72 / 81
幕間 友の旅
05.遠い夢
しおりを挟む懐かしい夢を見た。
それはまだ地球にいた頃、高校二年生になってすぐの時のことだ。
「………」
「ちょっとシュウ、顔が怖いわよ」
腕組みをしてトントンとつま先で屋上の床を叩き、一心に校内に繋がるドアを見つめるシュウに、ベンチに座る雫が言う。
呆れ気味なその言葉に、ようやくシュウは自分の顔が極度の緊張から険しくなっていることを悟り、ハッとして表情をほぐした。
「まったく、そんな顔見たら彼、怯えるわよ?」
「……そうだよな。すまん」
「私に謝ってどうするのよ」
「……そうだよな。すまん」
「………はぁ」
ガチガチになりすぎて同じ言葉を繰り返すシュウに、また雫は嘆息する。しかし、シュウの緊張は仕方のないものであった。
日は四月六日。新一年生の入学式も兼ねた始業式を終えた二人は、この屋上でとある二人の人物が来るのを待っている。
比較的落ち着いている雫に対して、シュウは屋上に来てからかれこれ10分、ずっとこの調子だ。いつもの泰然自若とした様子は何処へやら、まったく落ち着きがない。
ガチャッ
仁王立ちするか、あるいは右往左往するかのどちらかを繰り返し、それを雫が呆れて見ていると、扉を開ける音がした。
「ちょ、なんだよそんな引っ張って」
「いいから、早く来てくださいね」
シュウはほぼ音がしたのと同時に、雫がゆっくりと振り返ると、扉を開けた主は屋上に入ってくる。
そしてそれは、ずっと待っていた人物であった。一人は瑠璃色の髪をした美しい少女。そして、もう一人は………
「屋上なんかに、何があるって……」
少女に手を引かれてやってきたその人物ーー龍人は、シュウたちを見た瞬間柔らかい表情から一転、顔を強張らせて瞠目した。
それまでなされるがままだった龍人が、扉をくぐってすぐのところで足を止める。それに感づいた少女……瑠璃は手を離し、龍人の顔を見た。
「ほら、あったでしょう?センパイが驚くようなものが」
「………ああ、確かにな」
龍人は一瞬二人のことを見ると、すぐに視線を落として答える。その暗い表情は、二人に会いたくなかった気持ちを雄弁に物語っている。
そしてそれを、シュウたちはよくわかっていた。なにせあの事件から十年以上、二人は徹底的に避けられていたのだから。
覚悟はしていたつもりだった。だが実際に対面してこのような態度を取られたことに、シュウは悲しげな顔をする。
「さあお二人とも。センパイは連れてきましたね。あとはあなた達次第ですね」
「ええ。ありがとう白井さん」
瑠璃の言葉に雫が答えて、ベンチから立ち上がる。そしてカツカツとシュウに歩み寄っていくと脇腹を肘で突いた。
呻いたシュウは、何か話しかけろという雫の目線に従って龍人を見る。だが開いた口からは何の言葉も出ず、ただおろおろとするばかり。
「ちょっと、何してるのよ。あなたが先に話すって言ってたじゃない」
「す、すまん……でもどうしても言葉が」
小声で話す二人。それに龍人は居心地悪そうに表情を歪め、まるで怯えるように……実際怯えているが……震える腕を抱いた。
今にも逃げ出しそうな龍人と、何も話し出せないシュウ。見かねた雫は一度深く溜息を吐き、仕方がなく龍人に話しかけた。
「こうして話すのは久しぶりね、龍人くん」
「……あ、ああ」
下を向いたまま、蚊の鳴くような声で返事をする龍人。無理もない、親を殺してしまった相手に、どう普通に接しろと言うのだ。
もしこの時、隣に瑠璃がいなければ龍人は何も答えず、そのまま逃げていただろう。それほどまでに、龍人の心の傷は深かった。
しかしいつまでも沈黙していてはそれも時間の問題だろうと、未だに緊張しきっているシュウに代わって雫が続けて話す。
「白井さんがこの学校に入学すると言うから、いい機会だと思ってここに連れて来させてもらったの」
「……そうか」
ちらり、と少し恨めしげな目で瑠璃を見やる龍人。それに瑠璃は涼しげな顔で微笑を浮かべた。
瑠璃を非難しても仕方がないと思った龍人は、また目線を床に落とす。あまりに情けないその姿に、雫は嘆息するしかなかった。
「人と話すときは相手の目を見て話す。お祖父様にいつも言われてないの?」
「……けど」
やや強めの口調で言うが、龍人は一向に顔を上げようとしない。そして小さな声で俺には目を合わせる資格すらない、と呟いた。
罪悪感に塗りつぶされた声音に、雫は呆れを通り越して無理やり顔を上げさせたくなりながらも、それでは逆効果だと思い直す。
「大丈夫ですよ、センパイ」
「……瑠璃?」
どうしようかと迷っていると、不意に瑠璃が龍人に微笑みかける。少し顔を上げる龍人に、瑠璃は……
「たとえセンパイが子ウサギみたいにビクビクしてるヘタレでも、私がついてますから」
このときから、瑠璃の龍人への毒舌は鋭かった。
「酷いなお前!……って、あっ」
ツッコミにかられて、龍人が顔を上げた。その隙を逃さず、雫が一歩踏み込む。たじろぐ龍人。
「やっと顔を上げたわね。まったく」
「……すまん」
「別に、怒っているわけじゃないわ」
ちょっと呆れてるけど、と付け加える雫。それにプッと瑠璃が吹き出し、龍人が先程とは別の意味でバツの悪そうな顔をした。
だがそれで多少怯えが収まったのか、龍人は二人のことを恐る恐る見る。ようやくまともに見られたことに、二人は同時に嬉しそうに微笑んだ。
「……相変わらず、仲が良いんだな」
「まあ、ね。そう言うあなたこそ、こんな可愛い後輩と仲良くしてるじゃない」
ちらりと瑠璃を一瞥する雫。文字通り神々しささえ感じる儚げな美しさを持つ瑠璃に、龍人は確かにな、と呟いた。
「いつから、瑠璃と知り合いだったんだ?」
「去年の夏あたりだ。偶然お前と街で遊んでいるのを、雫とデートしてる時に見かけてな」
時間が経って、ある程度調子を取り戻したシュウが答える。龍人が確認を取るように瑠璃を見れば、彼女はコクリと頷いた。
二人は龍人が家の中でも暗いことを彼の祖父から聞き、それなのにとても楽しそうに瑠璃といた龍人に衝撃を受けた。
なぜならそれは幼い頃、二人にも向けられていたものだったから。龍人が心から信頼している者にのみ向ける、純粋な笑顔。
それを見た二人は、諦めかけていた願いが心の奥底から再び姿を現した。
「お二人に相談されましたね。もう一度センパイの笑顔を見たいと」
「………今、なんて言った?」
呆然と聞き返す龍人。あまりに予想外のことを聞いた気がしたのだ。
「お二人に相談された、と。センパイはいよいよ難聴になりましたかね?」
「おい、わざとやってるだろ」
「あら、バレてしまいましたね」
ジト目で見る龍人に、くすりと笑う瑠璃。かつて失われた自然なそのやりとりに、シュウは少し羨ましいと内心思う。
「お二人の願い。それはまた、センパイに昔と同じ笑顔を、自分たちの前でも浮かべてもらうこと。苦しげな顔ではなく、昔と同じようにまた、笑ってもらいたい。そう言っていましたね」
「……ああ」
「……ええ」
ちなみにそのとき、シュウたちは二人の通う中学の校門の前で瑠璃が出てくるのを待っており、その頃から整っていた容姿でかなり目立った。
キッと表情を引き締めて、シュウは龍人に近づいた。そしてスッと手を差し出す。それを訝しげに見る龍人。
「龍人。もう一度、俺の親友になってくれ」
「っ!?」
龍人の反応は、まさしく劇的だった。
瞠目し、恐怖して、その場から逃げ出そうとし、しかし瑠璃がいるので不可能だとわかると、また俯く。
「……なんで、そんなこと言うんだよ」
「俺が、お前と一緒にいたいからだ。親友として、幼馴染として」
「私もよ。また昔みたいに、三人でいましょうよ」
「あら、私をお忘れですかね」
「もちろん、白井さんも一緒よ」
シュウ同様に差し出された雫の手を一瞥すると、龍人は悲痛そうな顔をした。
「無理だよ……だって俺は、お前たちの大切なものを奪ったんだから」
だからお前たちとは一緒にいることも、笑い合うことも、目を合わせることさえ俺には許されない。龍人は言外にそう言う。
龍人は、徹底的に自分を二人から遠ざけていた。本来なら一緒に行くはずだった小学校や中学もシュウたちとは遠く離れた場所にし、家の近くでも会わないようにした。
全ては、これ以上二人を傷つけないため。そして自分がまた、罪を犯さないため。それなのに二人は、自分と一緒にいたいという。
龍人の心を、言いようのない恐怖が覆っていく。それは淀んだ瘴気のように怯える龍人を蝕んでいった。
「それでいいんですかね?」
「……何?」
どんどん目から光を失っていると、不意に瑠璃がそう呟いた。龍人は緩慢な動きで顔を上げる。
「いつまでも逃げたままでいいんですかね?」
「でも俺がいたら、また二人が……」
「いい加減にしろ」
いつまでもうだうだとしている龍人に、いよいよ我慢の限界にきたシュウが襟首をつかんだ。そして至近距離で龍人の目を見る。
「あんまり甘く見んな。お前がいない間に、俺たちも努力してきた。いつまでも、何もできないガキじゃねえ」
「ええ。もしまたあなたが暴走したら、私たちが止めてあげる。私、結構強いのよ?」
それは、よく知っていた。傷つけないようにと遠ざけていたものの、龍人にとって二人は大切な幼馴染だ。
