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1章
46話 死にたいらしいな
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『露店商品が売り切れました、売上金を回収してください』
裁縫ギルドのチュートリアルを受け、縫い針を貰った所でアナウンスが私に響く。せめて裁縫関係終わった後にそのアナウンスは欲しかった。
いや、まあすぐ売れるのは全然かまわないのだが、こんなすぐに売れるもんかね、興味そそる様に仕向けたのは私だけど。
「やる事やったら回収しないとね」
ちなみに裁縫ギルドの受付にいるのは鍛冶と違って温和な婆さんがいた。暖炉の前で揺れる椅子に座りながらゆっくりマフラーとかそういうのを編んでいるような人物だった。こんなに当たり障りのない良い婆さんってそんなにいないよね。とりあえず回収は後にしておき、裁縫でやろうとしてた事をする。
採取のついでに回収していた麻紐だ。勿論レシピはいつも通りのあれ。
レシピ:裁縫入門
詳細:まずは簡単なお裁縫から
で、此処に記載さている麻紐だが、麻の繊維をより纏めていくというのがリアルでのものだが、T2Wではお馴染みの簡単ゲーム処理で素材を消費して、糸が作られる。レシピ判明してるものは大体この処理で済むので簡単だ。
名称:麻糸(質1)
詳細:麻を糸状にしたもの 品質により強度が上がる
よし、これで防具を作る事も出来るし、用途も色々使えるだろう、とりあえず裁縫はこの辺りにして、回収しに行こう。本格的にやるのはまた今度。
「それにしても全部買うなんて奇特な奴もいるもんね」
隠れ家的な所に仕込んだ露店に来て確認を始める。プライバシーとかもあるので誰の出店かは分かるが、購入した人物が誰かまでは分からない。売上の一覧はあるので何が何個買われて、幾ら売り上げたというのは確認できる。しかし今回に関してはいきなり全部購入されている。理由は分からないが、せっかく買うなら全部買っておこうって事だろうか。
「ま、私はいいんだけど」
売上金を回収してほくほく顔、いつになく楽しそうな顔をしながら店を閉める。とりあえずまた木工とか他の何かを売りに出すとき以外はこの露店を使う事はなさそうだが。
メニューを開きながら裏路地を出て鍛冶ギルドの方へと歩き出す。これで鉄パイプのレシピが手に入るし、ロックラック狩りの時に必要なHPポーションも買える。それにしても黒色火薬、麻薬みてえな価格で取引されるな。まあ、そろそろ目処が立ってるから売りに出すのはこの一回で終わりそうだけど。
そうして鍛冶ギルドで目的の鉄板、鉄パイプ、ついでに針金の3種類のレシピを購入しておく、合計22,500Z(ゼニー)なり。
レシピ:鉄板
詳細:鉄の叩いて伸ばして板状にした物 使い道色々
レシピ:鉄パイプ
詳細:鉄板を丸めて筒状にした物 精度は品質依存
レシピ:針金
詳細:金属類を細く糸状にしたもの 精度は品質依存
うんうん、これで大分近づいたし、黒色火薬が使える武器が増える。っていうか武器とか防具じゃなくて工材とか建材が多いな。そういえば釘丸太とか存在してたしないわけではないんだよな。
で、肝心の鉄パイプだが、工程として。
1:鉄延べ棒を加工し鉄板化
2:鉄板を加工して鉄パイプ化
この二つだけでいいので非常に簡単だ。ただし、問題として鉄パイプだけは鍛冶ギルドでの生産に限定されていた。多分移動用の炉と金敷じゃ生産出来ないのだろう。専門施設が必要で出先じゃ必要道具が足りないって事だろう。この辺も移動式なんたらとかが手に入ったらギルドに行かなくてもよさそうだが。
「って事で、あっ!という間に作れたわけで」
名称:鉄パイプ(質2)
詳細:筒状になった鉄 品質により歪さが変動
とりあえず5本作ったわけだが、質が低いので結構がたがた。それでも円筒型になっているのでまずまずではある。
「んー……試しに一本作ってみるかな」
