悪役令嬢の執事はツッコミに走る!

ばすてと

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一章

服…買いに行くぜ!

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3.

晴れ渡る青い空!気持ち良い春の風!
染み付いた昔からある店の香り!
そう!今日は下町にやってきたんだぜベイベー!
「何を1人でやってるの執事?貴方の頭はどこに行っちゃったのかしら。」
「ご安心下さいお嬢様、お嬢様の頭よりはマシでございます。」
「それもそうね…ん?ごめん聞こえなかったわ。今のは皮肉と受け取ってよろしくて?……首」
「お嬢様が賢くなっていて恐縮でございます。」

まてや、このお嬢様。皮肉って言葉知ってたんやな。やっべぇぞ。

「着きましたねお嬢様。」
「ええ、ここが下民の着せ替え人形部屋ね」
「はいお嬢様、貴方はここで人形になっていただきますね」
「下民の着せ替え人形ね」
「………」
コイツ….俺が覚醒してからか?どんどん口が達者になってるぅ。

店に入ろう。うわ、ゲームの時と一緒やん!こういう時自分がゲームの中に入ったって確信して、感動するんだよね。
おいお嬢様、俺を嘲笑うような目でみんな。

「それで?頭のおかしい執事は私にどの服が似合うと?」
「頭がメルヘンなお嬢様は、ゴスロr……ふわふわしたドレスより、すらっとしたドレスの方がお似合いだと思います。」
「なるほど。ねぇ執事?メルヘンって何かしら?なんとも不快な単語なのだけれども?」
「頭のイカレt…可愛らしいという意味ですよお嬢様。」
「なるほど?」
いやぁ、さっきからお嬢の顔に首にしてやるってオーラが滲み出てらっしゃる。
それだけはやめて。まじで泣く。
と、とりあえず服を選ぼう!

服を数着選び、お嬢様を着せ替え人形にして、その日は終了した。
んー、今日買ったドレスはすらっとしてるけどなぁ。なんか違うんだよー。
お嬢様にもっと似合うのがあるはずなのにー。
そうだ!
自分でデザイナーすればいいんだ!
よぉし!さっそく!ここをすらっとしてぇ、薄い色にして、ワンピース的なドレスをーーーーーー。
ざっと15着はデザインしたぞ!
うん!お嬢が人気になること間違いなし!

これを服屋さんに渡して作ってもらうことにした。



後日。新しいファッションのドレスが他国まで流れ
流行していき、アレンの名が飛び回ったことを、
お嬢の服に満足していたアレンはまだ知らない。
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