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第3幕 収監令嬢は屋敷を調べたい
第6話 もっと知りたいんだけどなぁ
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朝駆けから戻ると、アイーダ女史にこってり叱られた。
何しろ私ときたら、土や砂にまみれて頭のてっぺんから爪先まで泥だらけ。
水浸しになった鞍は、乾かしたものの変形しちゃっててラグナの背には載せられなかった。腹帯とクッションだけの状態で跨ったけど、バランスを取るのが難しくてゆっくりと帰る羽目になり、朝食に間に合わなかったんだよね。
どこで何をしていたか白状する羽目になり、森の井戸に落ちた子猫を助けていた、と説明した。
ものすごい魔精力を持った狼を助けた、なんて言ったら絶対に怒られると思ったし。
「こんなことが続くようなら、乗馬を禁止しますよ」
「それだけは勘弁して! ちゃんとするから!」
心配してくれていたのだろう、アイーダ女史がいつもよりずっと低い声で脅すように言う。
ヤバい、これはマジに怒っているパターンだ。
もう、土下座せんばかりの勢いで平謝りよ。
「だいたい、どこの井戸に行ってきたんです?」
「えーと……ここ」
私は描いていたマップを広げ、狼が落ちていた井戸を指差した。森の中ではあるけれど、そう奥深くではない。
森の付近にいたら子猫の鳴き声が聞こえたの、と言うと、すんなり信じてもらえた。
「水がすっからかんに涸れててね。その下に落ちてたの」
「それはおかしいですね……。もともとはこのフォンティーヌ領の開拓のために水源として掘った井戸ですよ。やがて役目を終え使われなくなりましたが、そのままにしてあったはずです。オルヴィア様が回られていた時も水は汲みだせた、と仰っておられました」
ふうん、やっぱりそうなんだ。
「今はどうなってるんです?」
「私が水魔法で水を入れてみたら、それが導水になったのか水の流れる音が奥の方で聞こえてきた。だから復活してるんじゃないかな」
「そうですか」
「でね、アイーダ女史」
マップを広げて見せながら、上目遣いに見上げる。
「だいぶん遠くまで行くようになったから朝食までに家に帰ってくるの、難しいんだけど」
「駄目ですよ、門限は変えません」
「うん、それは解ってる。朝食はちゃんと食べないといけないしね。だからね、時々でいいから午前中に乗馬の時間を作ってくれないかな?」
「はぁ?」
両目をつぶり、あの狼と会ったときのことを思い出す。
家にいるだけじゃ、本を読んでいるだけじゃ分からない、自然の魔精力。
森の動物と溶け合ったときに感じた、慈愛の心と不思議な安心感。
「今日、人に飼われてない野生の生き物と会ってみてね。こう、魔精力の神秘に触れたというか……」
「野性と言っても、たかが子猫でしょう」
「うっ」
しまった、ここで嘘が縛りになってしまった。
選択肢を間違えたんだろうか。正直に言うべきだった?
森の狼を助けた。絶対にコレ、大事なイベントだと思うんだけど。
間違えて重要なフラグを折ってしまってたらどうしよう。マリアンセイユの成長物語、ここで終わりなんだろうか。
「でも……だって」
いつもの調子でどうにか話を繋げようとしたけど、どう言えばいいか分からない。知らず知らず、視線が床に落ちる。
私がマジ凹みしているのをどう勘違いしたのか、アイーダ女史は
「……仕方がありませんね」
と呟いた。目の前から、アイーダ女史の足元が消える。
顔を上げると、部屋の壁にある本棚へと歩いていた。
私が目覚めた最初からずっと、その場所に置かれていた本棚。鍵がかかっていて、ずっと開けられないままになっている。
「そろそろこちらを開放いたしましょう」
アイーダ女史がどこからともなく鍵を取り出した。本棚のおへそ部分にある鍵穴に入れ、くるりと右側に回す。カチャンと軽い音がして、ゆっくりと扉が開かれた。
「それは?」
「魔物事典です」
「魔物事典?」
魔物……確か、この世界の生物が魔界の風に晒され、人間に害を与える存在へと変化した生き物。いわゆるモンスターってやつよね。
興味を覚えて本棚に近づく。紺色の背表紙で高さが50cmほど厚さは10cmほどという、とんでもなく重そうな本が3冊、並んでいる。