手に入れた鉄パイプをさらに加工して片側の底を塞ぐ。熱して叩いて片側を潰して完了。この位の動作であればすぐに出来る。
で、必要な物を道具屋に行ってさらに購入しに行く。
今回購入するものは油と紙とにかわだ。そういえば縄も裁縫で一緒に作っておけばよかった。あとHPポーションも補充してと。
名称:紙
詳細:普通紙 サイズはA4
名称:油
詳細:主にカンテラの燃料 ただ用途は色々
名称:にかわ
詳細:動物から抽出する接着剤
紙は100Z、油は200Z、にかわは300Z。それぞれ金があるから5個ずつ。縄の方は2本購入。
よし、これであらかた用意できたし、準備完了だ。とりあえず爆発と言えば錬金なので錬金ギルドに来てから作業を進める。まあ、運営がちゃんと修正しているだろうし、此処では爆発しないだろうけど。
まず紙の上に黒色火薬を一直線になる様に薄く敷いてから紙で棒状にして包む。で、包んだものを油をしみ込ませた麻糸を巻きつけるとするが、一応乾燥状態にしておきたいので錬金を使って乾燥処理。しっとりとした麻糸を火薬を巻いた紙に巻き付けて被膜する。これで導火線の完成だ。ちょっとオリジナル要素も入ってるし、うまくいくかは分からないが。
名称:導火線
詳細:紙巻き火薬を油のしみ込んだ麻糸で被膜したもの
製作者:アカメ
よし、後はパイプに黒色火薬と石を交互に詰める。で、その次にやる事は圧縮し密閉するわけだが、そこまでの技術はないので火薬が溢れない様に2重にした紙を蓋代わりにし、導火線をその蓋に突き刺した状態にしたうえでぎゅうぎゅうと手で圧縮を掛け、十分に固まったら導火線にしみ込まない様に注意してにかわで蓋をする。そうして最後に錬金を使って乾燥処理でにかわを固める。
パイプに詰めたものと導火線に使用した合計黒色火薬17g、単純価格17万のパイプ爆弾が完成する。
名称:パイプ爆弾
詳細:黒色火薬17gの手製爆弾
製作者:アカメ
出来るとは思っていたが、銃より先に手を出すべきものじゃないな……しかも威力が分からん。30gで私のHP全部吹っ飛んで爆死するがダメージがどれくらい食らったかは分からない。単純に2分の1だしHP20位はダメージは食らうだろう。どっちにしろT2W初の爆弾ではあるな。まあ実験だよ、どうせロックラック倒しに行く予定だったし、それの対切り札として使えればいいかな?
「うん、まあ試作品だからやってみないとなあ……」
出来上がったパイプ爆弾をインベントリに仕舞い、とりあえず一息。とりあえず爆発事故が起きなかっただけ良しとしよう。
「そういえば火を付ける道具も買っておかないと」
錬金ギルドを出て、また道具屋に。
行ったり来たり忙しいが、とりあえずロックラックを狩りに行ける準備は整ったし火付けの道具を手に入れたら早速向かおう。
「で、何であんたと一緒にいるのかしらね?」
暗闇洞窟の入口にいるわけだが、隣にはシェパード顔の獣人がいる。まさか道具屋で遭遇するとは思っていなかったけど……そういえば最初に会った時も道具屋だった。
「ええ、実は貴女を探していたんですよ。これ、売ってたでしょう?」
黒色火薬3gの包みを私に渡してくる。
「あんたが買ってたとはね……で、どうしたいの?」
「ここの攻略を一緒に行かせてくれるなら返しますよ」
犬顔でにっこりと笑いかけてくる。どれだけ私の事気に入ってるんだこいつは。
顔を手で覆い深くため息を付く。融通が利かないし、堅物騎士だってのも散々知ってる。で、なおかつ有名プレイヤーと一緒にいるのはかなり危ないと言うか、例のブツが使えない。
「ああ、まったく……いい?私は戦力にならないわよ」
「大丈夫ですよ、幾ら火力が出なくても1ダメージを延々殴れば倒せますし、それを維持できる程の前線組メインタンクですから」
「あと一つ、見た事は絶対に口外しない、いいわね」
「騎士道に誓って」
片手剣を体の前でぴしっと構えて此方を見てくる。堅物騎士なだけあってこういった約束はちゃんと守ってくれるだろう。じゃないとこんな風にはならないだろう。
「あんた此処、攻略したことあるんでしょ?」
「ええ、ありますよ、βの時ですけどね」
