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3,通じあう想い
3-6
しおりを挟むロワールは後ろからソラの胸へと手を伸ばし、かたくなっていた乳首を指先で擦った。
「あぁっ! あっ、ロワール、それ……っ」
「気持ちいいよね……。それに、こっちの手には、ソラのジュースがついている。見て……」
ロワールは、胸の先端から、指をゆっくりと離す。
「僕の指と、ソラの乳首の間で、ソラのジュースが糸を引くよ……」
細い粘性の糸が、ランプの灯りをわずかに受けてぬらりと光った。
ソラは、その光景に頬を赤らめる。
「あ……、や、やだ……っ」
言葉では照れているものの、拒絶する様子のないソラに、ロワールは背後から囁いた。
「乳首に擦りつけて、ぬるぬるにしてあげるね……」
ロワールはその指先をソラの乳首に押しつけ、ペニスではソラのなかを責め立てた。
「あぁっ、あっ、あっ! やぁ……っ!」
ペニスは浅いところをずりずりと擦りながら、乳首はつままれたり乳房の膨らみのなかへ押し込まれたりした。
ソラは体がどんどん昂ぶり、呼吸も荒くなった。
「ソラ……、こっちは……?」
ロワールの手が、ソラの股間へと移る。
すると、ロワールは充血したクリトリスを指先でこねた。
「やぁっ! あぁっ!」
「クリトリスを触られるのも、ソラは好きだよね……」
「あぁっ、あっ! やっ、イっちゃう……っ!」
激しく反応するソラの背中には、ロワールの興奮した息遣いが触れる。
「あぁ……っ! ソラのなか、すごく締まる……っ」
ソラの反応につられたロワールは、さらに腰を打ちつけた。
「あ、あ、あぁ……っ!!」
ソラは体を大きくびくりとさせ、ロワールのペニスを咥え込みながら達した。
ロワールは、ソラの余韻がペニスを包み込んでいるのを感じていた。
「ソラ、イッたね……」
脱力するソラから、ロワールはゆっくりとペニスを抜く。
そして体を起こすと、ソラの頭を枕にのせ、仰向けに寝かせた。
「気持ち、よかった……」
大きな枕に沈み込んだぼうっとする頭で、ソラはどうにか答えた。
「そうみたいだね。僕も、ソラにイかせてほしいな……」
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