サイキック捜査官 ＢＬＵＥ ＤＲＡＧＯＮ

サイキックソルジャー詩集

裏切りは信じる何かを生む力

白い妖精が飛んできた

僕に愛をくれるという

その頃　傘を差して　街を歩いていた







妖精は言った

「平和を想う気持ちは誰しもが持っている」

不確かな現実があっても

暗闇から皆　誰しもが抜け出したいと












ココロが泣いているのか？　鳴いているのか？

雨が降る　服はびしょ濡れになる

もう誰も　信じたくない












誰かを信じることは　大切だけど

その誰かに　大切な人に裏切られることは

人は　悲しく　涙する











もう泣いているね　何回泣いただろう

あの人は　今　天国にいる

もう逢えないと　判っていても

逢いたい











許しがたい現実

どれくらいの罪を擦(なす)り付けて

歩いてきただろう？











今から遠い昔　人は歩いた

今から近い未来　人はココロを見た








失策は時に政(まつりごと)を変える

変革する気持ちがあっても

その何かを変えるために

幾多の血と涙がある












裏切り？　それは真実？










歩いていると　頭が可笑(おか)しくなるね

変わるものもあれば　変わらないものもある









それが現実だとしても

真実を見据えたい










僕は夢を見ていたの？

さっきいたフェアリーは消えていなかった

窓の扉が開いていた











誰かを信じることが大切なこと

少し判った気がするよ









僕の大切な人

平和という愛する未来へ明日へ歩くヒト