浮気から始まった関係、幸せに生きる

夢乃話

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【第19話】比べてしまうのは裏切りなのか

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23時も過ぎた頃、ギリギリ終電に間に合うかどうかの時間だった

拓真さん『今日泊まっていい?今から駅行っても間に合わない可能性あるから帰りたくない』

燈さんに後ろめたいと思いつつ、パソコン直して貰ったし…という免罪符もあったと思う
泊まるのをOKした。

ちなみに我が家はユニットバス
拓真さんはめっちゃ嫌がって、シャワーは浴びたけどトイレはわざわざコンビニに行っていた。
3回も4回もよく行くなぁ、面倒じゃないのかな?とも思った。
その根気があるなら帰れたのでは?

二人で映画観ることになった。
拓真さんはとても寝た
映画の途中で寝て起きてを繰り返して何も覚えてないらしい

イビキがうるさいしタバコ臭いのにぬいぐるみ抱き締めて寝るしで最悪、それなりの値段したのに
ぬいぐるみを救出しようとしたけど抱き締め過ぎてて取れなかった。

今日だけだと思って我慢する事にした。
ぬいぐるみ1匹犠牲にゲーミングPCが助かった、ぬいぐるみ費用が修理費という考えに

人の家のベッドで堂々と寝る精神は見習いたかった。
フローリングでも寝る自信がある私としては図々しいとも感じた、普通はそんなもの?と疑問

確かその日は金曜日だった。

土曜日の朝一番に拓真さんは帰って行った。

今まで個人で連絡を取る事なんて無かったのにその日から、くだらない内容の連絡が来るようになった。

ゲームしてる。とかご飯は何食べた。とかくだらない内容で返答に困った。
今まで連絡なんて個人的にはした事なかったし、そもそも私が連絡をあまり返さない性格だったので何を返信すればいいのか分からなかった。
燈さんに対しては“彼氏だから返事をしないと”と思って返してたから当たり障りない返事をいつもしてた。

今思えば燈さんとは普段の生活についての話なんてした事なかった気がする。
このイベントに今度行こう。このアニメに今ハマってるから見ておいて。とかそういう話とか何日に会うようにしよう。とかの話をしていただけだった気がする

でも当時は楽しいとか大好き、とかより“将来食いっぱぐれない人で私が平穏に過ごせるような人”と自分の平穏を重視してた。
申し訳ないと思ったけど、会わない時はこのまま一緒になったら私は不幸になる。とずっと思ってた
燈さんは自分の機嫌が悪くなると他人の容姿を貶したり突然学歴厨になったり他人の悪口を常に言う

私がそれに反応をしなかったら余計イラつく人だった
人の悪口の共犯になりたくなかったし、別に悪口を言われてる人は特に悪い事をしてないし、被害妄想なとことか燈さん自体の考えが特殊だったからあの発言になってたとしか考えられない。

でもその時で2年以上付き合ってたから別れた方がいいのは分かってたけど、別れる気持ちにはならなかった。
別れたら私の2年が否定されるような気がして踏み切れなかった。
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