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女王陛下のご帰還
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俺とオリビアは、女王陛下の執務室に転移した。
勿論、ここは国のトップの部屋で勝手に出入りは出来ないのだ。
「仕事山積みだな」
「言うな」
「手伝うか?レベル無限で全てのスペックも爆上がりだぞ」
「それは余もだ」
「俺達は愛し合う夫婦ではないか」
「ロウ……」
「オリビア……」
二人は寄り添い口づけを交わす。
その時、ドアがノックされた。
「ロウ、済まぬ口紅がついてしまった」
「えっ?オリビアお化粧しているの?」
「君子達や、めい子達にいじられた」
「オリビアならイジるとこないだろう」
「それでも紅だけは着けられたがな」
腰に手をやり、豪快に笑うオリビアに、俺は反応してしまった。
恐ろしい子だ。300歳年上だけど。
「ジュリよ、開いておる。入室を許可する」
「有り難き幸せでございます。失礼します」
ドアが開き、コレまた可愛らしいお付きの方が現れた。
「陛下がご無事で何よりです」
え?マジで泣いている?コレもオリビアの人徳なんだろうな。夜這いさえしなければ返り討ちに遭わなかったのにと思うが、
もうオリビアは手放さない!
「陛下、差し出ましいようですが、こちらの御仁は?」
何だよ、娘が紹介した男がチンピラみたい奴で憤慨した父親みたいな反応は……
「余の生涯のパートナーじゃ」
「えっ!旦那様でございますか?」
「そうなるな」
「ははっーーっ!」
「ジュリ、キンタロウヤシマじゃ、末永く頼む」
「ははっーーっ!」
ジュリさんは頭を下げながら後ずさり、退室した直後に走り去った。
「上司に報告するんだろうな」
「ああ、ガストーの子飼いじゃ」
「ああ、面倒くさくなりそうだな」
「余もそう思うぞ」
「オリビア……」
「ロウ……」
通路を誰かが走る音が聞こえる。
「もう来たよ」
「済まぬ」
「オリビアは何も気にする事は何も無い。俺に任せておけ」
「ロウ……」
「オリビア……」
誰かがドアをノックもなしに執務室に飛び込んで来た。
コイツがガストーか。俺は一目でそう思った。
「ビアたんー!やっと帰って来たー!」
ビアたんだとー!俺もビアたんって言わなければならないのか!
頭でっかちで体力皆無の奴だな。
ほうら、気ばかり先走って脚がもつれてるぞ。運動会で張り切るお父さんのようだ。
「あっ!」
自分の足につまずいてたたらを踏みオリビアに抱きついた。
「うぎゃーーー!!」
「てめえ!この薄ら禿げめ!
オリビアのオッパイを触ったなー!
俺のビアたんに何をするー!不敬だ!
しかも両手で、確信犯決定だー!」
「ロウ頼む。オート設定なので対処がわからぬ」
「大丈夫だよオリビア。クリスがお手本を何回も見せてくれている」
「えっ?」
「おい!ガストー歯を食いしばれ!」
「糞!下郎が僕に指図するなー!」
スパン!スパン!と燃えている手首を手刀で切り落としてやった。ザマァー!
「ウギャーー!!」
クリス方式だ!うるさいから仕方がなくヒールしてやった。
切り落とした奴の手首はしばらく燃えていた。もちろん奴の手首は再生をしてやった。仕事が出来なくなるからな。
☆☆
ガストーに命を受け、山脈を越えやっと空白地帯に入った調査隊は、不自然な箇所を発見した。
広範囲で巨木が切り株だけになっていた。
「グス隊長、どの切り株も新しいです。昨日今日に切られたようです」
「しかし、このような巨木をここまでキレイに伐採できるとはお前達にできるか?」
「無理ですね、木が大き過ぎます。斧でも魔法でも一本倒すのに数日かかると思います」
「切り株を見るとその日のうちに終わらせていると思われますが、切り倒した大量の巨木はどこに行ったのでしょう?」
「グス隊長、多人数の足跡です!十人規模ですね。これは何でしょうか?
金で造られた筒?それもとても精密にできています。我々以上の技術ですね」
「隊長!この木の幹に何かがめり込んでいるようです!取り出してみます」
男は腰からナイフを抜き出して木の幹を削っていく。
「何だろう?結構深いぞ。おっ取れた」
親指の先ほどの大きさの金属の塊、頭が少し潰れているのは木にめり込んだからだろうか?
