31 / 125
31 王都の食堂
しおりを挟む
「お姉ちゃん、私王都の食堂というところで料理を食べてみたいの! 騎士さん達が言ってたんだ。有名なお店があるらしいんだ」
「じゃあ、エサイアス様に言ってみようか。エサイアス様の許可が出ればそこで食事をしましょう」
私たちは生成りのシャツとズボン、帽子を被って玄関ホールへ向かうとエサイアス様もラフな格好をしていた。
「お待たせしました」
「いや、待っていないよ。二人ともよく似合っている。王都は治安がいいけれど、可愛い子にはちょっかいを掛ける輩も大勢いるから気を付けてほしい」
「「はい!」」
そう言うと私たちは邸を出て歩き始めた。
馬車から見る景色も新鮮だったけれど、歩いてみると見慣れない物が多くて新鮮に映り、ついキョロキョロと見まわしてしまう。
ローニャは少し不安なようで私は手をつないで歩いている。
「二人とも街まであと少しだけど、疲れたらいつでも言ってくれ」
「はい」
街の中心部に向かうにつれて人通りが多くなってくる。
今日はロキアさんからお小遣いを貰ったので何を買おうかとドキドキしながら露店を見て回っているの。
露天商の声が飛んでくる。その声に引き寄せられる人たち。野菜や果実、書籍を売る店もある。町はとても賑わっていて見ている私たちも楽しくなり、何か買いたい気持ちになってくる。
「エサイアス様、何がお勧めですか?」
「そうだね、王都名物はグァルロームという食べ物かな。グァルという動物の肉を塩漬けして燻製にしたもので大きくて日持ちのするんだ。たまにうちでもロティに乗っているだろう?」
「あれなんですね」
ローニャは先ほどまでの不安な様子は消え、目を輝かせ露店を見ている。
「私は美味しい木の実が食べたい!」
私たちはなんだかんだと雑談しながら露店街を歩いていく。
「ナーニョ嬢、ローニャ嬢、二人にこれはどうかな?」
エサイアス様は髪飾りを私たちに見せた。
「王都は職人も多いから細かな装飾を作る人が多いんだ。普段使いならこの辺はどうかな?」
「わぁ!! 可愛いっ。これ、欲しい!」
ローニャは小さな花が付いた髪飾りをとても気に入ったようだ。花の部分はガラス細工なのだろうか。
とても細かな細工がされていてとても綺麗だった。
「二人ともお目が高い。ここだけの話ですが、王太子殿下もお忍びで来て買われるのですよ」
「そうなの? 凄いねー」
「店主、二つ買うよ」
「まいどあり!」
私たちはつぶれないようにそっと鞄に入れて散策を続ける。
「エサイアス様、騎士の人たちが言っていた美味しい料理を出す食堂に行ってみたいわ!」
「ローニャ嬢が聞いたのはマーボの店のことだろうか? あそこは騎士達がよく行く店だ。私もよくあの店には行くんだ」
「美味しいの?」
ローニャは目を丸くしながら嬉しそうに聞いている。エサイアス様も笑顔で答えた。
「あぁ。ファラナ肉のステーキが美味しい。他にも色々な食べ物があるから行ってみようか」
「うん!」
エサイアス様はこっちだよと私たちを連れて歩いていく。
五分も歩かないうちに辿り着いた。入り口には大きな看板が書かれていて『マーボの店』という店の名前らしい。
私たちはワクワクしながら店に入ると、レンガ造りで長テーブルが幾つか置いてあり、空いているスペースに座って店員を呼ぶというスタイルのようだ。
昼前という事もあって人はまばらだが、私たちの後からも人が絶えず店に入ってくる。
席について壁にあるメニュー表を私はゆっくりと文字を口に出して確認しながら読みあげるけれど、ローニャはスラスラと読んでいる。
……羨ましい。
私ももっと勉強しなくちゃいけないわ。
「二人とも食べるものは決めたのかな?」
「私はバーヤ魚のパスタ! お姉ちゃんは?」
「よく分からないけど、ナー? ベナの煮込みを頼んでみるわ」
ローニャは勢いよく手を振り、店員を呼び注文した。
「どんなのがくるのかなぁ?」
ローニャはワクワクした表情で周りの様子を見ている。尻尾を出していたならきっとひょこひょこと動いていただろう。
「ローニャちゃん、本当に食べに来てくれたんだ」
声のする方に視線を向けると、そこには騎士服を着た人が三人立っていた。
どうやら先日ローニャが治療をした人たちのようだ。
私とエサイアス様に気づくと途端に彼らは畏まった状態で礼をしている。
「俺達は今、休日だから気にしなくていい」
「は、はい!」
