ここは地下楽園ミデル 01.樹木の妖精ロワール

貴船きよの

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2,黄色いりんごの樹の下で

2-5

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 ソラはロワールと過ごしながら、自分の幸せな気分が森を豊かにしていく様を目の当たりにしていた。

 枯れていた草はたちまち甦り、木々の緑には艶が増し、枝の先には青く若い果実が実る。

 ソラは、ロワールと触れ合うことにも慣れていった。

 ロワールのすることに乱暴なことはなく、彼はソラを気持ちよくさせることを楽しんでいるのだとわかると、ソラもロワールを気楽に受け入れるようになったのだった。


「ソラ……」

 ソラをりんごの樹に寄りかかるように座らせると、ロワールは地面に膝をついて唇を寄せた。

 ソラは、ロワールのキスを当然のように受け入れる。

「ん……」

 ロワールの舌と吐息が入り込んでも、ソラは安心感をおぼえていた。 

 ロワールは唇を頬から耳へと移動し、小さいキスを落としていきながら、触れた胸をやさしく揉んだ。

「あ……っ」

「服を隔てているのがもどかしい……、直に、ソラに触りたい……」

 ロワールはソラの上半身の服を脱がせ、やわらかい乳房を両手で包み込む。

「ソラの胸は、白いパンみたいにふわふわだね……」

「ん……っ」

 すると、ロワールは地面に落ちていた熟しきったりんごの実に目を留めた。

 ロワールはその一つに手を伸ばし、破れていた皮の間に指を差し込む。

 ロワールの二本の指はやわらかい果実に埋まり、引き抜いてみると、とろとろになっている実が指の根元まで絡め取られた。

「ソラ、舐めて……?」

 黄金色のつややかな果実がまとわりついたロワールの人差し指と中指を、ソラは口に含む。 

「ん……、甘い……」

「ソラの表情、エッチだよ……」

 ソラがロワールの指をきれいにしようと舌を動かすと、とろりとした黄金色の果実が胸にこぼれた。

「ソラの胸にりんごのジャムを塗ったみたいだね」

 ロワールは、それを舌で舐めて吸い取ってしまった。

「あっ……」

「もっと、塗ってみようか」

「え……」

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