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第十一話 私は迷いの森で聖獣様と暮らしています。
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夏が始まろうとしています。
今年は城で誕生パーティが開かれることはありませんが、それでも年齢は増えていきます。
二十歳になる夏は、十九歳の春と同じように穏やかに過ぎ去っていくことでしょう。……そう願っています。
かつての大公領の近くにある迷いの森で、私は聖獣様と暮らしています。
迷いの森という名前は、聖獣様が住み着いてからついたものです。害意を持つ人間が森に入っても心を乱されて道に迷い、同じ場所を堂々巡りして聖獣様のところまで辿り着けないことから、そう呼ばれるようになったのです。
残念ながら害意を持つ人間を拒む聖獣様のお力は、聖獣様がお創りになる聖珠にまでは及んでいません。聖珠に防げるのは魔獣の大氾濫だけです。
「……ふわあーあ」
私が三人くらい背中に乗れそうなほど大きな聖獣様が、三日ぶりに昼寝から目覚めて伸びをなさいました。
三日で起きるならまだ早いほうで、こちらに来てすぐのころ半月ほど眠り続けられたときは起こしたほうがいいのか起こさないほうがいいのかと、かなり悩みました。
最近は慣れたので、聖獣様がお眠りの間は薬の調合を研究したり花や薬草の改良に励んだりしています。迷いの森は植物の生長が速いので、城にいたときよりも改良が進んでいる気がします。
「大したものだね、ロメーヌ」
ご自分の背中を振り返って、聖獣様がおっしゃいました。
聖獣様は長毛種の猫をそのまま大きくしたようなお姿です。月光色の長い毛並みとたぷたぷしたお腹は運動向きではないようで、一日のほとんどを寝転がって過ごしていらっしゃいます。
ああ、お腹がたぷたぷしているというのは禁句でした。先日遊びに来た姪に言われたときは、腹筋に力を入れて誤魔化していらっしゃいましたっけ。
「お褒めいただき光栄です」
と返してはみたものの、なにを褒めてくださったのかわかりません。
お昼寝の邪魔をしなかったことでしょうか。
先日遊びに来た姪とお義姉様は寝ている聖獣様をモフモフして怒られていましたっけ。
聖獣様は香箱を組み、大きな口の両端を上げました。尖った牙が顔を覗かせます。
「アタシがなんのことを言ってるか、わからないって顔だね」
「申し訳ございません」
「アタシが褒めたのはね、アンタが植えたこの花々のことよ。アタシが気にならない程度の匂いなのに、鳥が来るのは防いでくれる。アンタが来る前は寝てる間に鳥どもが背中に巣を作るんで、おちおち昼寝も出来なかったからねえ」
「お役に立てたなら良かったです」
聖獣様お気に入りの場所の周りに植えたのは、鳥避けの花ではなく虫除けの花です。
エサがなければ鳥も来ないだろうと思ったのもありますが、正直に言うと私が虫を見たくなかっただけです。
花や薬草の改良に役立ってくれるし、薬の材料として必要になることもあるのですけれど、どうにも苦手なのです……虫。
「ご褒美をあげようか、ロメーヌ。なにか欲しいものはあるかい?」
「欲しいもの……ですか」
聖獣様のお言葉を聞いて、胸の奥がチクリと痛みます。
ああ、私は莫迦です。
もう一年も経つというのに、今でもあの方のことを忘れられていません。『欲しいもの』という言葉と同時に浮かんだのは、ニコライ陛下の面影でした。
たとえ聖獣様であっても人の心を自由にはできません。
できるのだとしても、偽りの恋心で愛する方を手に入れても虚しいだけです。
私は吐息と共に未練を吐き出して、聖獣様に答えました。
「……犬を飼ってもいいですか? 兄の猟犬が仔犬を産んだのです」
暮らしの中心は迷いの森ですが、実は毎月数日は城に戻っています。
お兄様やお義姉様のお仕事をお手伝いしているのです。
隣国ベルナールに嫁いでニコライ陛下を補佐するため、王妃として公務に当たるため学んでいたことが役立っています。
今年の誕生パーティこそ行いませんでしたが、我がボワイエのほとんどの民は私の生存に気づきながら口を噤んでくれているようです。
聖獣様のお世話係に選ばれたのなら仕方がない、と思っているのでしょう。
嘘の片棒を担いでくださっている聖獣様が、苦虫を噛み潰したようなお顔をなさいます。
「却下だね。なに言ってんのさ、冗談じゃないよ。アタシは犬なんか嫌いなんだよ。キャンキャン鳴いて喧しいからね」
そうおっしゃる聖獣様ですが、
「……そういや、犬みたいに喧しいアンタの姪っ子はどうしてる?」
「元気ですよ。昨日城から手紙が来ました。またこちらへ遊びに来たいそうですが、よろしいでしょうか?」
私を見つめて、聖獣様は尻尾を立てています。
猫と一緒で、これはご機嫌が良いときの仕草です。犬と違って尻尾を振っているときはご機嫌が悪いみたいです。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、聖獣様は私から目を逸らしました。
「嫌だって言ったって押しかけてくるんだろ? アンタの姪っ子とボワイエの王妃は猫が好きだからねえ。アタシは姿形が似ているだけで猫とは違うんだよ?」
口では文句をおっしゃっていますが、姪やお義姉様に構われるのはお好きなようです……ほどほどなら、ですけれど。
私の誕生パーティにいらっしゃらなかったのは、ベタベタされるのが嫌というよりも聖獣様のお力を政治利用しようとする人間と会うのを避けるためだったのかもしれません。
そんな人間が誕生パーティに押しかけないよう気を遣ってくださっていたのもありそうです。
以前お土産に持ってきた羽玉は大変お気に召したようで、ふわふわでスベスベの毛皮の中に保管してくださっています。
この前姪が来たときに取り出して遊んでいました。そもそも聖獣様が本気で嫌っていたら、ふたりは迷いの森に阻まれてここまで辿り着けていないでしょう。
犬も飼い始めたら、ブツブツ言いながら可愛がってくれそうな気がします。
今年は城で誕生パーティが開かれることはありませんが、それでも年齢は増えていきます。
二十歳になる夏は、十九歳の春と同じように穏やかに過ぎ去っていくことでしょう。……そう願っています。
かつての大公領の近くにある迷いの森で、私は聖獣様と暮らしています。
迷いの森という名前は、聖獣様が住み着いてからついたものです。害意を持つ人間が森に入っても心を乱されて道に迷い、同じ場所を堂々巡りして聖獣様のところまで辿り着けないことから、そう呼ばれるようになったのです。
残念ながら害意を持つ人間を拒む聖獣様のお力は、聖獣様がお創りになる聖珠にまでは及んでいません。聖珠に防げるのは魔獣の大氾濫だけです。
「……ふわあーあ」
私が三人くらい背中に乗れそうなほど大きな聖獣様が、三日ぶりに昼寝から目覚めて伸びをなさいました。
三日で起きるならまだ早いほうで、こちらに来てすぐのころ半月ほど眠り続けられたときは起こしたほうがいいのか起こさないほうがいいのかと、かなり悩みました。
最近は慣れたので、聖獣様がお眠りの間は薬の調合を研究したり花や薬草の改良に励んだりしています。迷いの森は植物の生長が速いので、城にいたときよりも改良が進んでいる気がします。
「大したものだね、ロメーヌ」
ご自分の背中を振り返って、聖獣様がおっしゃいました。
聖獣様は長毛種の猫をそのまま大きくしたようなお姿です。月光色の長い毛並みとたぷたぷしたお腹は運動向きではないようで、一日のほとんどを寝転がって過ごしていらっしゃいます。
ああ、お腹がたぷたぷしているというのは禁句でした。先日遊びに来た姪に言われたときは、腹筋に力を入れて誤魔化していらっしゃいましたっけ。
「お褒めいただき光栄です」
と返してはみたものの、なにを褒めてくださったのかわかりません。
お昼寝の邪魔をしなかったことでしょうか。
先日遊びに来た姪とお義姉様は寝ている聖獣様をモフモフして怒られていましたっけ。
聖獣様は香箱を組み、大きな口の両端を上げました。尖った牙が顔を覗かせます。
「アタシがなんのことを言ってるか、わからないって顔だね」
「申し訳ございません」
「アタシが褒めたのはね、アンタが植えたこの花々のことよ。アタシが気にならない程度の匂いなのに、鳥が来るのは防いでくれる。アンタが来る前は寝てる間に鳥どもが背中に巣を作るんで、おちおち昼寝も出来なかったからねえ」
「お役に立てたなら良かったです」
聖獣様お気に入りの場所の周りに植えたのは、鳥避けの花ではなく虫除けの花です。
エサがなければ鳥も来ないだろうと思ったのもありますが、正直に言うと私が虫を見たくなかっただけです。
花や薬草の改良に役立ってくれるし、薬の材料として必要になることもあるのですけれど、どうにも苦手なのです……虫。
「ご褒美をあげようか、ロメーヌ。なにか欲しいものはあるかい?」
「欲しいもの……ですか」
聖獣様のお言葉を聞いて、胸の奥がチクリと痛みます。
ああ、私は莫迦です。
もう一年も経つというのに、今でもあの方のことを忘れられていません。『欲しいもの』という言葉と同時に浮かんだのは、ニコライ陛下の面影でした。
たとえ聖獣様であっても人の心を自由にはできません。
できるのだとしても、偽りの恋心で愛する方を手に入れても虚しいだけです。
私は吐息と共に未練を吐き出して、聖獣様に答えました。
「……犬を飼ってもいいですか? 兄の猟犬が仔犬を産んだのです」
暮らしの中心は迷いの森ですが、実は毎月数日は城に戻っています。
お兄様やお義姉様のお仕事をお手伝いしているのです。
隣国ベルナールに嫁いでニコライ陛下を補佐するため、王妃として公務に当たるため学んでいたことが役立っています。
今年の誕生パーティこそ行いませんでしたが、我がボワイエのほとんどの民は私の生存に気づきながら口を噤んでくれているようです。
聖獣様のお世話係に選ばれたのなら仕方がない、と思っているのでしょう。
嘘の片棒を担いでくださっている聖獣様が、苦虫を噛み潰したようなお顔をなさいます。
「却下だね。なに言ってんのさ、冗談じゃないよ。アタシは犬なんか嫌いなんだよ。キャンキャン鳴いて喧しいからね」
そうおっしゃる聖獣様ですが、
「……そういや、犬みたいに喧しいアンタの姪っ子はどうしてる?」
「元気ですよ。昨日城から手紙が来ました。またこちらへ遊びに来たいそうですが、よろしいでしょうか?」
私を見つめて、聖獣様は尻尾を立てています。
猫と一緒で、これはご機嫌が良いときの仕草です。犬と違って尻尾を振っているときはご機嫌が悪いみたいです。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、聖獣様は私から目を逸らしました。
「嫌だって言ったって押しかけてくるんだろ? アンタの姪っ子とボワイエの王妃は猫が好きだからねえ。アタシは姿形が似ているだけで猫とは違うんだよ?」
口では文句をおっしゃっていますが、姪やお義姉様に構われるのはお好きなようです……ほどほどなら、ですけれど。
私の誕生パーティにいらっしゃらなかったのは、ベタベタされるのが嫌というよりも聖獣様のお力を政治利用しようとする人間と会うのを避けるためだったのかもしれません。
そんな人間が誕生パーティに押しかけないよう気を遣ってくださっていたのもありそうです。
以前お土産に持ってきた羽玉は大変お気に召したようで、ふわふわでスベスベの毛皮の中に保管してくださっています。
この前姪が来たときに取り出して遊んでいました。そもそも聖獣様が本気で嫌っていたら、ふたりは迷いの森に阻まれてここまで辿り着けていないでしょう。
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