異世界VS宇宙人~召喚オタJK、チート無しスキル無しスマホ有りでUFOと戦うハメに~

寛村シイ夫

文字の大きさ
14 / 43

【14】マジでプロだわ

しおりを挟む
この1週間、中佐の指示で広く索敵網が展開されていた。
砦を中心として北側に対し半球状12か所に簡単な見張り塔と望遠鏡、魔導水晶を配備。さらにそれらから外側へそれぞれ3か所ずつ、合計36か所の見張り塔を外縁へと配置する。見張り台には主にオークの命令でゴブリンが登っていた。彼らの視力は人間よりもかなりいいらしい。
ヨーロッパ風の広大な丘陵地帯、丘と平原と見張り塔を組み合わせることで半径550キロ範囲でのUFO出現を瞬時に伝達できるようになっていた。
それも、貴重な兵士や魔術師を必要とせずに。
急場しのぎとはいえ、これだけの配置を数日で徹底できたのはヴァンデルベルトの交渉力の成果だけではない。この大陸中央の最大国家であるヴァル=ブルガ王国、その周辺全てが焼かれていると言っていい状況だからであり、それは王都でも肌で感じる段階にまで来ている。毎日流れてくる、国も人種も、種族さえも違う多くの難民は、まだUFOを直接見ていない民衆らにさえ恐怖と覚悟を植え付けていた。
北方からの進撃を守るこの砦も宇宙人にしてみればなんなら頭越しで飛び越えればいい。そうして王都を消滅させてから戻ってきてもいい。それをしないのは、この世界とは違う価値観があるからか、他の理由があるのか。それは誰にもわからないながらも、王国としては戦果を挙げるこのサンドリアス砦からの軍事作戦は最重要なものになっていた。王国の必死の命令を、末端の民間人さえ笑わずに従う所まで来ていたのだ。

