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第三話 かっぱっぱ
※14・三人寄れば(片桐仁王視点)
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日曜日の朝、僕は激しい雨音で目が覚めた。
「んー……ん?」
あんまり雨音が激し過ぎるから、しばらくスマホの着信音にも気づかなかった。
着信は事務所からで、今日の撮影は延期になったという連絡だった。
ちょっとの雨くらいなら無理矢理撮って後で編集するんだけど、今日の雨はそれどころじゃなかった。
その代わり次のオフが潰れる。
今度は雨が降らないといいなー。
映像は編集できるから、一話より二話を先に撮るのも珍しいことじゃないんだけど、前後の入れ替わりが激しいと混乱しちゃう。
忍野さんほどの俳優なら作中の時間軸通りの見事な演技を披露してくれるんだろうな。
……二度寝しようかなー、それとも『ムーンドール』のDVDで忍野さん版と僕版を見直そうかなー、気合い入れて起きてもう一度『キラーナイト』の映画観に行こうかなー。
布団の中で右へ左へ転がりながら、今日の予定について考える。
「そうだ!」
僕はスマホを手に取った。
昨日、雑誌取材のインタビューが終わったら帰ってしまった忍野さんたちと違って、僕はその後も撮影が待っていた。
だから家へ帰るのも遅くなっちゃってササエルさんにメールを出していなかったんだ。
こないだ時間をひねり出して観た『キラーナイト』のことを思い出すと、後から後から言葉があふれ出た。
スマホ画面を辿る指の速さが追いつかない。
やっぱりパソコンの文章作成ソフトで書いて、メールに添付するのが一番だ。
「……お話、したいなあ」
ササエルさんなら、忍野さんの空白の時間もかつての舞台の感想を再考してブログに載せていた彼女なら、姉ちゃんに頼むから黙ってくれと土下座されたほどの僕の熱い語りも受け止めてくれるだろう。
受け止めるっていうか、彼女も同じくらい熱く語ってくれるに違いない。
……彼女、本来は土日休みって言ってたよな。
書きかけの『キラーナイト』感想は、自分のアドレスに送る。
パソコンのほうで受け取ってるヤツだ。
これは後で書き直そう。
それから僕は、ササエルさんにメールを送った。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「わあ、このピザすごく美味しーい」
僕の隣には忍野さんがいる。
ここは忍野さんのマンション、今食べているピザは忍野さんの手作りだ。
彼は苦虫を噛み潰したような顔をしているけれど、僕は気にしなかった。
いや、俳優忍野薫沼の河童二号としては気にするべきなんだけど、嬉し過ぎてそこまで頭が回らないのだ。
「忍野さんって、なんでも上手なんですね!」
「……そうか、ありがとな」
ぎこちない会話を交わす僕たちの隣で、ササエルさんがふむふむと頷いている。
彼女は大きなディスプレイをじっと見つめていた。
そのディスプレイには、忍野さんが昔衝撃を受けたという、僕も知っている監督が大学時代に撮ったという映画が映し出されていた。
忍野さんが高校時代に演じた、僕を彼の虜にした演目──ハムレットだ。
あのときとは解釈が違い、繰り広げられる物語は陰鬱で悲しみに満ちていた。
まあ日本で一般的なハムレットの印象ってこっちだよね。
確かに人死には多いけど、ここまで辛気臭い話かなあ?
首を傾げていたら、ササエルさんがぽつりと呟いた。
「このハムレットは女性が演じてるけど、それだけじゃなくて劇中のハムレットも女性っていう設定なのかな?」
その発言に、パズルのピースがハマったときのような爽快感を覚えた。
そうか。そう考えると、この物語に満ちる悲壮感が納得できる。
「さっすがササエルさん。なるほどー、そう考えるとこの映画全体に流れる悲壮感が理解できますよね。男装女子なのか、精神だけが女性なのかはわからないけれど、中世の男尊女卑社会でそうなら、とても生き難いと思いますよ」
「うんうん。オフィーリアへの態度も、自分と違って性別を偽らなくても生きられる相手への複雑な気持ちの吐露と思えば納得できる感じよね」
ササエルさんのタメ口が嬉しい。
つき合いの長い忍野さんにはタメ口っぽいから、その延長で話してるみたいだ。
指摘したらきっと、僕に対しては丁寧語に戻ってしまうに違いない。
だから気づかなかった振りをして、だけど僕は年下だからタメ口にはなりきらずに言葉を返す。
「これ、忍野さんが演じたらすごいだろうなあ。この役者さんも上手ですけど、たまに素の自分が出てるんですよね」
「それは上手く演出で利用してるからいいんじゃないかな。もちろんこの解釈を忍野くんの演技で観たいっていうのはあるけど」
ササエルさんが笑う。
……可愛いな、と思った。
忍野さんにハマるまでの僕は、シスコンと言われるほど姉ちゃんにべったりだった。
年上の女性に甘えつつ、たまーに頼ってもらえるのが好きだったのだ。
同級生の女子ともつき合ったことがあるものの、みんなしっかり者の頼れるタイプだったっけ。
僕の恋愛経験は結構多く、その分継続期間が短かった。
忍野さんの話をするとフラれちゃうんだよねー。
でもササエルさんなら、僕が忍野さんの話をしても怒らないよね。
むしろササエルさんのほうが熱く語り返してくるよね。
ササエルさん──裏川沙英さん。沙英さん、可愛い名前だな。
「あ、忍野くんがクローディアスで、片桐さんがハムレットでもいいかも」
ふと放たれた言葉に、心臓が射抜かれたような気持ちになる。
脇役でも観客を魅せる忍野さんの演技を信頼しての発言なんだろうけど、彼女は僕の力も認めてくれてるんだ。
僕は、どうしても上ずってしまう声で言葉を返す。
ついでにちょっぴり願望も吐露する。
「えー、僕にできますかねえ。でもササエルさんにそう言ってもらえると嬉しいなあ。忍野さん目当てで『文具戦士ペンケースV』を観たとき、ついででいいから僕の演技の感想も書いてくださいね」
「うん、書くよ。昨日の素顔アクションも良かったね。『ムーンドール』のときとはまるで印象が違って。昨日のことはブログに書けないから、残念に思ってたの」
くうーっ!
うん、そうなんです。
僕、昨日もすっごく頑張ってたんです!
「だったらメールくださいよ。そうだ、電話番号も交換しませんか? メールもいいけど、こうしてわーって話したいじゃないですか」
「そうだねえ」
沙英さんがスマホを取り出してくれた。
……いつか彼女の一推しが俳優片桐仁王になったらいいな、なんて妄想してしまう。
僕に推し変してくれたらいいのに。
ふたりとも俳優忍野薫沼の河童仲間だってことは変わらないでいいから、というか変わらないでほしいけど、沙英さんの優先順位だけ変わってくれればいい。
背後の忍野さんからの視線を感じつつ、僕は沙英さんと電話番号を交換した。
「んー……ん?」
あんまり雨音が激し過ぎるから、しばらくスマホの着信音にも気づかなかった。
着信は事務所からで、今日の撮影は延期になったという連絡だった。
ちょっとの雨くらいなら無理矢理撮って後で編集するんだけど、今日の雨はそれどころじゃなかった。
その代わり次のオフが潰れる。
今度は雨が降らないといいなー。
映像は編集できるから、一話より二話を先に撮るのも珍しいことじゃないんだけど、前後の入れ替わりが激しいと混乱しちゃう。
忍野さんほどの俳優なら作中の時間軸通りの見事な演技を披露してくれるんだろうな。
……二度寝しようかなー、それとも『ムーンドール』のDVDで忍野さん版と僕版を見直そうかなー、気合い入れて起きてもう一度『キラーナイト』の映画観に行こうかなー。
布団の中で右へ左へ転がりながら、今日の予定について考える。
「そうだ!」
僕はスマホを手に取った。
昨日、雑誌取材のインタビューが終わったら帰ってしまった忍野さんたちと違って、僕はその後も撮影が待っていた。
だから家へ帰るのも遅くなっちゃってササエルさんにメールを出していなかったんだ。
こないだ時間をひねり出して観た『キラーナイト』のことを思い出すと、後から後から言葉があふれ出た。
スマホ画面を辿る指の速さが追いつかない。
やっぱりパソコンの文章作成ソフトで書いて、メールに添付するのが一番だ。
「……お話、したいなあ」
ササエルさんなら、忍野さんの空白の時間もかつての舞台の感想を再考してブログに載せていた彼女なら、姉ちゃんに頼むから黙ってくれと土下座されたほどの僕の熱い語りも受け止めてくれるだろう。
受け止めるっていうか、彼女も同じくらい熱く語ってくれるに違いない。
……彼女、本来は土日休みって言ってたよな。
書きかけの『キラーナイト』感想は、自分のアドレスに送る。
パソコンのほうで受け取ってるヤツだ。
これは後で書き直そう。
それから僕は、ササエルさんにメールを送った。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「わあ、このピザすごく美味しーい」
僕の隣には忍野さんがいる。
ここは忍野さんのマンション、今食べているピザは忍野さんの手作りだ。
彼は苦虫を噛み潰したような顔をしているけれど、僕は気にしなかった。
いや、俳優忍野薫沼の河童二号としては気にするべきなんだけど、嬉し過ぎてそこまで頭が回らないのだ。
「忍野さんって、なんでも上手なんですね!」
「……そうか、ありがとな」
ぎこちない会話を交わす僕たちの隣で、ササエルさんがふむふむと頷いている。
彼女は大きなディスプレイをじっと見つめていた。
そのディスプレイには、忍野さんが昔衝撃を受けたという、僕も知っている監督が大学時代に撮ったという映画が映し出されていた。
忍野さんが高校時代に演じた、僕を彼の虜にした演目──ハムレットだ。
あのときとは解釈が違い、繰り広げられる物語は陰鬱で悲しみに満ちていた。
まあ日本で一般的なハムレットの印象ってこっちだよね。
確かに人死には多いけど、ここまで辛気臭い話かなあ?
