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〜日ノ国での物語編〜
第26話深淵のボス
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1日後...
私はボス攻略のための準備をしていた。
「えーっと、お弁当と、下敷きシートと...あ、あと水筒...あとは~....お菓子!」
遠足気分で....
ハウライトは「お肉はお菓子に入りますか~?」と聞いてきた。それにエルフィーが
「お肉はお弁当にいっぱい入ってますよ~」と答える。ハウライトは満悦の笑みを浮かべながらアイテムバックに骨つけき肉を入れ...
「ちょっと待ちなさぁぁぁい!それ肉!!
腐っちゃうから!!」と慌てて止めるネモ。
それを見たセフィロスは
「フハハハッ!なかなか面白いものだな!娘たちの見送りと言うのは。」と笑い
義手の手入れを始めた。
ネモフィラは準備が終わったので、武器の手入れを始めた。
今回は素手で行こうかなと思う。
3分後
ハウライトが「準備できたよー」と言いながらパンパンに膨らんだ荷物をひきずりながら
こちらへ向かってきた。
私は「無限収納」を発動させハウライトの荷物を全て中に入れた。
ハウライトは
「うぇ!?な、なんか急に軽くなった!!」と言ってバックを見た。その後に
「どうしよう!中身が全部消えちゃった!!」と言ってパニックに陥っていた。
私は「大丈夫。私のスキルの中に入れ込んだから」と言って落ち着かせた。
ハウライトは
「荷物を持ってくれるのはありがたいんだけど、せめて使うときに言ってくれると嬉しいな...」と言いほおを膨らましている。
「ごめんごめん」と謝りつつセフィロスを見て
「じゃぁ、行ってきます。お父様」と一言。
するとセフィロスは驚いたように目を見開いた後「あぁ。行ってらっしゃい!」と笑顔で答えてくれた。
第5階層...6階層への入り口の前....
私たちが6階層へ行こうとすると
入り口の前に立っていた二人の兵士に声をかけられた。
「おいおい!お嬢ちゃんたち!?ここから先は〈ボスモンスター〉のエリアだぞ?遊ぶなら別の場所で遊びなさい?」
と親切にも止めてくれた。
私は
「お疲れ様です。兵士さん、私たちは
その〈ボスモンスター〉に挑みに行くんですよ...なので通してくれませんかね?」
と言うと....
「ぷっ....あはははっ!!その歳でここのボスモンスターと戦うってのかい!?
悪い事は言わない、やめておいた方が身のためだよ?なんせここのボスモンスターは死なないんだ。全身がとても硬い岩石でできてるんだ。俺たちの武器は愚か、
〈ヒヒイロカネ〉製の大剣でも傷1つつく事なく逆に剣の方が折れたんだ。それでも挑むのかい?」
と言われた。
するとネモフィラは
「ふ、フフッ!面白い!そんなに硬いのね?
楽しみだわ!」
と狂気じみた笑みを浮かべている。その様子を見た兵士二人は
「な、なんだこの娘...硬いって聞いて笑ってやがる...それだけの自信があるのか....」
と言い引いている。
そして兵士の一人が
「なぁ、お前さん魔族だろ?ちゃんとメイドさんに許可もらったのかい?」と黙っていた兵士が問いかけた。すかさず私は
「エルフィーからの許可?もらってないよ?」と言うと兵士は
「じゃぁ、入れない。魔族の者がこの奥に行くのならエルフィーさんかエルフィーさんのご主人に許可を得るしかないんだ。ごめんよ?お嬢ちゃん?」と言う。
なので私は
「エルフィーからは許可をもらってないけど
セフィロスお父様からは許可を貰ったわよ?」と言った
笑っていた兵士と許可のことを話した兵士が
「は?」
と言って固まった。そして数秒後....
笑っていた兵士が「そんなバカな~」
と言ってきた。私はなぜ?と聞くと
「いいかいお嬢ちゃん?魔王様は今、
魔国ヴァーミリオンって場所にいるんだよ?
こんなダンジョンの中の街なんかに.........」
と言った後に二人の兵士が固まった。
そして後ろから
「私がどこに行くかは僕の勝手だろう?
なぁ?我が娘、メストフィア・A・ネモフィラよ。」と言うセフィロスの声。
兵士二人は口をパクパクさせて
「「も、申し訳ございませんでした!!」」
と言って持っていた槍を落とし、跪いた。
セフィロスは
「良い良い。今の私は魔王ではない。ただの魔族だよ。」と言って頭をあげるように促す。
私が「なぜ来たのですか?」と聞くと
「エルフィーの許可が無いと入れないと言われるだろうと思ってな。私が許可した事を伝えようとしたのだ。それと....私の片腕を奪ったデカブツが死ぬのをこの目で見て見たいのでな?」
と言い義手を叩いた後、にかっと白い歯を見せ笑う。
私は
「そ、そうなのですね?」と言って
兵士達に「という事なので、通っても?」
と言うと
兵士二人はガタガタ震えながら
「「魔王様と御息女に勝利を!!」」と言い敬礼した。
それに対してセフィロスが
「今回、私は手を出さないよ?」と言うと
兵士が「はぁ!?....し、失礼いたしました!!,..しかし、魔王様の片腕を奪った者を
御息女様に倒させるのですか?」と聞く兵士。
セフィロスは
「うん。そのつもりだよ。」と言って階段を降りて行く。
私は「お、お待ちくださいお父様!!」と言ってハウライトと一緒に追いかけた。
....第6階層....