「魔王が魔界に引き籠ったとはいえ、今でも世界の各地に魔物たちは棲んでいます。主に森の奥や川の上流、海底などに」
「うん」
「広大な領土を所有しているフォンティーヌ領のあちらこちらにも、当然魔物はおります」
「そうね」
「マユ様は、魔物の本当の恐ろしさを解っておられません」
「そんなことはないわ」
灰色の狼の魔精力を感じた時のことを思い出して、咄嗟に否定の言葉が出た。
人とも自然とも全然違う、圧倒的な濃さを持った異質の魔精力。瞬間的に体中の毛穴が開いた気がした。
途中からは何ともなくなったけど、普通の人間ならあの威圧だけで失神しちゃうわ、きっと。
……あれ? ちょっと待って。
あの狼はあくまで野生の狼であって、魔物ではないわよね。確か魔物は人間を襲うようにできているってセルフィスが言ってたもの。
まぁ、それはちょっと今は置いておくか。どっちみちアイーダ女史には話せない事なんだし。
「図書室の古の魔精力だってわかったし、森の奥の方から、たまに異質の魔精力が漂ってくるのも感じるもの。だから一切、近づいてないでしょう?」
「ええ。……ですから、そろそろ頃合いかと」
アイーダ女史が『魔物事典・一巻』と書かれた本を両手でグイっと取り出した。
思わず自分の両手を差し出すと、その上にドンと載せられる。
うっ、お、重い……。
「こちらでお勉強していただきます」
「すごい重さね、コレ……。どうして今まで鍵をかけて封じてあったの?」
「魔精力を制御し感知することができなければ、魔物の恐ろしさも解らない。中途半端に知識を入れるとマユ様は『魔物に会ってみたい!』などと言い出しかねない、と思ったからです」
「……なるほど」
確かに、一年以上前の私ならきっとそう言ってるわ。
モンスターの実写版なんて面白そうなモノ、逃す訳がないもの。
本が重くて腕に限界がきたので、どうにか窓際の黒い机に運ぶ。
パラリと表紙をめくると、アメーバみたいなウニョウニョした茶色い物体の絵や、コンタクトレンズみたいな薄くて丸くて青い物体の絵が描かれていた。
「何、これ?」
「スライムですね。世界各地で目撃されたスライムのスケッチです」
「ああ……確かに、汚い字で『スライム』って書いてある」
「……オルヴィア様の字ですよ」
「えっ!」
思わずアイーダ女史を振り返ると、どう言ったらいいものやら、という複雑な表情をしている。
「従来の魔物事典と照らし合わせ、オルヴィア様が実際に遭遇した魔物をスケッチしたり、またその生態について記録したりしていたものをまとめたものです」
言われて再び、本に目を落とす。
さまざまなスライムのスケッチが切り張りされていて、その横に走り書きのようなメモが書かれている。
前のページに戻ると、『スライム』という見出しと共に長い長い説明文と、どこどこの本から引用した、という注釈が付けられていた。
「お母さま、字はとんでもないけど絵が上手なのね」
「聖女騎士団で各地に遠征した際、描きとめておいたものだそうです」
「へぇ……」
「公爵家に入り、討伐に出ることは無くなりましたから。だけど実際に対面した時の記憶や経験を眠らせておくのは勿体ない、と」
「ふふふ」
やっぱり、オルヴィア様はなかなかアグレッシブな人だったんだなあ。
思わず微笑むと、アイーダ女史はつられて少し微笑んだものの、ふと寂しそうな表情になってしまった。
「残念ながら、志半ばでお亡くなりになってしまいましたが……」
本棚を見ると、残り2冊の本の隣にはいろんなサイズの紙が入れられている箱のようなものがあった。どうやら出会った魔物のスケッチのようだ。
そして下の段には灰色の背表紙の本がズラリと10冊以上、それ以外にも様々な種類の本が並んでいる。
オルヴィア様が参考にした魔物事典とかかな。出典にしたものとか。
だけど、それら既製品ではなく、あえて未完のオルヴィア様の事典を私に渡した意味は。
「分かった。お母さまの遺志を感じなさいってことよね?」
私の言葉に、アイーダ女史がハッとしたような顔をする。
「私が、お母さまの遺志を受け止めるだけの存在になれたってことよね? そうでしょう?」
「……そこまで大仰には思っておりませんでしたが」
「あらっ」
ずっこけそうになっちゃった。
ここは私の成長ぶりに涙するところじゃないか、と思うんだけど。
「ですが……まぁ、そう捉えて頂いても構いません」