首を傾げていたら、ササエルさんがぽつりと呟いた。
「このハムレットは女性が演じてるけど、それだけじゃなくて劇中のハムレットも女性っていう設定なのかな?」
その発言に、パズルのピースがハマったときのような爽快感を覚えた。
そうか。そう考えると、この物語に満ちる悲壮感が納得できる。
「さっすがササエルさん。なるほどー、そう考えるとこの映画全体に流れる悲壮感が理解できますよね。男装女子なのか、精神だけが女性なのかはわからないけれど、中世の男尊女卑社会でそうなら、とても生き難いと思いますよ」
「うんうん。オフィーリアへの態度も、自分と違って性別を偽らなくても生きられる相手への複雑な気持ちの吐露と思えば納得できる感じよね」
ササエルさんのタメ口が嬉しい。
つき合いの長い忍野さんにはタメ口っぽいから、その延長で話してるみたいだ。
指摘したらきっと、僕に対しては丁寧語に戻ってしまうに違いない。
だから気づかなかった振りをして、だけど僕は年下だからタメ口にはなりきらずに言葉を返す。
「これ、忍野さんが演じたらすごいだろうなあ。この役者さんも上手ですけど、たまに素の自分が出てるんですよね」
「それは上手く演出で利用してるからいいんじゃないかな。もちろんこの解釈を忍野くんの演技で観たいっていうのはあるけど」
ササエルさんが笑う。
……可愛いな、と思った。
忍野さんにハマるまでの僕は、シスコンと言われるほど姉ちゃんにべったりだった。
年上の女性に甘えつつ、たまーに頼ってもらえるのが好きだったのだ。
同級生の女子ともつき合ったことがあるものの、みんなしっかり者の頼れるタイプだったっけ。
僕の恋愛経験は結構多く、その分継続期間が短かった。
忍野さんの話をするとフラれちゃうんだよねー。
でもササエルさんなら、僕が忍野さんの話をしても怒らないよね。
むしろササエルさんのほうが熱く語り返してくるよね。
ササエルさん──裏川沙英さん。沙英さん、可愛い名前だな。
「あ、忍野くんがクローディアスで、片桐さんがハムレットでもいいかも」
ふと放たれた言葉に、心臓が射抜かれたような気持ちになる。
脇役でも観客を魅せる忍野さんの演技を信頼しての発言なんだろうけど、彼女は僕の力も認めてくれてるんだ。
僕は、どうしても上ずってしまう声で言葉を返す。
ついでにちょっぴり願望も吐露する。
「えー、僕にできますかねえ。でもササエルさんにそう言ってもらえると嬉しいなあ。忍野さん目当てで『文具戦士ペンケースV』を観たとき、ついででいいから僕の演技の感想も書いてくださいね」
「うん、書くよ。昨日の素顔アクションも良かったね。『ムーンドール』のときとはまるで印象が違って。昨日のことはブログに書けないから、残念に思ってたの」
くうーっ!
うん、そうなんです。
僕、昨日もすっごく頑張ってたんです!
「だったらメールくださいよ。そうだ、電話番号も交換しませんか? メールもいいけど、こうしてわーって話したいじゃないですか」
「そうだねえ」
沙英さんがスマホを取り出してくれた。
……いつか彼女の一推しが俳優片桐仁王になったらいいな、なんて妄想してしまう。
僕に推し変してくれたらいいのに。
ふたりとも俳優忍野薫沼の河童仲間だってことは変わらないでいいから、というか変わらないでほしいけど、沙英さんの優先順位だけ変わってくれればいい。
背後の忍野さんからの視線を感じつつ、僕は沙英さんと電話番号を交換した。
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