二人がそれぞれ薙刀やムエタイの大会で輝かしい成績を残していることも、強い戦士であることも小耳に挟む程度には知っている。
それでも龍人は……
「……ごめん。俺は、俺自身を信じられない」
「だったら、俺たちを信じろ」
シュウの言葉にハッとする龍人。そこにシュウはさらに畳み掛ける。
「俺たちはもう傷つかない。誰にもお前を傷つけさせもしない。だから……信じてくれ。俺たちの強さを」
シュウの瞳は、どこまでもまっすぐだった。雫を見れば、そちらも澄んだ目で自分を見ている。龍人は訳が分からなくなってきた。
「どうして、そこまで……俺はお前らを傷つけて、逃げ続けて……それなのに……」
「決まってるだろ。友達だからだ」
「友達は、決して苦しんでる友達を見捨てない。当然のことでしょ?」
その言葉に、いよいよ龍人の心は限界に達した。ガクリと膝をつき、うなだれる。屋上の床に、ポタポタと雫が落ちた。
「……………ずっと、恨まれていると思ってた。顔を見たくもないほど憎まれていると思ってた。だから二人に嫌われるのが恐くて、逃げてきた」
「龍人……」
それなのに二人は、こんな自分に信じてくれと言う。それはすなわち、自分たちも龍人を信じるということだ。それは並大抵のことではない。
「俺は……俺はどうしたら……」
「お二人の手を、とってみてはいかがでしょうか」
透き通るような瑠璃の声が、龍人の耳に届いた。涙に濡れた顔を上げる龍人の手に、瑠璃はそっと自分の手を重ねる。
「たしかにすぐには信じられないでしょうね。けれど、人とはえてしてそういうもの。未知を恐れ、その結果傷つくことを恐れる」
「………」
「例えそうだとしても、分からないならとりあえず掴んでみる方が賢明だと思いませんかね?結果がどうであれ、何もしなくては何も起こらない」
「………たしかに、そうだけど」
少し、龍人の心が明るい方に傾いた。続けて瑠璃は言う。
「それに、もし傷ついても平気ですね。その時は私がいてあげますから」
「……お前ってほんと、変な奴だな。からかったり、寄り添ってくれたり」
「知らないんですかね?女の子は気まぐれなんですよ」
悪戯げに微笑む瑠璃に、龍人は少し笑った。そうすると立ち上がり、真剣な表情でいるシュウたちを見る。
交互に二人の顔を見ると、龍人はおもむろに話し始めた。
「……俺は、怖い。俺の中にある力が大切な何かを壊すことが、すごく怖い。そんなことになるくらいなら、誰にも関わらないようにしようって、そう思う」
「龍人……」
「龍人くん……」
悲しげな顔をするシュウと雫。それはそうだ、いくら言葉で言ったって、そう簡単に心の傷が癒えることはない。
「でもお前らは、信じてくれと言った。俺にチャンスをくれた。本当なら、殺されても文句は言えないくらいなのに」
「そんなこと……!」
「俺たちはお前を恨んだりしてない!お前は何も悪くなかった!」
叫ぶシュウに、龍人は少しけおされる。しかしすぐに小さく微笑みを浮かべた。
「ありがとな……だから、こんな俺でいいのなら。二人とも、また俺の友達になってくれないか?」
そう言って、龍人は……二人に向かって、おずおずと手を差し出した。
それを見た二人はは感極まっていき、そして……
「「龍人(くん)!」」
「おわっ!?」
二人が龍人に飛びつくように抱きついた。
まさか、そんなことをされるとは思ってもみなかった龍人は二人もろとも倒れてしまう。
「よかった、よかったわ!」
「龍人、龍人ぉ!」
自分に覆いかぶさり、嬉し泣きをする二人に龍人はなんとも言えない顔をする。だがそこにはどこか、嬉しさのようなものも混じっていた。
そんな龍人の顔に影が覆いかぶさる。そちらを見上げれば、優しげな笑顔で瑠璃が龍人を見下ろしていた。
「良かったですね、センパイ」
「……ああ。ありがとう瑠璃。お前は最高の友達だよ」
「……友達、ですかね」
一瞬、悲しげな顔をする瑠璃。勿論この時、龍人は瑠璃への好意を自覚してない。だから、彼女のちょっとした悲しみを知ることもなかった。
そうしてこの日、シュウたちはおおよそ十一年ぶりに、龍人の心を開くことができたのであったーー。
ーーー
読んでいただき、ありがとうございます。
感想をどうかお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
※他サイトでも掲載しています
※ちょいちょい手直ししていってます
2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる