7 / 23
超巨大組織、[楽園]
2
しおりを挟む
〈おーい、レン。朝であるぞー。〉
……昨日、あの奇跡を見た後、なかなか眠れなくて、結局眠りの魔法を使って寝た。昨日の夜は本当に眠れなかった。あれはもう、異常である。
それはそうと、今日は学校である。素直に起こしてくれたルーに感謝して、飯を食べる事にした。今日は確か、テストだった筈である。しっかり(時間が遅くなる魔法で創った空間で)勉強したから大丈夫だと思う。テスト中での魔法のズルは、使わないでおこうと思う。そこは、しっかり努力しないとな。
「よし、じゃあ行くか。ルー、留守番頼むぞ。」
〈任せとけ。〉
…思うのだが、ルーは雨月家に戻らないのだろうか。仕事とかどうしてるんだろう。サボってるのかな?
《どうやら、マスターがいない時に姿を消している様です。その時に帰っているのでしょう。もしかしたら、別の理由で他のところに行っていたのかもしれませんが、その可能性は限りなく低いと推測しました。》
ありがとう、ヘル。そんなところまで見ててくれたんだ…。その後、ルーの仕事って何なのだろうかというのを考えていると、いつの間にか学校に着いていた。俺の二度目の人生が始まったところなんだと考えながら教室に入ると、いつも通り、俺の大親友の黒田亜練が話しかけてきた。
「よう、蓮斗。…それと、おはよう。そっちの美津も。」
「おはよう。…美津、いつから俺の後ろに立っていたんだ?全然気づかなかったのだが…」
「今さっきから。おはよ。とりあえず、入ってくれないかしら。私、この配置だと入れないのだけど…。」
「お、おう。今入る。」
《今、この娘の気配を感じきれなかった…?》
ヘルが何かボソッと言った気がしたが、気のせいか?ま、いっか。…お、先生が来た。
「おはよう。はい注目。ホームルームを始めるぞー。まず出席を確認する。青那ー(はい)志那ー(はい)……………よし。全員いるな。今日はテストだし、気合い入れろよー。…それともう一つ。今度、転校生が入る事になった。この学校は、エリート校でものすごく難しい転校前テストも、満点合格した逸材だ。楽しみにしておけ。」
「はい!!」
「いい返事だ。じゃあ解散。十分後に一時間目開始だ。」
その声と同時に、多くの生徒が立ち上がり、自分のやることをしに行った。亜練は、俺のところに向かっているが、真面目な美津は、次の授業の予習を自分の席でこなしている。…相変わらず、美津の計算速度、すげーな。身体強化をかけてるっぽいけど、知能を上げるのじゃなくて、腕の動かす速さを少し早めるくらいの性能だ。ま、でも成績では俺のほうがいいんだがな。俺の勉強法は、前から少し特殊だからな。そんなもんだろ。
十分間、亜練と話していると、一時間目の先生がやってきて授業が始まった。…そして、二時間目にあったテストはおそらく、いい点数だと自信を持てる。…美津、前に陰陽師として決闘したことを微塵にも感じさせないくらい自然だ。おそらく、小さい時から茶飯事だったから、慣れているのだろう。
「ただいまー……ルー?ルー!どこだ⁉︎」
《‼︎どうやら、この家にいる気配がありません。気配の探知を開始…………………完了。案内を開始します。ナビゲートの通りに進みください。》
学校が終わり、家に帰ると、ルーがいなかった。これならまだ気にならないが、家の中にはルーのと思われる羽と、血が残っていた。ヘルが少し焦ったようにヘルを探し始めるのを聞きながら、俺は状況の整理を急いだ。血が残っていることから、何か先頭があったのだろう。周りの家具には大きめな傷が入っているし、怪我で出る量の傷じゃない。何があったのだ?
……昨日、あの奇跡を見た後、なかなか眠れなくて、結局眠りの魔法を使って寝た。昨日の夜は本当に眠れなかった。あれはもう、異常である。
それはそうと、今日は学校である。素直に起こしてくれたルーに感謝して、飯を食べる事にした。今日は確か、テストだった筈である。しっかり(時間が遅くなる魔法で創った空間で)勉強したから大丈夫だと思う。テスト中での魔法のズルは、使わないでおこうと思う。そこは、しっかり努力しないとな。
「よし、じゃあ行くか。ルー、留守番頼むぞ。」
〈任せとけ。〉
…思うのだが、ルーは雨月家に戻らないのだろうか。仕事とかどうしてるんだろう。サボってるのかな?
《どうやら、マスターがいない時に姿を消している様です。その時に帰っているのでしょう。もしかしたら、別の理由で他のところに行っていたのかもしれませんが、その可能性は限りなく低いと推測しました。》
ありがとう、ヘル。そんなところまで見ててくれたんだ…。その後、ルーの仕事って何なのだろうかというのを考えていると、いつの間にか学校に着いていた。俺の二度目の人生が始まったところなんだと考えながら教室に入ると、いつも通り、俺の大親友の黒田亜練が話しかけてきた。
「よう、蓮斗。…それと、おはよう。そっちの美津も。」
「おはよう。…美津、いつから俺の後ろに立っていたんだ?全然気づかなかったのだが…」
「今さっきから。おはよ。とりあえず、入ってくれないかしら。私、この配置だと入れないのだけど…。」
「お、おう。今入る。」
《今、この娘の気配を感じきれなかった…?》
ヘルが何かボソッと言った気がしたが、気のせいか?ま、いっか。…お、先生が来た。
「おはよう。はい注目。ホームルームを始めるぞー。まず出席を確認する。青那ー(はい)志那ー(はい)……………よし。全員いるな。今日はテストだし、気合い入れろよー。…それともう一つ。今度、転校生が入る事になった。この学校は、エリート校でものすごく難しい転校前テストも、満点合格した逸材だ。楽しみにしておけ。」
「はい!!」
「いい返事だ。じゃあ解散。十分後に一時間目開始だ。」
その声と同時に、多くの生徒が立ち上がり、自分のやることをしに行った。亜練は、俺のところに向かっているが、真面目な美津は、次の授業の予習を自分の席でこなしている。…相変わらず、美津の計算速度、すげーな。身体強化をかけてるっぽいけど、知能を上げるのじゃなくて、腕の動かす速さを少し早めるくらいの性能だ。ま、でも成績では俺のほうがいいんだがな。俺の勉強法は、前から少し特殊だからな。そんなもんだろ。
十分間、亜練と話していると、一時間目の先生がやってきて授業が始まった。…そして、二時間目にあったテストはおそらく、いい点数だと自信を持てる。…美津、前に陰陽師として決闘したことを微塵にも感じさせないくらい自然だ。おそらく、小さい時から茶飯事だったから、慣れているのだろう。
「ただいまー……ルー?ルー!どこだ⁉︎」
《‼︎どうやら、この家にいる気配がありません。気配の探知を開始…………………完了。案内を開始します。ナビゲートの通りに進みください。》
学校が終わり、家に帰ると、ルーがいなかった。これならまだ気にならないが、家の中にはルーのと思われる羽と、血が残っていた。ヘルが少し焦ったようにヘルを探し始めるのを聞きながら、俺は状況の整理を急いだ。血が残っていることから、何か先頭があったのだろう。周りの家具には大きめな傷が入っているし、怪我で出る量の傷じゃない。何があったのだ?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる