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番外編シリーズ
番外編 セレスティン=ジルバーナ「3」
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「面白ぇな…乗った!やるぜ!!」
ルビンお姉ちゃんは迷わずやることを決断する。こういうの好きだからなぁ…。
「ほい、おっちゃん。500G。」
「毎度あり…!」
「よぉ~し、どんなもんかなぁ…!」
ルビンお姉ちゃんは私を降ろすと、準備運動をしている。
「なぁ、おっちゃん。「魔法を使って」ならなにやってもいいんだよな?」
「あぁ、もちろん…もっとも出来ればだがな…?」
「おっけー。じゃ、おっちゃん。ちょっと離れててくれ。」
「……?わかった……?」
おじさんは疑問に思っている様子だが、ルビンお姉ちゃんに言われた通りそこから距離をとる。
「すぅ~……!」
私は思った。(絶対に本気でやる気だ…。)と。
「…!だぁりゃぁああああ!!!」
直後、近くにあった色々な物が衝撃波でぶっ飛んだ。
「なっ……、え、えぇえ!!!??」
おじさんは何が起こったか理解していない様子だったが、その場にいた他の人達は…
「ん、今日は会心の一撃だったんじゃないか?」
「いや、この前の方が調子よかっただろ?」
そんな会話を交わすくらい冷静だった。
無論、私もこれには慣れっ子なので冷静である。
「い、今…何が起こったんだ…?」
何が起こったのか理解していないおじさんが腰を抜かしたまま尋ねる。
先程、冷静に話していた街の人が説明する。
「あぁ、ありゃ雷魔法だよ。」
「か、雷魔法!?あれ、魔法だったのか!?」
「まぁ、端から見たらただすげぇ勢いで殴ったように見えるけどな…あれは、小さい雷魔法を自分に使って筋肉に刺激を与えて身体能力を強化してんだ。」
「そ、そんなことができんのか!?あの嬢ちゃん!?」
おじさんは目を見開いて驚く。
実際、そんな魔法の使い方をして、失敗したらただで済むはずはないのだ。
成功しても体に大きな負荷がかかる。
だが、ルビンお姉ちゃんは何事もなかったかのように、
「いやぁ~いいストレス発散になったぜ!おっちゃん、さんきゅな!」
「………(゜Д゜)」
おじさんは完全に硬直していた…が、
「い、いや。あれを砕くことが成功条件だ!まだあれは…!」
「ん?今ので砕けたはずだけ…ど…?」
今度は私達が固まった。
何故なら、あの石のようなものは吹っ飛びはしたものの、ひび1つ入っていなかったのだ。
「ふ、ふふふ…!これは凄い…!!予想以上だ…!」
今の発言から考えるとおじさんも今のは耐えきれないと思っていたのだろう。
「いやぁ、お嬢ちゃん毎度あり!さぁ、次の挑戦者はいるかなぁ!?」
おじさんは完全に今ので自信つけたようだ。
街の人はルビンお姉ちゃんの実力を知っている。流石にルビンお姉ちゃんが砕けなかったものを砕けるとは思えないのだろう。
「さぁさぁ、どうした!?今なら賞金は300000Gにしとくぞ!!?」
もう誰も挑戦することなく終わる…誰もがそう思った。
「面白いことをしてるねぇ。あたしにもちょいと試させておくれよ」
昨日のお婆さんが現れた。
「お、婆さんがやんのかい?ルールを説明しようかい?」
「いや、結構だよ。さっきから見てたからねぇ…それにやるのはあたしじゃないさ。」
「?じゃあ、誰がやるんだい?」
お婆さんは笑顔で答える。
「この子さね」
「「「え?」」」
ここにいる全ての人がそんな声を上げる。
それもそうだろう。お婆さんが指名したのは…
「え?え?」
周りの人に見られて今にも泣き出しそうな少女、つまりーーー私だった。
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
☆作者よりお詫びとお礼☆
いつもこの作品の更新を楽しみにしていただいてる皆さま。
どうも「AYAMI」です(σ≧▽≦)σ
先日プロフィールに一日一度更新と書きましたがいきなり更新していませんでした…本当に申し訳ありません…。m(__)m
さて、これは私が嬉しかったことなのですが、つい先日、累計8000ポイントに到達しました!m(。≧Д≦。)m
これはいつも読んで頂いている方々のおかげでここまで来れました!