ついっと横を向き、眼鏡のブリッジを上げるアイーダ女史。
ふふっ、本当にもう、アイーダ女史ったらツンデレなんだから。
何しろ私ときたら、土や砂にまみれて頭のてっぺんから爪先まで泥だらけ。
水浸しになった鞍は、乾かしたものの変形しちゃっててラグナの背には載せられなかった。腹帯とクッションだけの状態で跨ったけど、バランスを取るのが難しくてゆっくりと帰る羽目になり、朝食に間に合わなかったんだよね。
どこで何をしていたか白状する羽目になり、森の井戸に落ちた子猫を助けていた、と説明した。
ものすごい魔精力を持った狼を助けた、なんて言ったら絶対に怒られると思ったし。
「こんなことが続くようなら、乗馬を禁止しますよ」
「それだけは勘弁して! ちゃんとするから!」
心配してくれていたのだろう、アイーダ女史がいつもよりずっと低い声で脅すように言う。
ヤバい、これはマジに怒っているパターンだ。
もう、土下座せんばかりの勢いで平謝りよ。
「だいたい、どこの井戸に行ってきたんです?」
「えーと……ここ」
私は描いていたマップを広げ、狼が落ちていた井戸を指差した。森の中ではあるけれど、そう奥深くではない。
森の付近にいたら子猫の鳴き声が聞こえたの、と言うと、すんなり信じてもらえた。
「水がすっからかんに涸れててね。その下に落ちてたの」
「それはおかしいですね……。もともとはこのフォンティーヌ領の開拓のために水源として掘った井戸ですよ。やがて役目を終え使われなくなりましたが、そのままにしてあったはずです。オルヴィア様が回られていた時も水は汲みだせた、と仰っておられました」
ふうん、やっぱりそうなんだ。
「今はどうなってるんです?」
「私が水魔法で水を入れてみたら、それが導水になったのか水の流れる音が奥の方で聞こえてきた。だから復活してるんじゃないかな」
「そうですか」
「でね、アイーダ女史」
マップを広げて見せながら、上目遣いに見上げる。
「だいぶん遠くまで行くようになったから朝食までに家に帰ってくるの、難しいんだけど」
「駄目ですよ、門限は変えません」
「うん、それは解ってる。朝食はちゃんと食べないといけないしね。だからね、時々でいいから午前中に乗馬の時間を作ってくれないかな?」
「はぁ?」
両目をつぶり、あの狼と会ったときのことを思い出す。
家にいるだけじゃ、本を読んでいるだけじゃ分からない、自然の魔精力。
森の動物と溶け合ったときに感じた、慈愛の心と不思議な安心感。
「今日、人に飼われてない野生の生き物と会ってみてね。こう、魔精力の神秘に触れたというか……」
「野性と言っても、たかが子猫でしょう」
「うっ」
しまった、ここで嘘が縛りになってしまった。
選択肢を間違えたんだろうか。正直に言うべきだった?
森の狼を助けた。絶対にコレ、大事なイベントだと思うんだけど。
間違えて重要なフラグを折ってしまってたらどうしよう。マリアンセイユの成長物語、ここで終わりなんだろうか。
「でも……だって」
いつもの調子でどうにか話を繋げようとしたけど、どう言えばいいか分からない。知らず知らず、視線が床に落ちる。
私がマジ凹みしているのをどう勘違いしたのか、アイーダ女史は
「……仕方がありませんね」
と呟いた。目の前から、アイーダ女史の足元が消える。
顔を上げると、部屋の壁にある本棚へと歩いていた。
私が目覚めた最初からずっと、その場所に置かれていた本棚。鍵がかかっていて、ずっと開けられないままになっている。
「そろそろこちらを開放いたしましょう」
アイーダ女史がどこからともなく鍵を取り出した。本棚のおへそ部分にある鍵穴に入れ、くるりと右側に回す。カチャンと軽い音がして、ゆっくりと扉が開かれた。
「それは?」
「魔物事典です」
「魔物事典?」
魔物……確か、この世界の生物が魔界の風に晒され、人間に害を与える存在へと変化した生き物。いわゆるモンスターってやつよね。
興味を覚えて本棚に近づく。紺色の背表紙で高さが50cmほど厚さは10cmほどという、とんでもなく重そうな本が3冊、並んでいる。
「魔王が魔界に引き籠ったとはいえ、今でも世界の各地に魔物たちは棲んでいます。主に森の奥や川の上流、海底などに」
「うん」
「広大な領土を所有しているフォンティーヌ領のあちらこちらにも、当然魔物はおります」
「そうね」
