異世界から来る兄の手紙

ゆぃ♫

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3通目の手紙

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前回の手紙から半年ほどして。

今度は、茜は高校生になりバイトから帰ると、お父さんが玄関にいた。

「ただいま!うわ!何してんのこんなとこで?」

と声をかけ、前回のお母さんを思い出す。

「あ、手紙?また、私宛?」「そうなんだ、勝手に読むわけにもいかんだろ??」
「次からは読んでもいいよ?」と話しながらリビングに向かった。

あれからどれくらい経っただろうか?茜は元気にしているかな?
前回の手紙の後から、森で修行をしていたんだ。

「匠、魔法も使える様になった事だし。荷物をかたづけれる様に空間魔法を覚えよう」透が提案してきた。

「それは便利そうだな?どうするんだ?」「まず、手の上に小さな箱があるイメージをして。その中身がすごくすごく大きいイメージができたら、アイテムボックスって唱える」「アイテムボックス」そう唱えると、手の上に黄色く小さな箱が出てきた。

「1回でできるとかすごいじゃないか、これが実体化の魔法と空間の魔法が使われている感じかな?
箱の中身はちゃんと大きいのかな?パンを入れてみて」

そういうと、パンを手渡してきたので。
開け方はわからなかったけど、手をかざして入れるイメージをしてみる。なんかわからんがパンが消えて、箱の中にパンが入っている事がなんとなくわかる。

「へーめずらしい、開ける動作とかなしで収納できるんだ」と驚きながら。
「やっぱり俺の親友はチートだ」と笑っている。

そんなこんなで、荷物をアイテムボックスに入れて。

次の日の朝、ギルドでギルドカードをもらって森に向かうことにした。
そこから、高校、大学と習っていた剣道を活用しながら魔法を教えてもらって魔物の討伐や解体を覚えていく。

1番安い剣を買って切れ味も悪いしいつ折れるかと思っていたが。

魔法で保護する事を覚え打撃ようの鉄剣でも魔物が簡単に切れるくらいには強化できるようになり、ファイアーボールや、落雷、ウォーターカッターとか。

初期魔法は、イメージだけで繰り出せるようになった。
し、アイテムボックスも箱を出さなくても手をかざすだけで、いい感じに整理して収納できるようになった。


そんなこんな山の中で過ごし。
ギルドに向かい、山で狩ったものや薬草などの常時依頼として受注した。

「お?お前らひさしぶりだな?どこ行ってたんだ?」ギルドに入るとたまたま通りかかったギルマスが、声をかけて来た。

「あ、ちょうどいい!俺の部屋来てよ!」
と透が声をかけた。

「俺の部屋って来客用だろ!いつからお前のになった!」そう、通常の大きな声で豪快に言いながら来客用の部屋に向かう。

「来客用って言ったってあの部屋は一番端で使いにくいからってほとんど使ってないし今回匠がいるから宿とってるけど。普段俺の部屋じゃん」と陽気な感じで笑いながら、俺の部屋に到着した。

「とりあえず、半年の成果として魔熊の皮50体分それに相当する骨と魔石。肉は多少減ってるけどそれなりにある。ラビットも200程だと思うかなり今までに比べ魔物の数が多い様だゴブリンの中規模の集落もあって、5~600ほどの魔石も回収しているどれだけ出そうか?」

「スライムの魔石50、ラビット100、魔熊10、ゴブリン100今日はそれくらいで頼む。」

「了解、ざっと92万…金貨92枚ってところかな?」とギルマスの返答に対し驚異的スピードで計算をする。
「匠、じゃなーそれを裏の倉庫に出しに行こう、半々にしてもしばらく遊んで暮らせるな」と楽しそうにニコニコしている。

「だからと言って、活動をやめられると魔物が増える!ほどほどに頼む」と後方からギルマスが告げる。
「わかってるわかってる、体も鈍るから、2日に1回くらい行くよ」振り帰りもせず透は怖えるとどんどん進む。
1番下の階に降り、解体場を通り抜け倉庫に向かう。顔パスでどんどん進む。

倉庫に着くと、入口横にカウンターがありそこに、記入所の様なところがあって、鑑定士が色々鑑定している様だった。

「リリーちゃん、鑑定宜しくーこれギルマスの指示書、ざっと金貨92枚分くらいだと思うんだけど匠と俺に半々で振り込んどいて」

と綺麗な髪をなびかせた中性的でスレンダーな女の人に声をかける。指示書を受けとり、何かを軽く記入すると。
「賜りました、1時間ほどで完了いたします」と機械的に答え、カゴの様なものに魔石を種類別に出し大きな台の上に魔熊の素材などをだす。アイテムボックスに入っているのでぐちゃぐちゃにならないのがありがたい。

そんな感じで、結構なお金持ちになりそうな予感がする。
帰った時茜が欲しいもの買ってやるから、楽しみにしてろよ。

その文章で締めくくられていたけど。こちらの円と金貨では、価値が変わってくるのではないか?とふと思ったが気にしないことにした。

「父さんには何もないのかな?」と手紙を見たお父さんが少し複雑そうな表情で呟きながら、キッチンに飲み物を取りに行ってしまった。
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