これからも未熟者の作者ではありますが、応援よろしくお願いします!!(^_^)v
ルビンお姉ちゃんは迷わずやることを決断する。こういうの好きだからなぁ…。
「ほい、おっちゃん。500G。」
「毎度あり…!」
「よぉ~し、どんなもんかなぁ…!」
ルビンお姉ちゃんは私を降ろすと、準備運動をしている。
「なぁ、おっちゃん。「魔法を使って」ならなにやってもいいんだよな?」
「あぁ、もちろん…もっとも出来ればだがな…?」
「おっけー。じゃ、おっちゃん。ちょっと離れててくれ。」
「……?わかった……?」
おじさんは疑問に思っている様子だが、ルビンお姉ちゃんに言われた通りそこから距離をとる。
「すぅ~……!」
私は思った。(絶対に本気でやる気だ…。)と。
「…!だぁりゃぁああああ!!!」
直後、近くにあった色々な物が衝撃波でぶっ飛んだ。
「なっ……、え、えぇえ!!!??」
おじさんは何が起こったか理解していない様子だったが、その場にいた他の人達は…
「ん、今日は会心の一撃だったんじゃないか?」
「いや、この前の方が調子よかっただろ?」
そんな会話を交わすくらい冷静だった。
無論、私もこれには慣れっ子なので冷静である。
「い、今…何が起こったんだ…?」
何が起こったのか理解していないおじさんが腰を抜かしたまま尋ねる。
先程、冷静に話していた街の人が説明する。
「あぁ、ありゃ雷魔法だよ。」
「か、雷魔法!?あれ、魔法だったのか!?」
「まぁ、端から見たらただすげぇ勢いで殴ったように見えるけどな…あれは、小さい雷魔法を自分に使って筋肉に刺激を与えて身体能力を強化してんだ。」
「そ、そんなことができんのか!?あの嬢ちゃん!?」
おじさんは目を見開いて驚く。
実際、そんな魔法の使い方をして、失敗したらただで済むはずはないのだ。
成功しても体に大きな負荷がかかる。
だが、ルビンお姉ちゃんは何事もなかったかのように、
「いやぁ~いいストレス発散になったぜ!おっちゃん、さんきゅな!」
「………(゜Д゜)」
おじさんは完全に硬直していた…が、
「い、いや。あれを砕くことが成功条件だ!まだあれは…!」
「ん?今ので砕けたはずだけ…ど…?」
今度は私達が固まった。
何故なら、あの石のようなものは吹っ飛びはしたものの、ひび1つ入っていなかったのだ。
「ふ、ふふふ…!これは凄い…!!予想以上だ…!」
今の発言から考えるとおじさんも今のは耐えきれないと思っていたのだろう。
「いやぁ、お嬢ちゃん毎度あり!さぁ、次の挑戦者はいるかなぁ!?」
おじさんは完全に今ので自信つけたようだ。
街の人はルビンお姉ちゃんの実力を知っている。流石にルビンお姉ちゃんが砕けなかったものを砕けるとは思えないのだろう。
「さぁさぁ、どうした!?今なら賞金は300000Gにしとくぞ!!?」
もう誰も挑戦することなく終わる…誰もがそう思った。
「面白いことをしてるねぇ。あたしにもちょいと試させておくれよ」
昨日のお婆さんが現れた。
「お、婆さんがやんのかい?ルールを説明しようかい?」
「いや、結構だよ。さっきから見てたからねぇ…それにやるのはあたしじゃないさ。」
「?じゃあ、誰がやるんだい?」
お婆さんは笑顔で答える。
「この子さね」
「「「え?」」」
ここにいる全ての人がそんな声を上げる。
それもそうだろう。お婆さんが指名したのは…
「え?え?」
周りの人に見られて今にも泣き出しそうな少女、つまりーーー私だった。
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
☆作者よりお詫びとお礼☆
いつもこの作品の更新を楽しみにしていただいてる皆さま。
どうも「AYAMI」です(σ≧▽≦)σ
先日プロフィールに一日一度更新と書きましたがいきなり更新していませんでした…本当に申し訳ありません…。m(__)m
さて、これは私が嬉しかったことなのですが、つい先日、累計8000ポイントに到達しました!m(。≧Д≦。)m
これはいつも読んで頂いている方々のおかげでここまで来れました!
これからも未熟者の作者ではありますが、応援よろしくお願いします!!(^_^)v
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