容姿端麗声完璧な私ですが、生活能力はポンコツでした。

髙橋ルイ

文字の大きさ
74 / 100
第3章:恋愛初心者、ポンコツなりに奮闘します!

第74話:男子の視線が止まらない!? 悠真の“らしくない行動”が玲奈をドキッとさせる――

しおりを挟む
朝の登校時間。

天宮 玲奈「悠真くんっ、おはようございますっ♪」

高坂 悠真「……おう」

天宮 玲奈「あれ、なんかちょっと不機嫌……?」

高坂 悠真「別に」

(昨日からずっと、なんかそわそわしてる……)

玲奈と一緒に歩くのは、いつも通りのはずなのに――
周囲からの“視線”がやたら気になる。

(なんでこんな……男ども、見すぎだろ)

教室。

玲奈が男子にちょっと声をかけただけで――

男子A「うおっ、目が合った……っ!」

男子B「やっば、今日のポニテ、破壊力ヤバい」

男子C「告白してぇ……でもアイドル相手に無理ゲー……」

悠真(……はぁ)

そのとき、玲奈が自分の席に戻ってきた。

天宮 玲奈「悠真くん、髪……なんか変ですか?」

高坂 悠真「いや、似合ってる。むしろ今日ちょっと……かわいい」

天宮 玲奈「…………えっ」

静寂。

顔真っ赤の玲奈。

天宮 玲奈「……い、いきなり何言ってるんですか!? いじわるですか!?!?」

高坂 悠真「いじわるじゃねぇよ。本気で言ったんだよ」

天宮 玲奈「~~~~~っ!!!」

机に突っ伏してバタバタする玲奈。

悠真はそっと視線を逸らしながら、(……俺、マジでどうした)と自問する。

昼休み、屋上。

玲奈は、持ってきた弁当をもぐもぐしながらも、
時折ちらちらと悠真の横顔を見ていた。

(今日の悠真くん、なんか……いつもと違う)

気づいてないフリしてたけど、あの「かわいい」は反則。

さっきの自分の反応も恥ずかしすぎて、思い出すだけで爆発しそうだった。

天宮 玲奈「ね、ねぇ……さっきのって……」

高坂 悠真「ん?」

天宮 玲奈「……なんでもないです……」

言いかけて、また食べる。
けど、頬がほんのり赤いのは隠せていなかった。

悠真、“気づきかけ”の第一歩。
玲奈、“言われたらヤバい系”の攻撃に撃沈。

ふたりの距離がまた、すこしだけ近づいた。





________________________________________




後書き





最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

今回の第七十四話は、
前回までの玲奈の“覚醒”に呼応するように、
悠真が無自覚に動き出す、そんな回でした!

注目ポイントはやはり――

「かわいい」
の一言。

これ、悠真本人はさらっと言ってるのに、
玲奈にとっては爆弾級の破壊力でしたね(笑)

しかもそれが“からかい”じゃなくて本気だから、
玲奈もどう反応していいかわからないっていうあの感じ、最高です。

また、悠真の中で生まれつつあるモヤモヤ感や焦りも、
今後の展開のカギになってきそうな気配……!

そして玲奈は――

「さっきのって……」
と聞きかけて、でも聞けないところがまた乙女心全開で尊い……。

次回は、そんな玲奈が“受けっぱなし”では終わらず、
自分から「意識させ返す」攻めのターンに入ります!

ついに始まる【玲奈式反撃編】、お楽しみに!

次回――
「玲奈の反撃開始!? “意識させ返す”計画、始動――!」

次もぜひ見にきてくださいね!




※挿絵はイメージです
表紙と違うのはごめんなさい
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界の花嫁?お断りします。

momo6
恋愛
三十路を過ぎたOL 椿(つばき)は帰宅後、地震に見舞われる。気付いたら異世界にいた。 そこで出逢った王子に求婚を申し込まれましたけど、 知らない人と結婚なんてお断りです。 貞操の危機を感じ、逃げ出した先に居たのは妖精王ですって? 甘ったるい愛を囁いてもダメです。 異世界に来たなら、この世界を楽しむのが先です!! 恋愛よりも衣食住。これが大事です! お金が無くては生活出来ません!働いて稼いで、美味しい物を食べるんです(๑>◡<๑) ・・・えっ?全部ある? 働かなくてもいい? ーーー惑わされません!甘い誘惑には罠が付き物です! ***** 目に止めていただき、ありがとうございます(〃ω〃) 未熟な所もありますが 楽しんで頂けたから幸いです。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...