「先日はローニャがお世話になりました。傷はしっかり治療できたでしょうか?」
「もちろんです! 僕は腕を骨折していたのですが、この通り! 昨日から仕事に復帰しています」
「私もローニャさんに治療して頂きました」
「そうだよー。このお兄さんは鼻が曲がっていて痛そうだったんだー」
「そうなんです。医務官からは治っても元の顔には戻らないと言われていたのですが、こうして治療していただいて感謝しかありません」
もう一人は同僚のようだ。
「ちゃんと治って良かったね! また美味しいお店を見つけたらローニャに教えてね!」
「わかったよ! 必ず教えるからね!」
「じゃぁね~」
挨拶をした後、彼らは少し離れた席に座った。
相変わらずローニャは世渡り上手だ。姉の私よりもずっと強かだなと思ってしまう。
素直でいい子でとても賢く強かなローニャをちょっと自慢だと思うし、羨ましくも思ってしまう。
その様子をエサイアス様がじっと見つめていたことに、私は気づいていなかった。
「お待たせしました! お熱いのでお気をつけ下さいね♪」
髪を一つに結んだ可愛い店員さんは元気よく料理を運んできた。
「お姉ちゃん、美味しそうだよ」
「そうね、お祈りをしてからいただきしましょう」
お祈りをした後、三人で料理を食べ始める。
「ここではお邸で習ったようなマナーは必要ないのですね」
「うん。ここは平民が多いお店だからね。美味しく食べられればそれでいいんだ」
「ん~おいしぃっ。お魚が美味しいよ! こんなに美味しいお魚、食べたことない」
「ローニャ、はしたないわ。詰め込みすぎよ。ゆっくり食べなさい」
「はーい。あまりに美味しくてつい興奮しちゃった」
「ほらっ、顔にソースが付いているわ」
私がローニャの口の周りを拭いていると、エサイアス様は微笑んでいた。
「エサイアス様、はしたなくてすみません」
「いや、全然かまわない。二人とも仲が良いんだなって思って。料理は美味しいか?」
「うん! とっても美味しいよ! エサイアス様連れてきてくれてありがとう」
ローニャの言葉に私ももうなずいた。
ナーニョの注文した料理はどんなものがくるのだろうかと思っていたら野菜の煮込みだった。
見慣れない丸い野菜がゴロリと入っていて、フォークを刺すとホロリと崩れ、口に入れると口当たりがよくて驚いた。少し酸味の効いたスープにロティを浸して食べていく。
「ナーニョ嬢、どうかな?」
「とっても美味しいです。このお野菜がホクホクしていて口に入れるとふわぁっと溶けていく感じが好きかも。エサイアス様、連れてきてくれてありがとうございます」
「ナーニョ嬢、喜んでくれて私も嬉しい。またみんなで食べに来よう」
私たちは初めての王都の街の散策でたくさんの刺激を受けた。
ローニャは邸に帰ってからも興奮しっぱなしでずっと話をしていたもの。
マーサは相槌を打ちながら止まることのない私とローニャの会話を聞いていた。
「じゃあ、エサイアス様に言ってみようか。エサイアス様の許可が出ればそこで食事をしましょう」
私たちは生成りのシャツとズボン、帽子を被って玄関ホールへ向かうとエサイアス様もラフな格好をしていた。
「お待たせしました」
「いや、待っていないよ。二人ともよく似合っている。王都は治安がいいけれど、可愛い子にはちょっかいを掛ける輩も大勢いるから気を付けてほしい」
「「はい!」」
そう言うと私たちは邸を出て歩き始めた。
馬車から見る景色も新鮮だったけれど、歩いてみると見慣れない物が多くて新鮮に映り、ついキョロキョロと見まわしてしまう。
ローニャは少し不安なようで私は手をつないで歩いている。
「二人とも街まであと少しだけど、疲れたらいつでも言ってくれ」
「はい」
街の中心部に向かうにつれて人通りが多くなってくる。
今日はロキアさんからお小遣いを貰ったので何を買おうかとドキドキしながら露店を見て回っているの。
露天商の声が飛んでくる。その声に引き寄せられる人たち。野菜や果実、書籍を売る店もある。町はとても賑わっていて見ている私たちも楽しくなり、何か買いたい気持ちになってくる。
「エサイアス様、何がお勧めですか?」
「そうだね、王都名物はグァルロームという食べ物かな。グァルという動物の肉を塩漬けして燻製にしたもので大きくて日持ちのするんだ。たまにうちでもロティに乗っているだろう?」
「あれなんですね」
