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3,通じあう想い
3-7
しおりを挟むソラが自分の足元へと視線を向けると、ロワールの引き締まった体がランプに照らされて陰影をつくっていた。
さらに視線を下げれば、まだ解放を許されていない膨張したペニスが天井を向いている。
ロワールはソラの両脚の間に入り込むと、その今にも暴発しそうな肉棒を入り口に当てがった。
「入れるね……」
ロワールの太いペニスがぬるりと進入したかと思うと、ソラは一気に半分ほどを飲み込んだ。
「ん、あ……っ」
みっちりと咥え込んだロワールのペニスの感覚が、ソラにはわかる。
じんじんとした彼特有の“癒やし”を伝えながら、熱をもった塊を捻じ込んでくるのだ。
「ソラ……」
ロワールの唇が降りてきたかと思うと、ソラの唇や舌をついばむように味わった。
ただでさえ妖精の力で快感が増しているのに、視界に映るロワールはますます魅力的で、ソラは身も心もとろけそうになる。
ロワールは、うっとりと浸るソラの表情に気づき、腰をゆるゆると動かした。
「あっ、……あっ、あ……っ」
キスの合間に漏れる嬌声に、ロワールは目を細めて言った。
「生のペニスで突かれるのは、どう? 好きになってくれたかな……」
相変わらず直球で訊ねてくるロワールに、ソラは視線を逸らすと、頬を赤らめながらも正直に答えた。
「……うん」
「そっか。嬉しいな……」
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