「とりあえずバットの群生地まで行くわよ」
「御意」
まったく、調子の狂う相手だよ。
裁縫ギルドのチュートリアルを受け、縫い針を貰った所でアナウンスが私に響く。せめて裁縫関係終わった後にそのアナウンスは欲しかった。
いや、まあすぐ売れるのは全然かまわないのだが、こんなすぐに売れるもんかね、興味そそる様に仕向けたのは私だけど。
「やる事やったら回収しないとね」
ちなみに裁縫ギルドの受付にいるのは鍛冶と違って温和な婆さんがいた。暖炉の前で揺れる椅子に座りながらゆっくりマフラーとかそういうのを編んでいるような人物だった。こんなに当たり障りのない良い婆さんってそんなにいないよね。とりあえず回収は後にしておき、裁縫でやろうとしてた事をする。
採取のついでに回収していた麻紐だ。勿論レシピはいつも通りのあれ。
レシピ:裁縫入門
詳細:まずは簡単なお裁縫から
で、此処に記載さている麻紐だが、麻の繊維をより纏めていくというのがリアルでのものだが、T2Wではお馴染みの簡単ゲーム処理で素材を消費して、糸が作られる。レシピ判明してるものは大体この処理で済むので簡単だ。
名称:麻糸(質1)
詳細:麻を糸状にしたもの 品質により強度が上がる
よし、これで防具を作る事も出来るし、用途も色々使えるだろう、とりあえず裁縫はこの辺りにして、回収しに行こう。本格的にやるのはまた今度。
「それにしても全部買うなんて奇特な奴もいるもんね」
隠れ家的な所に仕込んだ露店に来て確認を始める。プライバシーとかもあるので誰の出店かは分かるが、購入した人物が誰かまでは分からない。売上の一覧はあるので何が何個買われて、幾ら売り上げたというのは確認できる。しかし今回に関してはいきなり全部購入されている。理由は分からないが、せっかく買うなら全部買っておこうって事だろうか。
「ま、私はいいんだけど」
売上金を回収してほくほく顔、いつになく楽しそうな顔をしながら店を閉める。とりあえずまた木工とか他の何かを売りに出すとき以外はこの露店を使う事はなさそうだが。
メニューを開きながら裏路地を出て鍛冶ギルドの方へと歩き出す。これで鉄パイプのレシピが手に入るし、ロックラック狩りの時に必要なHPポーションも買える。それにしても黒色火薬、麻薬みてえな価格で取引されるな。まあ、そろそろ目処が立ってるから売りに出すのはこの一回で終わりそうだけど。
そうして鍛冶ギルドで目的の鉄板、鉄パイプ、ついでに針金の3種類のレシピを購入しておく、合計22,500Z(ゼニー)なり。
レシピ:鉄板
詳細:鉄の叩いて伸ばして板状にした物 使い道色々
レシピ:鉄パイプ
詳細:鉄板を丸めて筒状にした物 精度は品質依存
レシピ:針金
詳細:金属類を細く糸状にしたもの 精度は品質依存
うんうん、これで大分近づいたし、黒色火薬が使える武器が増える。っていうか武器とか防具じゃなくて工材とか建材が多いな。そういえば釘丸太とか存在してたしないわけではないんだよな。
で、肝心の鉄パイプだが、工程として。
1:鉄延べ棒を加工し鉄板化
2:鉄板を加工して鉄パイプ化
この二つだけでいいので非常に簡単だ。ただし、問題として鉄パイプだけは鍛冶ギルドでの生産に限定されていた。多分移動用の炉と金敷じゃ生産出来ないのだろう。専門施設が必要で出先じゃ必要道具が足りないって事だろう。この辺も移動式なんたらとかが手に入ったらギルドに行かなくてもよさそうだが。
「って事で、あっ!という間に作れたわけで」
名称:鉄パイプ(質2)
詳細:筒状になった鉄 品質により歪さが変動
とりあえず5本作ったわけだが、質が低いので結構がたがた。それでも円筒型になっているのでまずまずではある。
「んー……試しに一本作ってみるかな」
手に入れた鉄パイプをさらに加工して片側の底を塞ぐ。熱して叩いて片側を潰して完了。この位の動作であればすぐに出来る。
で、必要な物を道具屋に行ってさらに購入しに行く。
今回購入するものは油と紙とにかわだ。そういえば縄も裁縫で一緒に作っておけばよかった。あとHPポーションも補充してと。
