神様の青く光るそのなかに

かえる。

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ブルームーン

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 毎晩空を見上げていた。月曜日も火曜日も水曜日も・・・。あれ?今日何曜日だっけ?ほとんど外出しない私が今度はほとんど天体望遠鏡の前にいるせいで動くことさえなくなった。どうりで曜日感覚もなくなるわけだ。
ブルームーン。あれからネットで少し調べてみた。比較的青く見える月や、ある種の満月のことをブルームーンと言うらしい。青く見えるのは大気中の霧の影響らしい。ということは最近多発している火山の噴火も関係あるのではないか。って私は何を真剣に考えているんだろう。あの手紙はいたずらなのかもしれないし、母の言っていた神様は嘘かもしれない。ただ少し、あの手紙に期待を寄せてしまっているのも事実だ。
「おい、薫。出てきなさい。」
一階にいる父の声がして背筋がピンと伸びた。急いで降りると父が神妙な面持ちでリビングのソファに腰掛けていた。
「そこに座りなさい。」
向かいの席に座るよう指示されおとなしく席につく。父はなにを考えているのだろうか。沈黙が続く。そこから何分経ったかわからない。きっと五分くらいなのだろうけど私には1時間以上に感じた。そんなときやっと父の口が開いた。
「薫はお母さんに会いたいか。」
「・・・・え」
すぐには答えられなかった。
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