「中佐、想定通りの時間です。北西方向に大型UFO2機、戦闘機UFO4機見えました」
「3機じゃないのか…。
よし。各隊配備現状のまま、待機」
本部指揮所として、砦に残された数少ない塔にしつらえられた本陣に、中佐の隣にヒマリはいた。
他にはヴァンデルベルトと、2人の騎士と年老いた従者が4人だけだ。
中佐が言うにはここまで来られたらどうにもならないし、何よりも本当に人手が足りず総力戦に等しいためだった。砦の周りには配備されたオークや人間を中心にしたわずかな兵士が並ぶ。
明らかに寡兵であるにも関わらず、全員が整列し作戦開始を待っていた。
「でもホント、いくら中佐がしっかり説明したとはいえよくみんなこれだけ信頼してくれたもんだよ。異世界指揮官なんて実績も無いのに」
「うん?実績だ?」
前を見据えていた中佐が眉をひそめてヒマリを見る。
「な、なにさ。別に中佐をディスってるんじゃなくてさ、事実としてさ」
怒られると思ったのだろう。ヒマリは目と手をぐるぐる回しながら、もちろん口も早口になる。
「ヒマリ、お前…いや、いい。集中するぞ」
「うん、がんばって」
2機の大型UFOとその護衛戦闘機UFO。
こちらは兵士は半減し、ベウストレムも三代目勇者もまだ傷が癒えておらず出撃できない。
前回の戦闘を考えると、圧倒的に不利な状況。おそらく砦の全員が不安なはずだった。
それでも全員が、異世界人である中佐の指示に従い訓練し、陣地を構築し、黙って配置についている。
隠れる事を嫌がった騎士団すら塹壕に潜って息をひそめていた。
中佐の熟達さを裏付ける論理的な説明と堂々とした態度があったとはいえ、ヒマリが気になったのは尤もだろう。だが彼らが異世界人によせる信頼感は、実績その本人には案外見えない物だったらしい。
「二本杭ラインにUFO侵入しました!」
「ああ、そう来るよな。
よし、ダック出せ」
合図に合わせ、近くの森から騎馬が飛び出し砦に向かって全力で逃げ始める。
そして逃げながらも弓を放つ様は、この異世界を侵略する宇宙人にとって見慣れた光景だろう。あたかも攻撃手段がない異世界人そのものだ。UFOは騎馬を無視し、そのまま悠々と進む。
「大型UFO2機、三本杭ラインまであと千ヤード!」
「よし、火球魔術は戦闘機タイプに目標設定、攻撃準備」
その通信を受け、火球魔法担当の魔導士部隊の指揮官が各魔導士へ目標を割り振っていく。
「攻撃待て、そのまま、そのまま引き付けろ」
ずっと双眼鏡を持ったまま、中佐は指揮を続ける。
「引き付けろっていうじらしプレイ、戦争映画でよく見るけどホントにあるんだね、シリアリス」
「ヒマリ、何を気の抜けた事を言っているんですか」
「思っただけだよ、ちゃんと緊張してるよ?」
そんなのんきな二人の会話は幸い日本語のため二人以外にはわからない。
隣の中佐もそのまま冷静に指揮を続ける。
「待て、待て…」
敵の居ない平野を砦へと迫る大型。
砦の前には兵士が陣取っているが、これまでの経験から誰が見てもとても敵うとは思えない状況だった。
誰もが緊張していた。
前回の経験からこのままでは撃たれるのでは、もう撃つのでは、と、異世界の勇士たちの逞しい心臓すら早鐘を打っていたその瞬間―
「ファイア!!」
彼ら、宇宙人にとっては後ろからの魔法攻撃が一斉に襲い掛かる。
それは、何の反撃の無い砦に今まさに熱線を放とうとしていたタイミングだった。
中佐が瞬きもせずに狙っていたタイミングだった。
「よし、バリスタ放て!」
完全な連携。
城壁に備え付けられていた残った7機のバリスタ全てが一斉に発射される。
ロープのついた巨大な矢が、次々と戦闘機タイプUFOに刺さっていく。
そのままノーム研印の入ったバギーエンジンでロープを巻き取る。引き落とす事は出来ないが、地面に固定した分と横からの巻取りで飛び上がる事もできず、釣りあげられた魚のように暴れ、やがてバリアーが切れる。
「すごい…不意を突かれたらこんなに簡単なんだ」
「はい。中佐が言っていた通りですね。宇宙人のパイロットが操縦していることに隙があります。宇宙人はスマホを発展させ、スマホにUFOを操作させるべきでした」
「うん、そうだね…
うん??そうじゃねえよ、シリアリス何言ってんの怖いよ、人類の次の敵にでもなるつもりかよ」
手持無沙汰なヒマリとシリアリスの会話。中佐の邪魔をしないよう小声のヒマリもさすがにつっこんでしまう。
「ベータ小隊、チャーリー小隊突撃!」
そんな二人には関係なく、中佐の指揮と作戦が続く。
塹壕に隠れていた伏兵が、オークとドワーフの軍団が板を跳ね飛ばし一斉に走り出す。
「大型UFO、重力魔法圏内です!」
「今!重力魔法、大型UFO捕縛!」
「すごい、中佐の部隊編成が奇麗に動いてる。ド素人のボクでもわかるぐらい!」
ヒマリが興奮の声を上げる。無線通信での実戦は初めてにもかかわらず、現場の小隊長を務める人間の騎士らはよく動いている。
一気に戦局が動いた。宇宙人側、大型内部では混乱が生じているのは地面から見上げる異世界軍にも伝わっている。
この一か月、異世界を侵略してきた宇宙人側は今までにこういった攻撃を受けてこなかったのだろう。目視距離まで戦闘機UFOを出撃させずにむしろ温存していたが、完全に裏目に出た。重力に捕らえられた今になってようやく、大型UFOの底からははがれ落ちるように戦闘機UFOが飛び立つ。
しかし双眼鏡を覗く中佐は全く動じること無く、各個対応、とだけ通信指示を送る。
この動きも全てが彼の想定した流れの一つだった。発進できた7機の戦闘機のうち5機は加速する前に重力魔法で射出された網で引き倒される。
しかしUFO側も即座に熱線を放ち、網を破ろうとする。
―するが、それも読み通りですかさず第二射の網が打ち上げられ、絡み取られる。
残った2機の前にも爆炎が上がり、茂みに隠されていたカタパルトからの投石が当たり、その後にまた重力魔法で進行方向をすこしだけねじられてバリアーごと自分の加速速度のまま地面へと突撃する。
「アルファ小隊、デルタ小隊、突撃!」
バリアーの切れた戦闘機UFOを、オークやドワーフが取り囲みとりつき、外部装甲を斧でガンガンと破壊する。
中の宇宙人パイロットらのほとんどはそのまま槍、斧の餌食となるが、一部はなんとか外へとはい出し、突撃銃を必死に乱射する。
「待った中佐!あれ前来た宇宙人じゃないよ!」
双眼鏡を顔に押し付け、ヒマリは塔から身を乗り出す。
「ひょろ長いし、腕が4本ある!
…完全に別ルーツの進化生物だよ。同じルーツだとしても相当早い段階で枝分かれした生物としか思えない。何億年単位で…
そんなのが同等の知的生命体として同じ世界で共存するなんてあるのかな…
まさかあれって」
「ヒマリ、それは後で聞く。それより動きの特徴とかがあったら教えてくれ」
「ああ、うん、そうだね。集中集中」
ヒマリには気になって仕方なかったが、中佐の言葉は正しい。今現在の戦闘のみに集中するべきだろう。
そのつもりで観察するが、やはり前回の宇宙人とは体格も動きも違う、その姿は不思議でならなかった。
割れたヘルメットバイザーから水らしいものがあふれ出していた。
そしてもったりとした動きは、せっかくの強力な銃器も扱いきれずに次々に倒されていく。
「やっぱり前のと違う…。前のはボクでもわかった、兵士だった。今度のは銃は強いけど動きが素人くさいよ」
ヒマリはシリアリス相手にぶつぶつとつぶやいている。
だがそのヒマリの疑問も解決する暇さえもなく、決着を迎える。
「嘘だろう、これは楽だ…」
地上ではオーク師団長が、思わずつぶやいていた。
「信じられん、半減した戦力のほとんど欠ける事がなかったぞ」
「この世界にも火力はある。
それならファイアアンドムーブメントこそが選ぶべきドクトリンだ」
中佐は魔道水晶の通信ごしに、事も無げにエウゲニイに答えた。
「すごい…
中佐、さすがUSアーミー!楽勝じゃん!」
過去の二戦。その必死の抵抗を身をもって知っているヒマリも興奮気味に声を弾ませた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...