神様の青く光るそのなかに

かえる。

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一筋の光

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 神様ってなんですか?神様って本当にいるんですか?知りたいんです。もしいるんだったら神様にどうしても聞きたいことがあるから・・・
 私は毎日近くの古びた教会に足を運びこれを祈り続けていた。
私の母はよく言っていた。
「神様はいるのよ。だからきちんと天にお祈りすれば必ず叶えてくれるから。」
しかし父の考えは真逆だった。
「神様などいない!きちんと現実を見なさい。そうじゃないとお前が痛い目を見るんだぞ。」
と・・・二人は次第にすれ違うことが多くなり、私が中学生にあがるころ離婚した。
私は父も母も嫌いではなかったし、必然的に母に引き取られるんだろうと思っていたが、現実はそう甘くはなかった。
 今、私の元には父しかいない。神様など信じない、現実しかみない厳しい父しかそばにいない。最近の父は、そても怖い。毎日逃げたいと考えてしまう。
 どうして母は私をおいて逃げたのだろうか。毎日天に向かって助けてと祈っていた。しかし、だれも助けてくれるわけが無い。神様などいないんだ。母はやっぱり嘘つきだったんだ。必ず迎えにくると約束したのに・・・。
 そんな時、私あてに一通の手紙が届いた。手紙なんていつぶりにもらっただろうか。封筒には私の名前のみ。一体誰からだろう・・・。
「~神様の元への招待状~」
四ノ宮 薫様
 貴方は今回自身たっての希望により神様に会うことができるチャンスを掴まれました。よってここに招待状を送付させていただきました。神様の元へのご案内はブルームーンの夜行われます。お忘れのないよう。また、今回このチャンスを逃しますと二度と神様への接触は不可能となりますのでご了承ください。

手紙にはそう書いてあった。何を言われたのかよくわからない。誰から送られてきたものなのかはやはりわからなかった。毎日教会で祈っている私を見た誰かのいたずらだろうか。ここまで手の込んだ設定を考えるだろうか。いかにも信じがたい状況ではあったが、もしこの手紙の内容が本当なら・・・
ブルームーン・・・その名の通り月が青くなるのだろうか。私はその日から毎晩月をみることにした。
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