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ムカデ
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朝なんとなく早く目覚めた。
気持ちのいい朝だなと、キッチンに水を飲みに行くと、電気をつけようと部屋に手を伸ばしたところ何かの気配を感じる。
ん?なんかいつもと違う?そう思いながら、電気をパチリと付けた。それと同時に何かが上でカラカラと動き、ドンと落ちてきた。
光に目がなれず黒く長い大きいものが落ちたのを認識する。
驚きに硬直して身動きが取れずにいると、あちらも驚いたようで動かない。
目がなれてくるとそれは50センチほどのムカデであることがわかる。足がたくさんついて居て黒く光沢のあるその体にオレンジ色の顔に触覚がついた特徴的な平べったい顔がこちらを見て居た。
「え?どこから入ったの!?」と驚きながら、ドアをそっと閉めた…
頭の中でいろいろなことが巡る。
外に撒くムカデようの薬あるけど…あれでいいのかな?普通の殺虫剤で効くのかな?
ムカデって言うと熱湯だよね!?
え?でもキッチン入れないじゃん!?え?どうすんの!?
と思考がぐるぐるしながら周りを見渡す…
とりあえず、バケツに水道から出る最大のお湯を注ぎそのお湯に、外に撒くムカデの薬を混ぜる…
床に水を撒くと言う抵抗感!は、ありつつも意を決して
ドアを開けお湯をかける…
今までじっとしていたとは思えない瞬発力を見せ飛び跳ねるように暴れ出した。
「怖すぎる!ょー」と半泣きになりなが
ら、耐えられず声をもらした…
キッチンの棚のものが大きな音を立てながら落ちる。
しばらく様子を見ていると、動きが少なくなり、コロリも魔石が転がった。
毒水というスキルが追加された瞬間だった…
ホットため息をついたは良いものの、片付の大変さにため息をつくのであった。
お皿が何枚か割れていて、お気に入りのお皿まで割れて悲しくなる…
そんな感じでお片づけをしていると、パパが起きてきて、「どうしたん?なんか物音してたような気がするけど」
と首を傾げた。「いや!死ぬかと思ったから!物音聞こえてたんなら降りてきてよ!」
とツッコミをいれつつ説明をして、仕上げに包んでおいた割れたお皿をゴミ箱にポイ!
苦笑いをしていたパパは、
「さて、今日はお気に入りのお皿を見つけにお出かけしようか!?」
というとニコリと笑った。
「いくー!」と即座に返答して、おでかけの用意をしつつ、チビちゃんを保育園に送っていく準備をして、いざ!おでかけ!
お皿といえばどこかな?って感じで、まずはニトリに割れにくい軽量皿を見に行くのであった…
次は割れませんように。
気持ちのいい朝だなと、キッチンに水を飲みに行くと、電気をつけようと部屋に手を伸ばしたところ何かの気配を感じる。
ん?なんかいつもと違う?そう思いながら、電気をパチリと付けた。それと同時に何かが上でカラカラと動き、ドンと落ちてきた。
光に目がなれず黒く長い大きいものが落ちたのを認識する。
驚きに硬直して身動きが取れずにいると、あちらも驚いたようで動かない。
目がなれてくるとそれは50センチほどのムカデであることがわかる。足がたくさんついて居て黒く光沢のあるその体にオレンジ色の顔に触覚がついた特徴的な平べったい顔がこちらを見て居た。
「え?どこから入ったの!?」と驚きながら、ドアをそっと閉めた…
頭の中でいろいろなことが巡る。
外に撒くムカデようの薬あるけど…あれでいいのかな?普通の殺虫剤で効くのかな?
ムカデって言うと熱湯だよね!?
え?でもキッチン入れないじゃん!?え?どうすんの!?
と思考がぐるぐるしながら周りを見渡す…
とりあえず、バケツに水道から出る最大のお湯を注ぎそのお湯に、外に撒くムカデの薬を混ぜる…
床に水を撒くと言う抵抗感!は、ありつつも意を決して
ドアを開けお湯をかける…
今までじっとしていたとは思えない瞬発力を見せ飛び跳ねるように暴れ出した。
「怖すぎる!ょー」と半泣きになりなが
ら、耐えられず声をもらした…
キッチンの棚のものが大きな音を立てながら落ちる。
しばらく様子を見ていると、動きが少なくなり、コロリも魔石が転がった。
毒水というスキルが追加された瞬間だった…
ホットため息をついたは良いものの、片付の大変さにため息をつくのであった。
お皿が何枚か割れていて、お気に入りのお皿まで割れて悲しくなる…
そんな感じでお片づけをしていると、パパが起きてきて、「どうしたん?なんか物音してたような気がするけど」
と首を傾げた。「いや!死ぬかと思ったから!物音聞こえてたんなら降りてきてよ!」
とツッコミをいれつつ説明をして、仕上げに包んでおいた割れたお皿をゴミ箱にポイ!
苦笑いをしていたパパは、
「さて、今日はお気に入りのお皿を見つけにお出かけしようか!?」
というとニコリと笑った。
「いくー!」と即座に返答して、おでかけの用意をしつつ、チビちゃんを保育園に送っていく準備をして、いざ!おでかけ!
お皿といえばどこかな?って感じで、まずはニトリに割れにくい軽量皿を見に行くのであった…
次は割れませんように。
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