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第1章 魔族になっちゃいました!
第3話 街へ行ってみよう!
しおりを挟む「す、すげぇなあの嬢ちゃん...」
「す、すごい...あんな簡単にunknownを退けるなんて...!」
「なんだあの武器!?見たことがない!ものすごい音を出してたけど....魔導武器か?」
私は疑問に思って聞き返した。
「えっ?あ、unknown..?そんなにヤバイ奴
だったの?」
周りが驚愕している...
「ね、貴女...その武器って.....魔道具?」
魔道具?な、何か分からないけど、それで良いや...
「そ、そうです...魔道具です...。」
そう言ってブローニングm 1919A...を仕舞うフリをしてキリングウェポンを解除した。
「君、こんな所で何してたの?見た感じ冒険者じゃ無さそうだけど...」
じぃっとこちらを見てくる女ハンターが
はっ!と何か気づくような表情になった。
「もしかして、君!迷ったの!?」
私が答える前に男のハンターが切り込んだ。
「迷った?そんなわけないだろ、ここは
眠りの森の中部なんだぞ?迷い込むにしては奥に入りすぎてる。」
「それもそうね...」
女ハンターはそう言われてまた考え始めた。
気まずい...すごく気まずい。
冒険者に囲まれて逃げるにも逃げられない状況。それに、なんて言えば分からない。
そ、そうだ!記憶がない事にしよう!
「あ、あの!ここはそんなに危ない場所なんですか?
この近くに街はないんですか?あとさっきのアンノウン?ってドラゴンはなんですか!?」
テンパって食い気味に聞いてしまった..,すると女のハンターが
「え?unknownは危険ってお母さんに習わなかったの?黒い龍の影を見たら必死で逃げなさいって習わなかった?」と少し心配そうに聞き返した。
「し、知りません...全然覚えてないんです...」
その場にいたハンター3名は驚愕した顔になった...その後、しばらく考えていた女ハンターが口を開いた。
「き、君、記憶がないの?」
よし、きた!あとは話を合わせていくだけ...
「記憶がない.....のかな、全然覚えてないんです...お母さんの顔もお父さんの顔も、ここでの出来事しか覚えてません」
あっ...女ハンターが泣き始めた....
どうやら涙もろい様だ..
「うぅ...グスッ...辛かったでしょう?もう大丈夫よ..グスッ...私たちが無事両親の所に返してあげるわ!」
女ハンターがそういうと、残りのハンターが
「おう!任せろ!」
「任せてくれ!」
と言ってくれた。とても優しい人たちの様だ。
すると、女ハンターが
「貴方...魔族ね?肌の色とそのツノで分かるわ。」
ギクッ...相手は皆んな人間
...魔族と敵対している可能性もあるという事を忘れていた...
「そ、そうです。私は魔族のネモフィラと言います。名前と武器の使い方と言葉は覚えてました。」
双剣を背負った女ハンターが微笑みながら自己紹介をしてくれた。
「それは良かった...私は(ユーリ)
cランクハンターよ」
続いてハンマーを背負った男ハンター
「俺はラグって言うんだ、よろしくな?嬢ちゃん!」
続いていかにも盾役!って感じの盾背負った男ハンター
「僕はメイトって言うんだ。よろしくね!」
紹介が終わると、ユーリが言った。
「私たちはcランクハンターの(ディスクズ)って言うの。ちょっとだけだけど有名なのよ?」
私は少し気になったので聞いた。
「cランクってなんの階級ですか?」
ラグが笑顔で答えてくれる。
「cランクってのは、ギルドのランクだぜ。
ランクによって受けられるクエストが変わる。ランクは、E.D.C.B.A.S.SS.SSSまであるんだ。俺らはcランクから上がる気が無いんだ。なんせ、BからSSまでは(緊急依頼)と(指名依頼)が出来る様になるからな。面倒くさいのは苦手なんだ。俺らディスクズ
はな!がっはっはっは!!」
ユーリが話を戻す様に話してくれた。
「さっきのunknownは、突然この眠りの森に現れた謎の黒龍よ、その危険度はギルマスのお墨付きで、Sランクハンターでも撃退に失敗して
命からがら逃げだしたの。そのunknownから逃げるどころか、撃退するなんて、聞いた事ないわよ?」
うぐっ...と思っているが、過ぎたことは仕方がない。と思い、真っ先に思い浮かんだことがギルド!!行って見たい!と思いながらも少し気になった事を聞いてみる。
「あ、あの、お金とか...食べ物とかはどうしたら...?」
ユーリが答えてくれた。
「お金なら、ハンターになって稼げる。
食べ物は......お...黒熊が死んでる!?...この傷跡......まさか君がやったのかい?...」
私はコクリと頷くと驚いた表情のまま話を続けてくれた。
「じ、じゃぁ、この黒熊をギルドの鑑定場に出せばいい...これだけ傷が小さいんだ。とても言い値で売れるだろうね。」
お金の心配はいらなくなったっぽい...あとは食べ物....
「食べ物はどうしましょうか...」
ラグが言ってきた。
「間違っても魔物の肉を食うなよ?特定の魔物なら良いが、その他の魔物を食えば、全身に激痛が走り最後には死に至るからな。だが、食って生き残ったらどうなるかわかんねぇけどな。ほぼ確実に死ぬ。これだけは覚えとけな?」
魔物の肉はダメ....と、
ユーリが空を見て全員に向かって言った。
「そろそろ夜が明けるから、人が来ないうちに街へ帰りましょう!」
私は森から脱するため、パーティに保護された。
そして特に何事もなく街へ着いた。
(ウォールベン街)
「うわぁ~!!人がいっぱい!」
そこはかなり大勢の人々でごった返していた!!!
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