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ピンチ
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それは半日前にさかのぼる。 俺は人生最悪のピンチを迎えていた。
目の前に男の人の足、そして顔は、いやいや、それは怖くて見れない。俺はどうやら裸である。ああ、パンツはまだ脱いでいないみたい。で、横のベッドで下着姿のミサキさんが泣いている。まあ、でも、多分嘘泣き。泣いてるふりで手を顔にやるから、おっぱいを両腕で挟んだ感じになってる。わ、おっぱい。ミサキさんは社員さんの中で一番すげぇ。なんでか知らんがバイトの俺に最近グイグイ来るから、俺も期待しちゃったんだけど。なに彼氏って。聞いてないし。
「も、申し訳ありませんでした!彼氏さんいるって、知らなくて、ほんとーに!ほんとーーにっっ、もーしわけありませんでした!!」
パンイチで土下座したのは24年間生きてきて多分初めてだ。やっとここまでたどり着いたのになぁ。ああ、また何にもできないで俺は同じ日々を過ごすのか。くそっ、あと少しだったのに。つーか、彼氏いるんなら言えよ。じゃねーよ、彼氏いるなら俺を誘うなよ。
床に散らばった自分の服を掻き集めて急いでズボンを履いた。まだ少しやる気の残っているパンツの中のそれは、悲しいかないつもの右手で押し込まれる。相棒、また今日から世話になるよ。そう言われているみたいな右手が、ズボンのチャックをやさしく閉めた。
ベルトを締めようとしたところで先輩の彼氏さんにグーパンチを食らって床に倒れた。
見上げたその男は、ヤバい、めっちゃ怖い。首とか腕とか、絵が描いてあるぅ。
「のんびりしてねーで早く出て行けよ。次は殺すぞ、童貞野郎」
「はい!さ、サーセンした!!失礼しまっす!」
「ミサキ、お前コレ何回目だ?マジでいい加減にしろ」
かかとを踏んだままマンションのエレベーターに乗り込むと、鏡に映った自分がこっちを見ていた。
目の前に男の人の足、そして顔は、いやいや、それは怖くて見れない。俺はどうやら裸である。ああ、パンツはまだ脱いでいないみたい。で、横のベッドで下着姿のミサキさんが泣いている。まあ、でも、多分嘘泣き。泣いてるふりで手を顔にやるから、おっぱいを両腕で挟んだ感じになってる。わ、おっぱい。ミサキさんは社員さんの中で一番すげぇ。なんでか知らんがバイトの俺に最近グイグイ来るから、俺も期待しちゃったんだけど。なに彼氏って。聞いてないし。
「も、申し訳ありませんでした!彼氏さんいるって、知らなくて、ほんとーに!ほんとーーにっっ、もーしわけありませんでした!!」
パンイチで土下座したのは24年間生きてきて多分初めてだ。やっとここまでたどり着いたのになぁ。ああ、また何にもできないで俺は同じ日々を過ごすのか。くそっ、あと少しだったのに。つーか、彼氏いるんなら言えよ。じゃねーよ、彼氏いるなら俺を誘うなよ。
床に散らばった自分の服を掻き集めて急いでズボンを履いた。まだ少しやる気の残っているパンツの中のそれは、悲しいかないつもの右手で押し込まれる。相棒、また今日から世話になるよ。そう言われているみたいな右手が、ズボンのチャックをやさしく閉めた。
ベルトを締めようとしたところで先輩の彼氏さんにグーパンチを食らって床に倒れた。
見上げたその男は、ヤバい、めっちゃ怖い。首とか腕とか、絵が描いてあるぅ。
「のんびりしてねーで早く出て行けよ。次は殺すぞ、童貞野郎」
「はい!さ、サーセンした!!失礼しまっす!」
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