「隊長なんでしょうか?」
「分からんな。辺りをくまなく調べるしかないな」
「「「はっ!」」」
俺は伐採された跡の縁まで見て来たが、どういう原理で切り倒されたのかは、分からずしまいだった。奥の森を見ると所々の木々に傷があるのに気付いた。
「この鋭利な物によって抉られたような傷。。ん?同じ高さで後ろの木にも傷がある。まさか!」
俺は手前の巨木に付いた傷の少し下に、力を込めたエアーカッターを放った。
スパン!
だが、残念ながら後ろの木まで俺のエアーカッターは届かなかった。
やはり、魔法の痕跡か……だけど、これほどの威力とは……まさか巨木の伐採にエアーカッターだけで切り倒したのか?
化け物か……
森に背を向け長考していると後ろで何か巨大なモノの気配が……
「しまった!」
振り向くと巨大な黒熊が立ち上がって、俺を食おうと大口を開けて睨みつけてる!
「ヤバイ!魔法も剣も間に合わないー!」
巨大な熊の顔が迫ってくるー!
「あ"ーーー!!ヨワ!ミト!済まんー!」
「う"がっーー!!」
物凄い獣の唸り声に恐怖で体が硬直してしまった。
「糞っ!俺はここで終わりなのか?」
熊は俺の頭を越えていった?
ドッシィーーーン!!
地面を揺らすほどの重量が倒れ込んだ。
「………」
俺の目の前では前脚が中ほどで切り落とされた頭のない巨大な熊が生き絶えていた。振り向くと熊の頭が転がっていた。
ああああああぁぁーーー!
今更体が震え出し、尻餅をつき股間が濡れ出した。
「お主、大丈夫か!」
「へっ?」
空から五人の女性達が降りてきた。
皆この辺では見ない衣服を着ている。
そして、エルフの俺から見ても美しいのが分かる。
先頭の銀髪女性は……
「えっえーー!マリアンヌ様ー!!ですか」
「マリアさんって有名人なんだね」
「公爵家令嬢なんだよ」
「じゃ、卒業パーティーで糞王子に婚約破棄を食らったのね。定番じゃん」
「ミカ、ラノベと現実は違うのよ!そうですよねマリアさん……あれ?」
「マジなんですか!」
マリアは意気消沈してうなだれた。
エルフのおじさんだろう人を見るとうつむいていた。
「美人でも脳筋過ぎるからかな」
「アズサ、思っていても口に出しては駄目だよ」
ナギサの一言でマリアはしゃがみ込み棒切れで地面に丸を書いていた。
☆☆
「なんと、ここは魔法とスキルの試し打ちをした場所なのですね。倒した巨木は資材を兼ねて回収したと、上空での爆発はアズサ殿の初級のファイヤーボールですか」
「グス隊長調査終了ですね」
「そうなるな」
「グス隊長達はオリビア陛下の家臣なんでしょ、じゃ拠点にご招待して、おもてなしをしなければだね。マリアさんもいいですよね」
「ああ、済まぬ」
「ありゃ、マリアさん引きずってるわね。
マリアさんは、お兄ちゃんの奥さんなんでしょう?相思相愛の毎日愛し合ってる夫婦じゃないですか!」
「そうであった。一方的にやられたもんで悔しくて思い出す度に腹が立つ」
「じゃ今度皆んなでそいつの所を征服に行きましょうよ。いい気晴らしになると思いますよ」
「感謝する。アズサいや妹アズサだな」
「ふふ、マリアお姉ちゃんだね」
グス調査隊の皆さんを連れて拠点に転移するとメチャクチャ驚かれた。神代魔法らしいと言っていた。多分魔力が全然足りないから発動しないんだろうと思う。
拠点にしているビルの前で口を開けて固まる調査隊の面々、その気持ち分かるわ!
