ここは地下楽園ミデル 01.樹木の妖精ロワール

貴船きよの

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2,黄色いりんごの樹の下で

2-6

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 ロワールは熟しきった果実をもう一度指ですくい取ると、なだらかな乳房の上にのせ、指の腹を使って塗りひろげる。

 たしかにジャムのようなぬるぬるとした触感が、ソラの肌に張りついた。

「あ、……冷たいよ、ロワール……」

 ロワールの指先は淡い色の乳輪に辿り着くと、先端を避けて円を描くように動いた。

「冷たいだけ……?」

「ん、あ……っ」

「ここは……?」

 かたくなった乳頭にも果実がこすりつけられ、ソラは肩をぴくりと震わせる。

「あっ、あ……っ」

「すごくおいしそうだ……」

 そう言うと、ロワールは口を開けてソラの胸に近づいた。
 ロワールの目は、不安と期待に満ちて揺れるソラの目を見つめたままだ。

 ロワールの舌先が、ソラの乳首をゆっくりと舐める。

「んんっ、……ロワール……っ」

 ロワールは舌を動かし、唇で軽く食み、焦らすようにゆっくりと弄り続けた。

「ソラの乳首が、とても甘いよ……」

「は、あ……、あ……っ」

 ロワールに触れられているだけでも頭のなかはぼんやりしてしまうのに、もどかしさはそれ以上にソラの理性を崩した。

「どうしたの、ソラ……」

 なにかを言いたげなソラに、ロワールは訊ねた。

「ロワール、もっと……」

 ソラが吐息と共に告げると、ロワールの淡いグリーンの目が笑った。

「もっと、おっぱいを舐めてほしいの?」

「ん……っ」

「いいよ……」

 ロワールは、片方の乳首をまるごと口に含んでしゃぶりついた。

「あっ! ……あっ、あ……っ!」

 なめらかな乳房に自ら塗った果実も、音を立てて吸っては舐め取っていく。

「僕もね、ソラのおっぱいを舐めるのは好きなんだ……、やわらかくて、敏感で、可愛い」

 もう片方の乳首に辿り着くと、ロワールはそこにも激しく吸い付いた。

「んんっ! あ、は……っ」

 果実はすっかり舐め取られてなくなり、ソラの乳首にはロワールの唾液が絡んでは音を立てていた。
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