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摘まれたいのっ!
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湖畔ピクニックから数日。
あの日を境に、
ヴィンセントは、さらに甘くなった。
そして私たちは、
くっ付くのが当たり前になった。
肩が触れる距離。
指が絡む距離。
息が混じる距離。
そのどれもが自然で、
もう、離れる理由を探す方が難しい。
「……ヴィンの香り。すごく好き」
思わず、顔を埋めてしまう。
くんくん。
包み込むような匂い。
香水なのか、それとも彼自身の体温なのか。
判別できない、その曖昧さが、たまらなくいい。
すはー。
すはー。
……にちゃあ。
口元が、緩んだ。
――はっ。
いけない。
こんな変態行為がバレたら、幻滅されちゃう。
そっと顔を上げると、
ヴィンセントが、にやにやしていた。
「もう俺の香りは堪能しないのか?」
きゃー。
完全に、バレてる。
「……こほん。とても……とても良い香りでしたわ」
素直に認めれば、
また嗅いでもいい、よね?
そう思った瞬間、
ヴィンセントの瞳が、ふっと細くなる。
ゾクリ。
そんな目で見ないで。
胸が上下して、
私の淡いピンクが、自己主張してしまう。
ねぇ。
よくあるじゃない?
口付けが、深くなれば。
次は、乳もみもみ。
乳マッサージって言い訳つければいい?
――どうやったら。
どうやったら、
転がして、摘んで、嬲ってくれるの?
その日も、
忙しそうなヴィンセントとは、夕方過ぎにほんの少しだけ。
彼の馬車を見送る背中が、
やけに遠く見えた。
……
私室。
机を叩く。
ドン。
「……摘まれたい!!」
「手を痛めてしまいます。見せてくださいませ」
侍女が、私の手を取る。
……赤い。
少し、赤くなっていた。
「ねぇ。どうやったら、きゅっと摘んでくれると思う?」
一瞬の沈黙。
「……それは、上ですか? 下の豆を、ですか?」
ハッとした。
摘む場所、
いち、に、さん。
三つもある。
「やだ……いっぱい摘める……」
ドキドキ。
「摘まれたからといって、すぐに気持ち良いわけではございませんよ?」
「そ、そうなの?」
「……残念ながら。気持ちが追いついていないと、ただの痛みです」
……この侍女、すごすぎる。
雇ってくれた両親に、
心の中で深く感謝した。
「では、どうすれば?」
「下着を纏わず、布の上から擦れるのがよろしいかと」
直接じゃない。
擦る。
擦れる……立つ。
ヴィンセントに、擦り当てて。
彼を感じることを、ゴールにする。
「……あなた、天才ね!」
いける。
これは、いける気がする。
さり気なく擦れれば、主張する。
それに気付いたヴィンセントが、
――指で。
カリッ。
摘んでくれる。
私は、拳を強く握った。
やれる。
私は、やれる。
問題は、場所。
……密室じゃないと、ダメよね。
そうよ
ならあそこしかないじゃない!!
待っていて!
私のヴィンセント!
必ず…摘まれてみせるわ!!
あの日を境に、
ヴィンセントは、さらに甘くなった。
そして私たちは、
くっ付くのが当たり前になった。
肩が触れる距離。
指が絡む距離。
息が混じる距離。
そのどれもが自然で、
もう、離れる理由を探す方が難しい。
「……ヴィンの香り。すごく好き」
思わず、顔を埋めてしまう。
くんくん。
包み込むような匂い。
香水なのか、それとも彼自身の体温なのか。
判別できない、その曖昧さが、たまらなくいい。
すはー。
すはー。
……にちゃあ。
口元が、緩んだ。
――はっ。
いけない。
こんな変態行為がバレたら、幻滅されちゃう。
そっと顔を上げると、
ヴィンセントが、にやにやしていた。
「もう俺の香りは堪能しないのか?」
きゃー。
完全に、バレてる。
「……こほん。とても……とても良い香りでしたわ」
素直に認めれば、
また嗅いでもいい、よね?
そう思った瞬間、
ヴィンセントの瞳が、ふっと細くなる。
ゾクリ。
そんな目で見ないで。
胸が上下して、
私の淡いピンクが、自己主張してしまう。
ねぇ。
よくあるじゃない?
口付けが、深くなれば。
次は、乳もみもみ。
乳マッサージって言い訳つければいい?
――どうやったら。
どうやったら、
転がして、摘んで、嬲ってくれるの?
その日も、
忙しそうなヴィンセントとは、夕方過ぎにほんの少しだけ。
彼の馬車を見送る背中が、
やけに遠く見えた。
……
私室。
机を叩く。
ドン。
「……摘まれたい!!」
「手を痛めてしまいます。見せてくださいませ」
侍女が、私の手を取る。
……赤い。
少し、赤くなっていた。
「ねぇ。どうやったら、きゅっと摘んでくれると思う?」
一瞬の沈黙。
「……それは、上ですか? 下の豆を、ですか?」
ハッとした。
摘む場所、
いち、に、さん。
三つもある。
「やだ……いっぱい摘める……」
ドキドキ。
「摘まれたからといって、すぐに気持ち良いわけではございませんよ?」
「そ、そうなの?」
「……残念ながら。気持ちが追いついていないと、ただの痛みです」
……この侍女、すごすぎる。
雇ってくれた両親に、
心の中で深く感謝した。
「では、どうすれば?」
「下着を纏わず、布の上から擦れるのがよろしいかと」
直接じゃない。
擦る。
擦れる……立つ。
ヴィンセントに、擦り当てて。
彼を感じることを、ゴールにする。
「……あなた、天才ね!」
いける。
これは、いける気がする。
さり気なく擦れれば、主張する。
それに気付いたヴィンセントが、
――指で。
カリッ。
摘んでくれる。
私は、拳を強く握った。
やれる。
私は、やれる。
問題は、場所。
……密室じゃないと、ダメよね。
そうよ
ならあそこしかないじゃない!!
待っていて!
私のヴィンセント!
必ず…摘まれてみせるわ!!
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