ファウスト プリンセス

蒼井一

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第三章 錬金術ってできたら便利!?

第三十九話 遊びも本気!! 魔法使ったら火だるまじゃないのよぉ~!!!

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「それにしてもよぉ、お前ら、いつまでいがみ合いしてるんだ?」


「ミレアが我が強いプに」


「なんですってぇーそれはあんたじゃないのよぉ」


「ミレアプに」


「もう、このいうこと聞かない、ぷにぷに、私の魔法で燃やしてやる!」


「燃やしてみるプによ、このコテージキャップごと火だるまぷによ」


「はぁ、おまえらな、何が原因なんだ?」


「ミレアが、トランポで6を9と間違えてとったぷによ」


「まだいうの、あんたがずるしたんじゃないのよ」


「俺っちは勝負ごとに魔法なんて使わないプによ」


「はぁ、おまえらな、カードゲームで魔法使ってまで争ってどうするんだ」


「ファイどの、俺っちの小遣いがかかってるぷによ」


「この子ね、お金とかわいい女の子にめがないんですよ」


「ダングラスそっくりなしもべだな、はは」


「ほんと、先生そっくり。花瓶の中に入れて閉じ込めてやるんだからね、金魚鉢にいれて、毎日魚のえさ、ご飯の代
わりにあげるわよ」



「むむむ、世紀の美少年の俺っちを監禁するぷにかぁ」


「監禁じゃないよ、な、ん、き、ん。鉢のなかで」


「あー、もう、みてらんねーな。俺のいた世界にも二足歩行の猫がいたが、ぷにぷにとそっくりだ」


「猫と一緒にしないでぷに。ぷにぷにの王子様プに」

「たんなる、ヨーグルトみたいなスライムじゃない」


「なにぷにかぁ」


「俺がジョーカーだ、そこまで、もうチェックメイトだ。もう寝るぞ。明日はまた早いから、お前らも寝ろ」


 ファイはそういうと、あくびをしながらコテージの奥の部屋にあるベッドに向かった。


「じゃぁな、俺は部屋で寝る」


 ファイは軽く手をミレア達に笑顔で振った。


 ミレアはスライムといがみ合いながらも笑顔で手を振って返した。


「ファイさん、おやすみなさい」


「おやすみ、ぷに」


☆☆


「(魔の洞窟、氷? エリクサー? 治癒のアイテムか? 一癖、ありそうだな)」


「(ヒョウの話を聞いたことがある、まさかな)」


ファイは何かあるのじゃないかと、ベッドの上で懸念していた。














☆☆
一週間に何回か連載します
長い目でお付き合いください。
お話の続きです。魔双戦記とある程度はリンクしています。
ファイの本編は魔双戦記をごらんください。
またあしたおあいしましょう。 


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