくら話しかけても返事がない。
「ギアン!何をやってるんだ!」
ジランさん!父さんの意識がない!そう言いたいのに言葉がうまく出ない。
「てめえは黙っとけ!」
その声のあとに
「ゴン!」
と鈍い音がなってジランさんが倒れた。どうやら勇者がジランさんを殴ったようだ。
「ギルド長!」
近くにいた冒険者がジランさんに声をかけている。ジランさんの頭からは血が出ている。勇者を止めようとした冒険者達は別の冒険者に止められている。
「やっとクズどもが大人しくなったか。おい!お前!とっとと俺のパーティに入るといえ!」
その瞬間俺の頭でプツッと音がした。気付けば俺は勇者の顔にパンチを繰り出していた。勇者は咄嗟に防いだようだが、攻撃力9999の前には意味がない。
「ドガーン!」
と音がして、勇者はギルドの壁に突っ込んでいった。顔は血まみれ、防いだ腕は変な方向に曲がっていて、体もぐちゃぐちゃ。人とは思えないような状態だ。勇者がぶつかった壁は壊れて、外が見えている。勇者は仲間にどこかに連れて行かれた。咄嗟に力を抑えたものの、威力は抜群だったようだ。しばらくすると父さんが目を覚ました。冒険者の人が回復魔法をかけていてくれたらしく、ジランさんの血も止まっていた。二人とも特になんともなかったようだ。良かった!すると周りの冒険者が近寄ってきた。父さんも一緒にだ。やばい。やりすぎて怒られるのかな。
「お前、すごいな!」「よくやったよ。」「勇者相手にすごいな!」
そんな声が飛び交う。あれ?怒られない?
「ラース!怪我は?」
「ないよ。父さんこそ大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ。ラースに怪我がなくてよかった。」
周りが落ち着くと、ジランさんと父さん、周りにいた冒険者何人かが話し合い始めた。聞いていたら、お前にはまだ早いと追いやられた。どうやら勇者の処罰とギルドの壁の修理のことで話していたようだ。壁、壊してごめんなさい。しばらくして話し合いが終わると家に帰ることになった。
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