名称:紙
詳細:普通紙 サイズはA4
名称:油
詳細:主にカンテラの燃料 ただ用途は色々
名称:にかわ
詳細:動物から抽出する接着剤
紙は100Z、油は200Z、にかわは300Z。それぞれ金があるから5個ずつ。縄の方は2本購入。
よし、これであらかた用意できたし、準備完了だ。とりあえず爆発と言えば錬金なので錬金ギルドに来てから作業を進める。まあ、運営がちゃんと修正しているだろうし、此処では爆発しないだろうけど。
まず紙の上に黒色火薬を一直線になる様に薄く敷いてから紙で棒状にして包む。で、包んだものを油をしみ込ませた麻糸を巻きつけるとするが、一応乾燥状態にしておきたいので錬金を使って乾燥処理。しっとりとした麻糸を火薬を巻いた紙に巻き付けて被膜する。これで導火線の完成だ。ちょっとオリジナル要素も入ってるし、うまくいくかは分からないが。
名称:導火線
詳細:紙巻き火薬を油のしみ込んだ麻糸で被膜したもの
製作者:アカメ
よし、後はパイプに黒色火薬と石を交互に詰める。で、その次にやる事は圧縮し密閉するわけだが、そこまでの技術はないので火薬が溢れない様に2重にした紙を蓋代わりにし、導火線をその蓋に突き刺した状態にしたうえでぎゅうぎゅうと手で圧縮を掛け、十分に固まったら導火線にしみ込まない様に注意してにかわで蓋をする。そうして最後に錬金を使って乾燥処理でにかわを固める。
パイプに詰めたものと導火線に使用した合計黒色火薬17g、単純価格17万のパイプ爆弾が完成する。
名称:パイプ爆弾
詳細:黒色火薬17gの手製爆弾
製作者:アカメ
出来るとは思っていたが、銃より先に手を出すべきものじゃないな……しかも威力が分からん。30gで私のHP全部吹っ飛んで爆死するがダメージがどれくらい食らったかは分からない。単純に2分の1だしHP20位はダメージは食らうだろう。どっちにしろT2W初の爆弾ではあるな。まあ実験だよ、どうせロックラック倒しに行く予定だったし、それの対切り札として使えればいいかな?
「うん、まあ試作品だからやってみないとなあ……」
出来上がったパイプ爆弾をインベントリに仕舞い、とりあえず一息。とりあえず爆発事故が起きなかっただけ良しとしよう。
「そういえば火を付ける道具も買っておかないと」
錬金ギルドを出て、また道具屋に。
行ったり来たり忙しいが、とりあえずロックラックを狩りに行ける準備は整ったし火付けの道具を手に入れたら早速向かおう。
「で、何であんたと一緒にいるのかしらね?」
暗闇洞窟の入口にいるわけだが、隣にはシェパード顔の獣人がいる。まさか道具屋で遭遇するとは思っていなかったけど……そういえば最初に会った時も道具屋だった。
「ええ、実は貴女を探していたんですよ。これ、売ってたでしょう?」
黒色火薬3gの包みを私に渡してくる。
「あんたが買ってたとはね……で、どうしたいの?」
「ここの攻略を一緒に行かせてくれるなら返しますよ」
犬顔でにっこりと笑いかけてくる。どれだけ私の事気に入ってるんだこいつは。
顔を手で覆い深くため息を付く。融通が利かないし、堅物騎士だってのも散々知ってる。で、なおかつ有名プレイヤーと一緒にいるのはかなり危ないと言うか、例のブツが使えない。
「ああ、まったく……いい?私は戦力にならないわよ」
「大丈夫ですよ、幾ら火力が出なくても1ダメージを延々殴れば倒せますし、それを維持できる程の前線組メインタンクですから」
「あと一つ、見た事は絶対に口外しない、いいわね」
「騎士道に誓って」
片手剣を体の前でぴしっと構えて此方を見てくる。堅物騎士なだけあってこういった約束はちゃんと守ってくれるだろう。じゃないとこんな風にはならないだろう。
「あんた此処、攻略したことあるんでしょ?」
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まったく、調子の狂う相手だよ。
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