容姿端麗声完璧な私ですが、生活能力はポンコツでした。

髙橋ルイ

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第24話:好きって……そういうこと?

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玲奈の混乱、続行中

(す、好き……? 私が悠真くんを……?)



 透花さんに指摘されてから、頭から離れない言葉。



(そんなはずない!!)



 私はただ、お世話してもらわないと生きていけないだけで……。

 悠真くんがいなくなるのは"困る"けど、

 "好き"とは違うはず。



 だけど――



(……悠真くん、他の女の子にお世話されたら、どう思うんだろう?)



 ふと考えた瞬間、胸の奥がギュッと苦しくなった。



(えっ……なに、これ……?)



悠真の違和感

 一方、悠真もまた玲奈の様子を気にしていた。



(……明らかにおかしいよな)



 昨日から玲奈がやたらそわそわしている。

 いつもなら平然と俺に甘えてくるのに、

 今日はやけに距離を取ろうとしているようにも見える。



(……まさか、本当に"俺がいなくなる"のを意識し始めたのか?)



 だとしたら、俺は……?



(いやいや、そんなこと考えてどうする!!)



 考えがまとまらず、悠真は頭を抱えた。



玲奈、透花に相談(?)

「……透花さん」



「ん?」



「その……"好き"って、どういうことなんでしょう?」



「……」



 透花は一瞬驚いたように目を丸くし、それから口元に微笑を浮かべた。



「……ついに、自覚した?」



「ち、違います!! これはただの疑問です!!!」



「ふぅん?」



 玲奈の全力の否定を聞きながら、透花は優しく問いかける。



「じゃあ、こう聞くね。悠真くんが、他の女の子と仲良くしてたら?」



「……!!」



 玲奈は、一瞬で顔が赤くなった。



(やだ……すごく、もやもやする……)



「それって"困る"から? それとも"嫉妬"?」



「……っ!」



 玲奈は言葉を詰まらせた。



(……私、まさか、本当に……)

「そ、それじゃあまた!!」



 玲奈は何かから逃げるように、その場を走り去った。



 透花はため息をつきながら、その背中を見送る。



「……まぁ、時間の問題かな」

(わ、私、何を考えてるの!?)



 玲奈は透花の前から逃げるように、

 教室の外へと飛び出した。



 しかし――



「おっと、大丈夫か?」



「――っ!?」



 走り出した勢いのまま、真正面から悠真にぶつかった。



「うわっ、おい!」



「きゃっ!」



 バランスを崩した玲奈を、とっさに悠真が支える。



(あ……)



 近い。



 悠真くんの顔が、すごく近い。



(ど、どうしよう……!)



悠真の疑問

「お、お前、何慌ててんだよ?」



「べ、別に!? なんでもありません!!」



「いや、どう見ても動揺してるだろ」



 玲奈は目を泳がせながら、何とか誤魔化そうとする。



(やばい、顔が熱い……!)



 一方、悠真はそんな玲奈の様子を見て、さらに疑問が膨らんでいく。



(こいつ、何か隠してるな……)



 普段なら、こんなに落ち着きがない玲奈なんて考えられない。



「……お前、最近なんか変じゃないか?」



「へ!? な、なんのことですか!?」



「いや、明らかに俺を避けてるし、いつもみたいにべったり甘えてこないし……」



「……」



 玲奈はぎゅっと拳を握りしめる。



(悠真くんに、避けてるって気づかれた……?)



玲奈、爆発する

「ち、違います!! 私はただ!!」



「ただ?」



「悠真くんがいなくなるなんて、考えたくなかっただけです!!」



 玲奈は勢いで叫んだ。



 その言葉に、悠真は一瞬固まる。



「……お、おう……?」



「……っ!」



(やばい、言っちゃった!!)



 玲奈は目を見開き、顔を真っ赤にしてその場から全力で逃げ出した。



「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



「ちょ、おい玲奈!? なんだよ急に!!!」





 玲奈が去った後、悠真は頭を抱えた。



「……なんだよ、今の……?」



 透花が隣に来て、クスクスと笑う。



「悠真くん、そろそろ気づく頃だね」



「は?」



「玲奈さん、もう逃げられなくなったよ?」



「だから、何の話だよ!?」


________________________________


後書き






最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



今回は、玲奈がついに"悠真がいなくなるのが嫌"と口にしてしまう回でした!

これまで"お世話してもらえないと困る"と考えていた玲奈が、

自分でも整理できない感情に振り回され、思わず本音が出てしまう展開に。



一方で、悠真はその言葉の"意味"にまだ気づいておらず、

相変わらずの鈍感っぷりを発揮!



そして、透花は完全に状況を把握しており、

次の一手を考えている様子……!?



次回、玲奈は自分の気持ちと向き合うのか!?

悠真の鈍感は、透花の策で打破されるのか!?



感想や評価をいただけると励みになります!

それでは、また次回!







※この作品はAIの協力の元作成されています
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