ローニャは先ほどまでの不安な様子は消え、目を輝かせ露店を見ている。
「私は美味しい木の実が食べたい!」
私たちはなんだかんだと雑談しながら露店街を歩いていく。
「ナーニョ嬢、ローニャ嬢、二人にこれはどうかな?」
エサイアス様は髪飾りを私たちに見せた。
「王都は職人も多いから細かな装飾を作る人が多いんだ。普段使いならこの辺はどうかな?」
「わぁ!! 可愛いっ。これ、欲しい!」
ローニャは小さな花が付いた髪飾りをとても気に入ったようだ。花の部分はガラス細工なのだろうか。
とても細かな細工がされていてとても綺麗だった。
「二人ともお目が高い。ここだけの話ですが、王太子殿下もお忍びで来て買われるのですよ」
「そうなの? 凄いねー」
「店主、二つ買うよ」
「まいどあり!」
私たちはつぶれないようにそっと鞄に入れて散策を続ける。
「エサイアス様、騎士の人たちが言っていた美味しい料理を出す食堂に行ってみたいわ!」
「ローニャ嬢が聞いたのはマーボの店のことだろうか? あそこは騎士達がよく行く店だ。私もよくあの店には行くんだ」
「美味しいの?」
ローニャは目を丸くしながら嬉しそうに聞いている。エサイアス様も笑顔で答えた。
「あぁ。ファラナ肉のステーキが美味しい。他にも色々な食べ物があるから行ってみようか」
「うん!」
エサイアス様はこっちだよと私たちを連れて歩いていく。
五分も歩かないうちに辿り着いた。入り口には大きな看板が書かれていて『マーボの店』という店の名前らしい。
私たちはワクワクしながら店に入ると、レンガ造りで長テーブルが幾つか置いてあり、空いているスペースに座って店員を呼ぶというスタイルのようだ。
昼前という事もあって人はまばらだが、私たちの後からも人が絶えず店に入ってくる。
席について壁にあるメニュー表を私はゆっくりと文字を口に出して確認しながら読みあげるけれど、ローニャはスラスラと読んでいる。
……羨ましい。
私ももっと勉強しなくちゃいけないわ。
「二人とも食べるものは決めたのかな?」
「私はバーヤ魚のパスタ! お姉ちゃんは?」
「よく分からないけど、ナー? ベナの煮込みを頼んでみるわ」
ローニャは勢いよく手を振り、店員を呼び注文した。
「どんなのがくるのかなぁ?」
ローニャはワクワクした表情で周りの様子を見ている。尻尾を出していたならきっとひょこひょこと動いていただろう。
「ローニャちゃん、本当に食べに来てくれたんだ」
声のする方に視線を向けると、そこには騎士服を着た人が三人立っていた。
どうやら先日ローニャが治療をした人たちのようだ。
私とエサイアス様に気づくと途端に彼らは畏まった状態で礼をしている。
「俺達は今、休日だから気にしなくていい」
「は、はい!」
「先日はローニャがお世話になりました。傷はしっかり治療できたでしょうか?」
「もちろんです! 僕は腕を骨折していたのですが、この通り! 昨日から仕事に復帰しています」
「私もローニャさんに治療して頂きました」
「そうだよー。このお兄さんは鼻が曲がっていて痛そうだったんだー」
「そうなんです。医務官からは治っても元の顔には戻らないと言われていたのですが、こうして治療していただいて感謝しかありません」
もう一人は同僚のようだ。
「ちゃんと治って良かったね! また美味しいお店を見つけたらローニャに教えてね!」
「わかったよ! 必ず教えるからね!」
「じゃぁね~」
挨拶をした後、彼らは少し離れた席に座った。
相変わらずローニャは世渡り上手だ。姉の私よりもずっと強かだなと思ってしまう。
素直でいい子でとても賢く強かなローニャをちょっと自慢だと思うし、羨ましくも思ってしまう。
その様子をエサイアス様がじっと見つめていたことに、私は気づいていなかった。
「お待たせしました! お熱いのでお気をつけ下さいね♪」
髪を一つに結んだ可愛い店員さんは元気よく料理を運んできた。
「お姉ちゃん、美味しそうだよ」
「そうね、お祈りをしてからいただきしましょう」
お祈りをした後、三人で料理を食べ始める。
「ここではお邸で習ったようなマナーは必要ないのですね」
「うん。ここは平民が多いお店だからね。美味しく食べられればそれでいいんだ」
「ん~おいしぃっ。お魚が美味しいよ! こんなに美味しいお魚、食べたことない」
「ローニャ、はしたないわ。詰め込みすぎよ。ゆっくり食べなさい」