第六回層へ抜けると驚くべき光景が広がっていた。
第6階層はとてつもなく広かった。そしてその広い場所に異様に大きな岩でできた人型の
何かが力なく壁に寄りかかっていた。
階段を降りて、人型の岩を見上げる。
額辺りに〈אמת〉と書かれている
それを見たネモフィラは
「エメス.....」と呟いた。すると頭の中で
〈我ヲ呼ブ者ハ.....誰ダ?〉
と響くように聞こえた。
私は「我!メストフィア・A・ネモフィラである!!」と大声で叫んだ。ハウライトと
セフィロスに
「急に叫んでどうした(の)?」
と言われた。
そしてまた頭の中に声が響く。
〈我ヲ呼ブ者....我ハ真理ナリ...貴様ニ我ヲ滅スル事ハ可能カ?〉
と言われたので
私は「可能だ!!その代わり!私と戦ってくれないか?」と叫ぶ。
そしてハウライトとセフィロスが
「いったい誰と話してるんだ(のよ)」
と言って若干引かれる
すると
壁に寄りかかっていた人型の岩が動き始めた。
セフィロスが
「あいつだ。あいつが私の片腕を奪った者だ。私の攻撃を食らっても傷1つ付かない
異常なほど硬い岩人間だ。」
と言う。そこに私が
「あれは....岩人間です...」
と言ってぐっ!と拳に力を込めた。
そして....
〈ウオォォォォォォォォッ!!!!〉と
重い声が辺りに響き渡る。
私は「お父様!離れていてください!
ハウライト!ゴーレムの足止めできる?」
それを聞いたセフィロスは構わん。ここで良い。と言う。ハウライトは「わかった!!」と言って勢い良くゴーレムの足元まで飛び出して行った。
ゴーレムの大きさは......三十階建てのビル並みの大きさだ....どうやってアイツの額に行こうか、と考えていると....
(ギュンッ!!!(ボゴォォオオンッ!!)
と岩がものすごい勢いでネモフィラの数十センチ横を掠めた。
私は「考えるより行動しろってこと!?」と言って地面を蹴り出した。
私はボス攻略のための準備をしていた。
「えーっと、お弁当と、下敷きシートと...あ、あと水筒...あとは~....お菓子!」
遠足気分で....
ハウライトは「お肉はお菓子に入りますか~?」と聞いてきた。それにエルフィーが
「お肉はお弁当にいっぱい入ってますよ~」と答える。ハウライトは満悦の笑みを浮かべながらアイテムバックに骨つけき肉を入れ...
「ちょっと待ちなさぁぁぁい!それ肉!!
腐っちゃうから!!」と慌てて止めるネモ。
それを見たセフィロスは
「フハハハッ!なかなか面白いものだな!娘たちの見送りと言うのは。」と笑い
義手の手入れを始めた。
ネモフィラは準備が終わったので、武器の手入れを始めた。
今回は素手で行こうかなと思う。
3分後
ハウライトが「準備できたよー」と言いながらパンパンに膨らんだ荷物をひきずりながら
こちらへ向かってきた。
私は「無限収納」を発動させハウライトの荷物を全て中に入れた。
ハウライトは
「うぇ!?な、なんか急に軽くなった!!」と言ってバックを見た。その後に
「どうしよう!中身が全部消えちゃった!!」と言ってパニックに陥っていた。
私は「大丈夫。私のスキルの中に入れ込んだから」と言って落ち着かせた。
ハウライトは
「荷物を持ってくれるのはありがたいんだけど、せめて使うときに言ってくれると嬉しいな...」と言いほおを膨らましている。
「ごめんごめん」と謝りつつセフィロスを見て
「じゃぁ、行ってきます。お父様」と一言。
するとセフィロスは驚いたように目を見開いた後「あぁ。行ってらっしゃい!」と笑顔で答えてくれた。
第5階層...6階層への入り口の前....
私たちが6階層へ行こうとすると
入り口の前に立っていた二人の兵士に声をかけられた。
「おいおい!お嬢ちゃんたち!?ここから先は〈ボスモンスター〉のエリアだぞ?遊ぶなら別の場所で遊びなさい?」
と親切にも止めてくれた。
私は
「お疲れ様です。兵士さん、私たちは
その〈ボスモンスター〉に挑みに行くんですよ...なので通してくれませんかね?」
と言うと....
「ぷっ....あはははっ!!その歳でここのボスモンスターと戦うってのかい!?
悪い事は言わない、やめておいた方が身のためだよ?なんせここのボスモンスターは死なないんだ。全身がとても硬い岩石でできてるんだ。俺たちの武器は愚か、
〈ヒヒイロカネ〉製の大剣でも傷1つつく事なく逆に剣の方が折れたんだ。それでも挑むのかい?」
と言われた。
するとネモフィラは
「ふ、フフッ!面白い!そんなに硬いのね?
楽しみだわ!」
と狂気じみた笑みを浮かべている。その様子を見た兵士二人は
「な、なんだこの娘...硬いって聞いて笑ってやがる...それだけの自信があるのか....」
と言い引いている。
そして兵士の一人が
「なぁ、お前さん魔族だろ?ちゃんとメイドさんに許可もらったのかい?」と黙っていた兵士が問いかけた。すかさず私は
「エルフィーからの許可?もらってないよ?」と言うと兵士は
「じゃぁ、入れない。魔族の者がこの奥に行くのならエルフィーさんかエルフィーさんのご主人に許可を得るしかないんだ。ごめんよ?お嬢ちゃん?」と言う。
なので私は
「エルフィーからは許可をもらってないけど
セフィロスお父様からは許可を貰ったわよ?」と言った
笑っていた兵士と許可のことを話した兵士が
「は?」
と言って固まった。そして数秒後....
笑っていた兵士が「そんなバカな~」
と言ってきた。私はなぜ?と聞くと
「いいかいお嬢ちゃん?魔王様は今、
魔国ヴァーミリオンって場所にいるんだよ?
こんなダンジョンの中の街なんかに.........」
と言った後に二人の兵士が固まった。
そして後ろから
「私がどこに行くかは僕の勝手だろう?
なぁ?我が娘、メストフィア・A・ネモフィラよ。」と言うセフィロスの声。
兵士二人は口をパクパクさせて
「「も、申し訳ございませんでした!!」」
と言って持っていた槍を落とし、跪いた。
セフィロスは
「良い良い。今の私は魔王ではない。ただの魔族だよ。」と言って頭をあげるように促す。
私が「なぜ来たのですか?」と聞くと
「エルフィーの許可が無いと入れないと言われるだろうと思ってな。私が許可した事を伝えようとしたのだ。それと....私の片腕を奪ったデカブツが死ぬのをこの目で見て見たいのでな?」
と言い義手を叩いた後、にかっと白い歯を見せ笑う。
私は
「そ、そうなのですね?」と言って
兵士達に「という事なので、通っても?」
と言うと
兵士二人はガタガタ震えながら
「「魔王様と御息女に勝利を!!」」と言い敬礼した。
それに対してセフィロスが
「今回、私は手を出さないよ?」と言うと
兵士が「はぁ!?....し、失礼いたしました!!,..しかし、魔王様の片腕を奪った者を
御息女様に倒させるのですか?」と聞く兵士。
セフィロスは
「うん。そのつもりだよ。」と言って階段を降りて行く。
私は「お、お待ちくださいお父様!!」と言ってハウライトと一緒に追いかけた。
....第6階層....
第六回層へ抜けると驚くべき光景が広がっていた。
第6階層はとてつもなく広かった。そしてその広い場所に異様に大きな岩でできた人型の
何かが力なく壁に寄りかかっていた。
階段を降りて、人型の岩を見上げる。
額辺りに〈אמת〉と書かれている
それを見たネモフィラは
「エメス.....」と呟いた。すると頭の中で
〈我ヲ呼ブ者ハ.....誰ダ?〉
と響くように聞こえた。
私は「我!メストフィア・A・ネモフィラである!!」と大声で叫んだ。ハウライトと
セフィロスに
「急に叫んでどうした(の)?」
と言われた。
そしてまた頭の中に声が響く。
〈我ヲ呼ブ者....我ハ真理ナリ...貴様ニ我ヲ滅スル事ハ可能カ?〉
と言われたので
私は「可能だ!!その代わり!私と戦ってくれないか?」と叫ぶ。
そしてハウライトとセフィロスが
「いったい誰と話してるんだ(のよ)」
と言って若干引かれる
すると
壁に寄りかかっていた人型の岩が動き始めた。
セフィロスが
「あいつだ。あいつが私の片腕を奪った者だ。私の攻撃を食らっても傷1つ付かない
異常なほど硬い岩人間だ。」
と言う。そこに私が
「あれは....岩人間です...」
と言ってぐっ!と拳に力を込めた。
そして....
〈ウオォォォォォォォォッ!!!!〉と
重い声が辺りに響き渡る。
私は「お父様!離れていてください!
ハウライト!ゴーレムの足止めできる?」
それを聞いたセフィロスは構わん。ここで良い。と言う。ハウライトは「わかった!!」と言って勢い良くゴーレムの足元まで飛び出して行った。
ゴーレムの大きさは......三十階建てのビル並みの大きさだ....どうやってアイツの額に行こうか、と考えていると....
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