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20章
551話 撃たなきゃ当たらないでしょ
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ウラン高騰からの核開発競争に発展、ワールド全体、そこら銃で核を撃ちまくり、どこもかしこも放射能汚染、地形は変わり、モンスターは吹き飛び、荒廃した世界には肩パッドに棘を付け、食料一つで戦争になる上に、T2Wのゲームが完全にどこぞの暗殺拳を使って悪党をぶちのめし、歩く死体と緑色のミュータントが闊歩するとんでもない世界に。
「なるわけないんだよなあ」
材料が高騰して、作れるのも私とアオメの所にいる開発部の連中だけ。しかも後者は別に爆発物を作るのには興味が無いので戯れに作った奴だから特にこれと言った事はなし。そもそも劣化ウラン弾を作るために使ったものだから行程としては完全に逆。そしてあの後、もう1発作って物好きな商人相手に核爆弾を売りつけてみたのだが、流石にやばいレベルの金額で購入って訳もなく、2発で効果が実証できないと価格が決められないと言われたのであんまり稼ぎにならなかった。どこぞのゲームじゃぼんぼん核のスイッチ押しまくって効率重視になるってのになあ。
「博打な商品に金掛けるわけにもいかんからなあ」
そんな事を思いつつウサ銃に弾を込めつつ、自分の視線の先にいる連中を見て一息。こういう膠着状態の時にこそ爆発物が良いんだけど、最近は爆発物ばっかり使うのもワンパターンだし、コスト的にもあんまりよろしくない。いい加減グレネードランチャーの開発でもしようかな。
「ちょっと、雇った分は仕事してください!」
「はいはい、分かってます分かってます」
ウサ銃の装填を終えたら遮蔽物から横に移動を開始する。雇われってのは仕方ない事だな。飛んでくる魔法を遮蔽で受け止めながらちらちらと向こうの出方を見つつタイミングを計る。
「魔法使いってのはどうも苦手なんだよなあ……距離をとっても詰めてもそこそこ厄介だし」
飛んでくる火の玉が一つ。咄嗟に伏せて回避すると着弾した所に火柱上がる。こういうのが多いから厄介なんだよなあ……気軽に派手で強いって言うんだから人気になるものもわかる。そういえば火球系が多いんだよな。雷、氷、風、土、光、闇、後何だったかな……それぞれタイプ別であったと思うんだけど、対策がそれぞれあるってのもなあ。
『全員攻撃!左右からの弾幕厚く!』
ああ、もうわかってる分かってるっての……気軽に対人戦の助っ人なんて受けるんじゃなかったよ。とりあえず一通りの攻撃が収まったのを確認したらウサ銃で射撃。2、3度響く銃声からやけに高音が響いて阻まれる。魔法使いってのはこういうのもあるから嫌なんだよなあ。どっちかって言うとヒーラー系の職が多いんだけど。
「障壁か、あれもガンナーの敵なんだよな」
ウサ銃は3発しか入れられないので撃ち切ったらさっさと引っ込んでガンベルトから銃弾を抜いてじゃきじゃきと入れながらどうするかを考える。こういうのは大体正方形か長方形の形をしたものが多いから、障壁外から撃ち込んで銃弾をどうにか直撃させなきゃならん。この辺も連続攻撃できる武器じゃないと相性悪すぎよね。
「やるかな」
さっきまで爆発物がどうとか言っていたが、結局こういう時に頼りになるのはグレネードになるのよね。まあ、やっぱり持っていないから、どうにか視界を防いで、そこから射撃を入れて……。
『そこの!攻撃が手ぬるいぞ!』
『はいはい、分かってますって』
こうやってこき使われるのも結構新鮮。難儀なもんだよね、そこそこ有名なせいもあって期待されるし、火力も出さないといけない。団体戦の闘技場なんてまったくもって触ってなかったコンテンツをこんな事で触る羽目になるとは。
「なるわけないんだよなあ」
材料が高騰して、作れるのも私とアオメの所にいる開発部の連中だけ。しかも後者は別に爆発物を作るのには興味が無いので戯れに作った奴だから特にこれと言った事はなし。そもそも劣化ウラン弾を作るために使ったものだから行程としては完全に逆。そしてあの後、もう1発作って物好きな商人相手に核爆弾を売りつけてみたのだが、流石にやばいレベルの金額で購入って訳もなく、2発で効果が実証できないと価格が決められないと言われたのであんまり稼ぎにならなかった。どこぞのゲームじゃぼんぼん核のスイッチ押しまくって効率重視になるってのになあ。
「博打な商品に金掛けるわけにもいかんからなあ」
そんな事を思いつつウサ銃に弾を込めつつ、自分の視線の先にいる連中を見て一息。こういう膠着状態の時にこそ爆発物が良いんだけど、最近は爆発物ばっかり使うのもワンパターンだし、コスト的にもあんまりよろしくない。いい加減グレネードランチャーの開発でもしようかな。
「ちょっと、雇った分は仕事してください!」
「はいはい、分かってます分かってます」
ウサ銃の装填を終えたら遮蔽物から横に移動を開始する。雇われってのは仕方ない事だな。飛んでくる魔法を遮蔽で受け止めながらちらちらと向こうの出方を見つつタイミングを計る。
「魔法使いってのはどうも苦手なんだよなあ……距離をとっても詰めてもそこそこ厄介だし」
飛んでくる火の玉が一つ。咄嗟に伏せて回避すると着弾した所に火柱上がる。こういうのが多いから厄介なんだよなあ……気軽に派手で強いって言うんだから人気になるものもわかる。そういえば火球系が多いんだよな。雷、氷、風、土、光、闇、後何だったかな……それぞれタイプ別であったと思うんだけど、対策がそれぞれあるってのもなあ。
『全員攻撃!左右からの弾幕厚く!』
ああ、もうわかってる分かってるっての……気軽に対人戦の助っ人なんて受けるんじゃなかったよ。とりあえず一通りの攻撃が収まったのを確認したらウサ銃で射撃。2、3度響く銃声からやけに高音が響いて阻まれる。魔法使いってのはこういうのもあるから嫌なんだよなあ。どっちかって言うとヒーラー系の職が多いんだけど。
「障壁か、あれもガンナーの敵なんだよな」
ウサ銃は3発しか入れられないので撃ち切ったらさっさと引っ込んでガンベルトから銃弾を抜いてじゃきじゃきと入れながらどうするかを考える。こういうのは大体正方形か長方形の形をしたものが多いから、障壁外から撃ち込んで銃弾をどうにか直撃させなきゃならん。この辺も連続攻撃できる武器じゃないと相性悪すぎよね。
「やるかな」
さっきまで爆発物がどうとか言っていたが、結局こういう時に頼りになるのはグレネードになるのよね。まあ、やっぱり持っていないから、どうにか視界を防いで、そこから射撃を入れて……。
『そこの!攻撃が手ぬるいぞ!』
『はいはい、分かってますって』
こうやってこき使われるのも結構新鮮。難儀なもんだよね、そこそこ有名なせいもあって期待されるし、火力も出さないといけない。団体戦の闘技場なんてまったくもって触ってなかったコンテンツをこんな事で触る羽目になるとは。
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