「はーい。あまりに美味しくてつい興奮しちゃった」
「ほらっ、顔にソースが付いているわ」
私がローニャの口の周りを拭いていると、エサイアス様は微笑んでいた。
「エサイアス様、はしたなくてすみません」
「いや、全然かまわない。二人とも仲が良いんだなって思って。料理は美味しいか?」
「うん! とっても美味しいよ! エサイアス様連れてきてくれてありがとう」
ローニャの言葉に私ももうなずいた。
ナーニョの注文した料理はどんなものがくるのだろうかと思っていたら野菜の煮込みだった。
見慣れない丸い野菜がゴロリと入っていて、フォークを刺すとホロリと崩れ、口に入れると口当たりがよくて驚いた。少し酸味の効いたスープにロティを浸して食べていく。
「ナーニョ嬢、どうかな?」
「とっても美味しいです。このお野菜がホクホクしていて口に入れるとふわぁっと溶けていく感じが好きかも。エサイアス様、連れてきてくれてありがとうございます」
「ナーニョ嬢、喜んでくれて私も嬉しい。またみんなで食べに来よう」
私たちは初めての王都の街の散策でたくさんの刺激を受けた。
ローニャは邸に帰ってからも興奮しっぱなしでずっと話をしていたもの。
マーサは相槌を打ちながら止まることのない私とローニャの会話を聞いていた。
66
あなたにおすすめの小説
追放された悪役令嬢はシングルマザー
ララ
恋愛
神様の手違いで死んでしまった主人公。第二の人生を幸せに生きてほしいと言われ転生するも何と転生先は悪役令嬢。
断罪回避に奮闘するも失敗。
国外追放先で国王の子を孕んでいることに気がつく。
この子は私の子よ!守ってみせるわ。
1人、子を育てる決心をする。
そんな彼女を暖かく見守る人たち。彼女を愛するもの。
さまざまな思惑が蠢く中彼女の掴み取る未来はいかに‥‥
ーーーー
完結確約 9話完結です。
短編のくくりですが10000字ちょっとで少し短いです。
底無しポーターは端倪すべからざる
さいわ りゅう
ファンタジー
運び屋(ポーター)のルカ・ブライオンは、冒険者パーティーを追放された。ーーが、正直痛くも痒くもなかった。何故なら仕方なく同行していただけだから。
ルカの魔法適正は、運び屋(ポーター)に適した収納系魔法のみ。
攻撃系魔法の適正は皆無だけれど、なんなら独りで魔窟(ダンジョン)にだって潜れる、ちょっと底無しで少し底知れない運び屋(ポーター)。
そんなルカの日常と、ときどき魔窟(ダンジョン)と周囲の人達のお話。
※タグの「恋愛要素あり」は年の差恋愛です。
※ごくまれに残酷描写を含みます。
※【小説家になろう】様にも掲載しています。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
【完結】召喚された2人〜大聖女様はどっち?
咲雪
恋愛
日本の大学生、神代清良(かみしろきよら)は異世界に召喚された。同時に後輩と思われる黒髪黒目の美少女の高校生津島花恋(つしまかれん)も召喚された。花恋が大聖女として扱われた。放置された清良を見放せなかった聖騎士クリスフォード・ランディックは、清良を保護することにした。
※番外編(後日談)含め、全23話完結、予約投稿済みです。
※ヒロインとヒーローは純然たる善人ではないです。
※騎士の上位が聖騎士という設定です。
※下品かも知れません。
※甘々(当社比)
※ご都合展開あり。
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します
みゅー
恋愛
乙女ゲームに、転生してしまった瑛子は自分の前世を思い出し、前世で培った処世術をフル活用しながら過ごしているうちに何故か、全く興味のない攻略対象に好かれてしまい、全力で逃げようとするが……
余談ですが、小説家になろうの方で題名が既に国語力無さすぎて読むきにもなれない、教師相手だと淫行と言う意見あり。
皆さんも、作者の国語力のなさや教師と生徒カップル無理な人はプラウザバック宜しくです。
作者に国語力ないのは周知の事実ですので、指摘なくても大丈夫です✨
あと『追われてしまった』と言う言葉がおかしいとの指摘も既にいただいております。
やらかしちゃったと言うニュアンスで使用していますので、ご了承下さいませ。
この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる