魔族少女は規格外

影狼

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世界を旅する魔族少女!

第40話 天使と堕天使の大喧嘩

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最上階近づいて来た。
ゴゴゴゴゴゴ....と音を立てて最上階層への扉が開く。

部屋の中から
「~~~~ッ!!~~!!」
「なんだと!?この腹黒野郎!!」
「言ったなぁ!この外見どす黒いけど中身
ただのいい奴!」
「おぅ!?堕天使に向かってそれは禁句だぁぁぁ!」
「それを言ったらお前だって同じようなこと言ってるだろう!?」


なんか、喧嘩してる。
とりあえず...
「せい!!」
「「いったぁぁあ!?」」
二人にチョップした。
天使族が「えっ、ちょっ、待っ...待てよぉ!こ、この魔族誰!?堕天使お前らの連れ!?」
堕天使が「知らねーよ!それはこっちの
セリフだ!お前のとこの天使族中身悪魔じゃねぇのか!?」
うわぁ~、収集つかない....
取り敢えず....
「う・る・さ・い!!!!」
「うげ!?」
「あだっ!?」
「「なんなんだお前ぇぇ!!!」」
「この子連れて来たのよ!!」
「この子ぉ...?る、ルージュリア!?
お前この塔から出てたのか!?」
「えぇ。お父さんと堕天使さんが喧嘩してるから助けを呼んで来たの。両成敗するために!」
「「両成敗かよ!?」」
「そうよ!!お父さん達、子供みたいに
ギャーギャー煩いんだもの!一体何日間喧嘩してると思ってるの!?一年間よ!?一年間
おんなじようなこと言って喧嘩してる!
嫌になるわよ。本当に....」

「た、大変なのね...」
「「だってこいつが!」と言い互いを指差す
天使と堕天使。
「堕天使さん、あなたの部下が暴走してるのよ、普段優しい騎士さん達が私たちを殺して回ってるのよ!?」

「な、なんだと!?や、やめさせねば!」
「何人か倒しちゃったけど良かった?」
「襲いかかって来たのなら仕方がない...」
と言い堕天使が眉間に皺を寄せる。

「と、取り敢えず...」
と言い透明な石が取り付けられたペンを取り出す
「全兵に告ぐ!即刻、我らが国へ引きあげろ!」
〈........〉
「おい!聞いているのか!?」
〈.....〉
「.......過去の通信を再生」
〈ザザーッ...隊長!!応答してください隊長!!魔族の娘だ!魔族の娘が究極魔法を
...う、うわぁ!...わぅぁぁぁぁあ!!!...〉
プツン
と聞こえた。
「先ほど私を倒した3人組ですね...」
と堕天使に言うと
「私を倒した?ならば死んでいるのでは...」

「生き返ったんですよ。ある女神さまの寵愛を受けて、まだ生きなさいって...」

「なぜ彼らを殺した?」

「襲われたからです」

「加減はできなかったのか?」

「あなたは奇襲されている時に相手に加減をできますか?」

「....無理だ。」

「それと一緒です」

「...........」

「あと、この塔へ向かう時に見つけた拠点?
があったんですが、そこも全滅させました。」

「なに!?.....理由は...あるか?」

「仲間が囚われていました。」

「....嘘という可能性は....」

「なぜ貴方に拠点の事で嘘をつかなければならないのですか?」

「.....そうだな。」
と言ってガクリと膝をつく。
そこに天使が
「君がこの空の権利がどうたらって言って攻めて来なければこんな事にはならなかった
んだろ?」
ととどめを刺す
堕天使が涙を流しながら
「クソッ.......」と言う。
「襲って来たのが悪い。」と言うウィップ
「ご愁傷さまだな」と天使がとどめを刺す

「まぁ、こちらの...手違いだからな...」
と言い諦めたように話す堕天使。
「今日はもう帰らせてもらう。兵の遺体も回収せねばならんのでな。」
と言い、翼を広げて室から飛び降りる
すると天使が
「ふぅ~邪魔者がやっと帰ってくれたよ」
と言うので
「その言い方はないでしょ、なんせ貴方達天使族は体が死んでも精神体として生きて行けるはずだし、」
というと天使が目を見開き
「なんでそんなこと知ってるんだい?
ルージュリア、話した?」
「いいえ、お父さん、私は話してないわ。
というか、今初めてその話を聞いたわ。」

「まぁ、取り敢えず〈腹黒天使〉こと
天使族の長の私の名前は
(ルージュリア・ルイス)だ。
楽しいことになりそうだからよろしくね~」
と言い手をひらひらさせて笑っている

私は心の中で
(こいつは深く関わっちゃダメね、)と思い
警戒を強めた。


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