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序章(一人の青年)
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雲一つない炎天下の下、僕は1人、見渡す限り何も無い土地に立っている。
太陽は僕と大地を真上からさんさんと焼き付けていて、全身防護服を着ている僕にとっては苦痛でしかない。
かつてここは都市が栄えていたという。しかし、核爆弾の雨によって滅ばされた。
よって、ここに住んでいる生き物という生き物は死に、ただたまに砂嵐が吹き荒れるだけの土地となった。
熱いなぁ...と思いながらぼんやり歩いていると、がつん、と何か硬いものを踏んだような違和感を感じた。
これはなんだろうか。
そう思って地面を見た。
そこは、ただの地面のように見えたが、少し砂埃をどけると鉄の板が見えた。
鉄の板は扉のようだ。どうやら、ここには昔家が建ってたらしく、これはきっと地下室の扉だろう。
やっとの事で鉄の扉を開けると、ふんわりとした鉄の匂いがした。そこには、広い部屋があった。日陰だからか、少し涼しい。ここは、何かの実験室のようであり、部屋の中央には解剖台なりメスなりが置いてあった。
もっと部屋の隅まで見ようと注意深く解剖台の前まで進んだ時、部屋の隅にある机の上に、一冊の日記が置いてあるのに気がついた。
これは、ここの部屋の主のものだったのだろうか。
つい、気になってその日記を持ってみると、今にもボロボロとページが崩れてしまいそうだった。僕は、持っているとバラバラになってしまいそうで、怖くて、元あった机の上にそっと置いた。
他のところも見た後、部屋から去ろうとした時に、何故か日記のことが気になった。どうしようもないほど、気になった。
ここは地下室と言えども、核に汚染された土地にはそう長くいられない。
本当は立ち読みして置いていきたいのだが、家に持ち帰ってゆっくり読むことにした。
太陽は僕と大地を真上からさんさんと焼き付けていて、全身防護服を着ている僕にとっては苦痛でしかない。
かつてここは都市が栄えていたという。しかし、核爆弾の雨によって滅ばされた。
よって、ここに住んでいる生き物という生き物は死に、ただたまに砂嵐が吹き荒れるだけの土地となった。
熱いなぁ...と思いながらぼんやり歩いていると、がつん、と何か硬いものを踏んだような違和感を感じた。
これはなんだろうか。
そう思って地面を見た。
そこは、ただの地面のように見えたが、少し砂埃をどけると鉄の板が見えた。
鉄の板は扉のようだ。どうやら、ここには昔家が建ってたらしく、これはきっと地下室の扉だろう。
やっとの事で鉄の扉を開けると、ふんわりとした鉄の匂いがした。そこには、広い部屋があった。日陰だからか、少し涼しい。ここは、何かの実験室のようであり、部屋の中央には解剖台なりメスなりが置いてあった。
もっと部屋の隅まで見ようと注意深く解剖台の前まで進んだ時、部屋の隅にある机の上に、一冊の日記が置いてあるのに気がついた。
これは、ここの部屋の主のものだったのだろうか。
つい、気になってその日記を持ってみると、今にもボロボロとページが崩れてしまいそうだった。僕は、持っているとバラバラになってしまいそうで、怖くて、元あった机の上にそっと置いた。
他のところも見た後、部屋から去ろうとした時に、何故か日記のことが気になった。どうしようもないほど、気になった。
ここは地下室と言えども、核に汚染された土地にはそう長くいられない。
本当は立ち読みして置いていきたいのだが、家に持ち帰ってゆっくり読むことにした。
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