1 / 2
序章
challenge 0
しおりを挟む
キーンコーンカーンコーン♪♪
学校終了のチャイムがなり、我先にと帰る者がいる中、机に覆いかぶさるように寝ている少年が1人。その少年の元に駆け寄る少女が1人いる。駆け寄ると同時に、寝ている少年に声をかけた。
蒼「黒起きなさい!」
まるで母親の様に起こしているのはこの学校一の美少女であり、赤城財閥のご令嬢でもある《赤城 蒼》
蒼はとても麗しい顔立ちをしているが、モテた事がない。その理由が、美少女だから声をかけづらい…では無く、性格が母親の様で自分の親と重なるため、恋愛対象としては見れないからである。
赤城の簡易式説明が終わった所で、次は少年の説明に移ろうか。
彼は《白銀 黒》顔立ちは少し幼さを残しているが、そんな顔に目立つ所が一箇所ある。
それは、頬から首にまで到達している切り傷だ。この説明はまた今度にしよう、黒が起きたみたいだから。ついでに、黒はとてもモテるぞ。
黒「…んーよく寝た」
蒼の何度目かによる、揺さぶりでようやく起きた黒が開口一番にそんなことを口にする。
蒼「よく寝た。じゃないわよ、貴方以外皆んな帰ってるでしょ」
蒼はそんな黒を見て呆れつつも鞄を渡す。
いや、正確に言えば鞄を渡そうとした時だった。床から眩い光が発光し出した。
黒「これは…」
黒は何か知っているのか蒼の困惑とは別の困惑をしている。
光がさらに強くなり二人の体を包み込む、眩い光で目を閉じ次に目を開けるときは景色が環境が変わっていた。
蒼と黒が目を開くとそこは崩れかけの建物の中だった。
蒼「ここどこ?」
蒼があたりをキョロキョロと見渡しそんな事を呟く。黒はというと何かが、もしくは誰かがいるかのように一箇所を見つめている。
蒼「黒、どこ見てるの?」
黒「いや、なんでもないよ」
蒼に話しかけられたことにより、目線を外してそう答える。
黒が見つめていた先には、男がいた…それも尋常じゃない量の汗を掻いている男が、この男は《土間 風助》若くして隊長まで上り詰めた天才だ。
風助「あんな奴を召喚するなんて聞いて無いぞ」
恐怖を滲ませた声でそう呟く。まるで悪魔、もしくは修羅などのこの場所にいては行けない存在を見たように。汗をかいていることも忘れたようにその場で立ち尽くしている。
一方、黒達の方でも動きがあった。
黒「蒼気をつけて、誰か来る」
黒が何かに気づいたのか、蒼に注意するように伝える。だが、普通の高校生である蒼が急に注意だなんだと言われて反応できるはずもなく。
蒼が「え?」と黒の方向を向いた瞬間に崩れかけた建物の屋根上にいる者が蒼を押しつぶすように襲いかかる、そのタイミングに合わせるように黒の背後からも何者かが迫ってくる。
黒「懐かしいな…この感じ」
いつもの黒を知っている人物ならば誰もが首を傾げて「だれ?」と疑問に思うだろう。
なぜならば襲われている、殺気をぶつけられているにもかかわらず、その瞳は今まで以上に輝きを放ち口元には笑みを浮かべ恍惚とした表情だからだ。
そう、黒は生粋の戦闘狂(バトルジャンキー)だから。日常生活ではまず見ることのない黒の表情を見た蒼は自分が襲われているにもかかわらず、黒から目線を外すことができない。襲ってきている何者かよりも目の前の黒に恐怖を感じているから。
蒼「黒?大丈夫?」
黒「ああ…最高の気分だよ」
恍惚とした表情のまま、蒼に応える。
そして後ろから襲いかかってきた人物を見ようともせずに左足を軸とした後ろ回し蹴りを放つ。攻撃される事を想定していなかったのか後ろ回し蹴りは襲ってきた人物に直撃する。蹴られた人物は驚いた顔をしたが、ダメージを食らってないのか軽く後ろへ飛び退くだけだった。
これを見た黒は、恍惚とした表情から一変させ真面目な顔になり何かを考え込む。