夕食前だから、分厚いハンバーガーをごちそうすると無言でかぶりついていた。
その後この地をオリビア陛下の元自治領としてやっていく事を伝えてあげた。
「時期に陛下によって沙汰が出るだろう」
好意的に交流してマリアさんの転移で王城まで送って行った。
クリスさんは迷っていたが残る事にしたようだ。面倒くさいわと言っていた。
まあ、いつでもどこでも行けるしね。
勿論、ここは国のトップの部屋で勝手に出入りは出来ないのだ。
「仕事山積みだな」
「言うな」
「手伝うか?レベル無限で全てのスペックも爆上がりだぞ」
「それは余もだ」
「俺達は愛し合う夫婦ではないか」
「ロウ……」
「オリビア……」
二人は寄り添い口づけを交わす。
その時、ドアがノックされた。
「ロウ、済まぬ口紅がついてしまった」
「えっ?オリビアお化粧しているの?」
「君子達や、めい子達にいじられた」
「オリビアならイジるとこないだろう」
「それでも紅だけは着けられたがな」
腰に手をやり、豪快に笑うオリビアに、俺は反応してしまった。
恐ろしい子だ。300歳年上だけど。
「ジュリよ、開いておる。入室を許可する」
「有り難き幸せでございます。失礼します」
ドアが開き、コレまた可愛らしいお付きの方が現れた。
「陛下がご無事で何よりです」
え?マジで泣いている?コレもオリビアの人徳なんだろうな。夜這いさえしなければ返り討ちに遭わなかったのにと思うが、
もうオリビアは手放さない!
「陛下、差し出ましいようですが、こちらの御仁は?」
何だよ、娘が紹介した男がチンピラみたい奴で憤慨した父親みたいな反応は……
「余の生涯のパートナーじゃ」
「えっ!旦那様でございますか?」
「そうなるな」
「ははっーーっ!」
「ジュリ、キンタロウヤシマじゃ、末永く頼む」
「ははっーーっ!」
ジュリさんは頭を下げながら後ずさり、退室した直後に走り去った。
「上司に報告するんだろうな」
「ああ、ガストーの子飼いじゃ」
「ああ、面倒くさくなりそうだな」
「余もそう思うぞ」
「オリビア……」
「ロウ……」
通路を誰かが走る音が聞こえる。
「もう来たよ」
「済まぬ」
「オリビアは何も気にする事は何も無い。俺に任せておけ」
「ロウ……」
「オリビア……」
誰かがドアをノックもなしに執務室に飛び込んで来た。
コイツがガストーか。俺は一目でそう思った。
「ビアたんー!やっと帰って来たー!」
ビアたんだとー!俺もビアたんって言わなければならないのか!
頭でっかちで体力皆無の奴だな。
ほうら、気ばかり先走って脚がもつれてるぞ。運動会で張り切るお父さんのようだ。
「あっ!」
自分の足につまずいてたたらを踏みオリビアに抱きついた。
「うぎゃーーー!!」
「てめえ!この薄ら禿げめ!
オリビアのオッパイを触ったなー!
俺のビアたんに何をするー!不敬だ!
しかも両手で、確信犯決定だー!」
「ロウ頼む。オート設定なので対処がわからぬ」
「大丈夫だよオリビア。クリスがお手本を何回も見せてくれている」
「えっ?」
「おい!ガストー歯を食いしばれ!」
「糞!下郎が僕に指図するなー!」
スパン!スパン!と燃えている手首を手刀で切り落としてやった。ザマァー!
「ウギャーー!!」
クリス方式だ!うるさいから仕方がなくヒールしてやった。
切り落とした奴の手首はしばらく燃えていた。もちろん奴の手首は再生をしてやった。仕事が出来なくなるからな。
☆☆
ガストーに命を受け、山脈を越えやっと空白地帯に入った調査隊は、不自然な箇所を発見した。
広範囲で巨木が切り株だけになっていた。
「グス隊長、どの切り株も新しいです。昨日今日に切られたようです」
「しかし、このような巨木をここまでキレイに伐採できるとはお前達にできるか?」
「無理ですね、木が大き過ぎます。斧でも魔法でも一本倒すのに数日かかると思います」
「切り株を見るとその日のうちに終わらせていると思われますが、切り倒した大量の巨木はどこに行ったのでしょう?」
「グス隊長、多人数の足跡です!十人規模ですね。これは何でしょうか?
金で造られた筒?それもとても精密にできています。我々以上の技術ですね」
「隊長!この木の幹に何かがめり込んでいるようです!取り出してみます」
男は腰からナイフを抜き出して木の幹を削っていく。
「何だろう?結構深いぞ。おっ取れた」
親指の先ほどの大きさの金属の塊、頭が少し潰れているのは木にめり込んだからだろうか?
「隊長なんでしょうか?」
「分からんな。辺りをくまなく調べるしかないな」
「「「はっ!」」」
俺は伐採された跡の縁まで見て来たが、どういう原理で切り倒されたのかは、分からずしまいだった。奥の森を見ると所々の木々に傷があるのに気付いた。
「この鋭利な物によって抉られたような傷。。ん?同じ高さで後ろの木にも傷がある。まさか!」
俺は手前の巨木に付いた傷の少し下に、力を込めたエアーカッターを放った。
スパン!
だが、残念ながら後ろの木まで俺のエアーカッターは届かなかった。
やはり、魔法の痕跡か……だけど、これほどの威力とは……まさか巨木の伐採にエアーカッターだけで切り倒したのか?
化け物か……
森に背を向け長考していると後ろで何か巨大なモノの気配が……
「しまった!」
振り向くと巨大な黒熊が立ち上がって、俺を食おうと大口を開けて睨みつけてる!
「ヤバイ!魔法も剣も間に合わないー!」
巨大な熊の顔が迫ってくるー!
「あ"ーーー!!ヨワ!ミト!済まんー!」
「う"がっーー!!」
物凄い獣の唸り声に恐怖で体が硬直してしまった。
「糞っ!俺はここで終わりなのか?」
熊は俺の頭を越えていった?
ドッシィーーーン!!
地面を揺らすほどの重量が倒れ込んだ。
「………」
俺の目の前では前脚が中ほどで切り落とされた頭のない巨大な熊が生き絶えていた。振り向くと熊の頭が転がっていた。
ああああああぁぁーーー!
今更体が震え出し、尻餅をつき股間が濡れ出した。
「お主、大丈夫か!」
「へっ?」
空から五人の女性達が降りてきた。
皆この辺では見ない衣服を着ている。
そして、エルフの俺から見ても美しいのが分かる。
先頭の銀髪女性は……
「えっえーー!マリアンヌ様ー!!ですか」
「マリアさんって有名人なんだね」
「公爵家令嬢なんだよ」
「じゃ、卒業パーティーで糞王子に婚約破棄を食らったのね。定番じゃん」
「ミカ、ラノベと現実は違うのよ!そうですよねマリアさん……あれ?」
「マジなんですか!」
マリアは意気消沈してうなだれた。
エルフのおじさんだろう人を見るとうつむいていた。
「美人でも脳筋過ぎるからかな」
「アズサ、思っていても口に出しては駄目だよ」
ナギサの一言でマリアはしゃがみ込み棒切れで地面に丸を書いていた。
☆☆
「なんと、ここは魔法とスキルの試し打ちをした場所なのですね。倒した巨木は資材を兼ねて回収したと、上空での爆発はアズサ殿の初級のファイヤーボールですか」
「グス隊長調査終了ですね」
「そうなるな」
「グス隊長達はオリビア陛下の家臣なんでしょ、じゃ拠点にご招待して、おもてなしをしなければだね。マリアさんもいいですよね」
「ああ、済まぬ」
「ありゃ、マリアさん引きずってるわね。
マリアさんは、お兄ちゃんの奥さんなんでしょう?相思相愛の毎日愛し合ってる夫婦じゃないですか!」
「そうであった。一方的にやられたもんで悔しくて思い出す度に腹が立つ」
「じゃ今度皆んなでそいつの所を征服に行きましょうよ。いい気晴らしになると思いますよ」
「感謝する。アズサいや妹アズサだな」
「ふふ、マリアお姉ちゃんだね」
グス調査隊の皆さんを連れて拠点に転移するとメチャクチャ驚かれた。神代魔法らしいと言っていた。多分魔力が全然足りないから発動しないんだろうと思う。
拠点にしているビルの前で口を開けて固まる調査隊の面々、その気持ち分かるわ!
夕食前だから、分厚いハンバーガーをごちそうすると無言でかぶりついていた。
その後この地をオリビア陛下の元自治領としてやっていく事を伝えてあげた。
「時期に陛下によって沙汰が出るだろう」
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