「マユ様は、魔物の本当の恐ろしさを解っておられません」
「そんなことはないわ」
灰色の狼の魔精力を感じた時のことを思い出して、咄嗟に否定の言葉が出た。
人とも自然とも全然違う、圧倒的な濃さを持った異質の魔精力。瞬間的に体中の毛穴が開いた気がした。
途中からは何ともなくなったけど、普通の人間ならあの威圧だけで失神しちゃうわ、きっと。
……あれ? ちょっと待って。
あの狼はあくまで野生の狼であって、魔物ではないわよね。確か魔物は人間を襲うようにできているってセルフィスが言ってたもの。
まぁ、それはちょっと今は置いておくか。どっちみちアイーダ女史には話せない事なんだし。
「図書室の古の魔精力だってわかったし、森の奥の方から、たまに異質の魔精力が漂ってくるのも感じるもの。だから一切、近づいてないでしょう?」
「ええ。……ですから、そろそろ頃合いかと」
アイーダ女史が『魔物事典・一巻』と書かれた本を両手でグイっと取り出した。
思わず自分の両手を差し出すと、その上にドンと載せられる。
うっ、お、重い……。
「こちらでお勉強していただきます」
「すごい重さね、コレ……。どうして今まで鍵をかけて封じてあったの?」
「魔精力を制御し感知することができなければ、魔物の恐ろしさも解らない。中途半端に知識を入れるとマユ様は『魔物に会ってみたい!』などと言い出しかねない、と思ったからです」
「……なるほど」
確かに、一年以上前の私ならきっとそう言ってるわ。
モンスターの実写版なんて面白そうなモノ、逃す訳がないもの。
本が重くて腕に限界がきたので、どうにか窓際の黒い机に運ぶ。
パラリと表紙をめくると、アメーバみたいなウニョウニョした茶色い物体の絵や、コンタクトレンズみたいな薄くて丸くて青い物体の絵が描かれていた。
「何、これ?」
「スライムですね。世界各地で目撃されたスライムのスケッチです」
「ああ……確かに、汚い字で『スライム』って書いてある」
「……オルヴィア様の字ですよ」
「えっ!」
思わずアイーダ女史を振り返ると、どう言ったらいいものやら、という複雑な表情をしている。
「従来の魔物事典と照らし合わせ、オルヴィア様が実際に遭遇した魔物をスケッチしたり、またその生態について記録したりしていたものをまとめたものです」
言われて再び、本に目を落とす。
さまざまなスライムのスケッチが切り張りされていて、その横に走り書きのようなメモが書かれている。
前のページに戻ると、『スライム』という見出しと共に長い長い説明文と、どこどこの本から引用した、という注釈が付けられていた。
「お母さま、字はとんでもないけど絵が上手なのね」
「聖女騎士団で各地に遠征した際、描きとめておいたものだそうです」
「へぇ……」
「公爵家に入り、討伐に出ることは無くなりましたから。だけど実際に対面した時の記憶や経験を眠らせておくのは勿体ない、と」
「ふふふ」
やっぱり、オルヴィア様はなかなかアグレッシブな人だったんだなあ。
思わず微笑むと、アイーダ女史はつられて少し微笑んだものの、ふと寂しそうな表情になってしまった。
「残念ながら、志半ばでお亡くなりになってしまいましたが……」
本棚を見ると、残り2冊の本の隣にはいろんなサイズの紙が入れられている箱のようなものがあった。どうやら出会った魔物のスケッチのようだ。
そして下の段には灰色の背表紙の本がズラリと10冊以上、それ以外にも様々な種類の本が並んでいる。
オルヴィア様が参考にした魔物事典とかかな。出典にしたものとか。
だけど、それら既製品ではなく、あえて未完のオルヴィア様の事典を私に渡した意味は。
「分かった。お母さまの遺志を感じなさいってことよね?」
私の言葉に、アイーダ女史がハッとしたような顔をする。
「私が、お母さまの遺志を受け止めるだけの存在になれたってことよね? そうでしょう?」
「……そこまで大仰には思っておりませんでしたが」
「あらっ」
ずっこけそうになっちゃった。
ここは私の成長ぶりに涙するところじゃないか、と思うんだけど。
「ですが……まぁ、そう捉えて頂いても構いません」
ついっと横を向き、眼鏡のブリッジを上げるアイーダ女史。
ふふっ、本当にもう、アイーダ女史ったらツンデレなんだから。
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