学校終了のチャイムがなり、我先にと帰る者がいる中、机に覆いかぶさるように寝ている少年が1人。その少年の元に駆け寄る少女が1人いる。駆け寄ると同時に、寝ている少年に声をかけた。
蒼「黒起きなさい!」
まるで母親の様に起こしているのはこの学校一の美少女であり、赤城財閥のご令嬢でもある《赤城 蒼》
蒼はとても麗しい顔立ちをしているが、モテた事がない。その理由が、美少女だから声をかけづらい…では無く、性格が母親の様で自分の親と重なるため、恋愛対象としては見れないからである。
赤城の簡易式説明が終わった所で、次は少年の説明に移ろうか。
彼は《白銀 黒》顔立ちは少し幼さを残しているが、そんな顔に目立つ所が一箇所ある。
それは、頬から首にまで到達している切り傷だ。この説明はまた今度にしよう、黒が起きたみたいだから。ついでに、黒はとてもモテるぞ。
黒「…んーよく寝た」
蒼の何度目かによる、揺さぶりでようやく起きた黒が開口一番にそんなことを口にする。
蒼「よく寝た。じゃないわよ、貴方以外皆んな帰ってるでしょ」
蒼はそんな黒を見て呆れつつも鞄を渡す。
いや、正確に言えば鞄を渡そうとした時だった。床から眩い光が発光し出した。
黒「これは…」
黒は何か知っているのか蒼の困惑とは別の困惑をしている。
光がさらに強くなり二人の体を包み込む、眩い光で目を閉じ次に目を開けるときは景色が環境が変わっていた。
蒼と黒が目を開くとそこは崩れかけの建物の中だった。
蒼「ここどこ?」
蒼があたりをキョロキョロと見渡しそんな事を呟く。黒はというと何かが、もしくは誰かがいるかのように一箇所を見つめている。
蒼「黒、どこ見てるの?」
黒「いや、なんでもないよ」
蒼に話しかけられたことにより、目線を外してそう答える。
黒が見つめていた先には、男がいた…それも尋常じゃない量の汗を掻いている男が、この男は《土間 風助》若くして隊長まで上り詰めた天才だ。
風助「あんな奴を召喚するなんて聞いて無いぞ」
恐怖を滲ませた声でそう呟く。まるで悪魔、もしくは修羅などのこの場所にいては行けない存在を見たように。汗をかいていることも忘れたようにその場で立ち尽くしている。
一方、黒達の方でも動きがあった。
黒「蒼気をつけて、誰か来る」
黒が何かに気づいたのか、蒼に注意するように伝える。だが、普通の高校生である蒼が急に注意だなんだと言われて反応できるはずもなく。
蒼が「え?」と黒の方向を向いた瞬間に崩れかけた建物の屋根上にいる者が蒼を押しつぶすように襲いかかる、そのタイミングに合わせるように黒の背後からも何者かが迫ってくる。
黒「懐かしいな…この感じ」
いつもの黒を知っている人物ならば誰もが首を傾げて「だれ?」と疑問に思うだろう。
なぜならば襲われている、殺気をぶつけられているにもかかわらず、その瞳は今まで以上に輝きを放ち口元には笑みを浮かべ恍惚とした表情だからだ。
そう、黒は生粋の戦闘狂(バトルジャンキー)だから。日常生活ではまず見ることのない黒の表情を見た蒼は自分が襲われているにもかかわらず、黒から目線を外すことができない。襲ってきている何者かよりも目の前の黒に恐怖を感じているから。
蒼「黒?大丈夫?」
黒「ああ…最高の気分だよ」
恍惚とした表情のまま、蒼に応える。
そして後ろから襲いかかってきた人物を見ようともせずに左足を軸とした後ろ回し蹴りを放つ。攻撃される事を想定していなかったのか後ろ回し蹴りは襲ってきた人物に直撃する。蹴られた人物は驚いた顔をしたが、ダメージを食らってないのか軽く後ろへ飛び退くだけだった。
これを見た黒は、恍惚とした表情から一変させ真面目な顔になり何かを考え込む。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる