🥀Rosie Gray.

Rose

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-想side -

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「ーーーろッ‼︎‼︎ーーーーめろッッ‼︎‼︎おい、‼︎ーー想ッ‼︎落ち着けよ‼︎やめろって‼︎ーーーそいつ死ぬぞ‼︎」


「離せよッ‼︎ーーーッ‼︎‼絶対お前をぶっ殺してやるッッッ‼︎‼︎」




---中学生の僕は、クラスメイトの1人を半殺しにしてしまい少年院へ送られました.

「なんで手を出したんだ?」

「僕の気に触るような発言をやめなかったから」

「ん~…他の子達の証言によると、すれ違う際にお前が一方的に殴りかかったそうじゃないか」


「ボソッと言われた言葉に対して……ムカついたから」

「何を言われたんだ?」

「…………」

「……はぁ、何かを守る為かは知らんが、手を出すのはダメだ。それで慣れてしまえば、どんなことでもそれでしか解決できない野郎になる。そんなのお前には似合わない」


「……父さん、…俺の外見って、変?」

学校ではずっと外見のことでイジられていた。
海外の男の子のような色素の薄いベージュの髪と瞳、色白でそばかすだらけの顔。


自分の外見がコンプレックスだった


(お前ほんとに日本人かよ笑、黒に染め直してこいよ笑)

(お前の母ちゃんってほんとに日本人??笑ぎゃはは!笑)

毎日言われるこの言葉がすごく嫌だった.

スルーし続けても言われる言葉.
怒りが沸々と溜まりに溜まって、こんなことになってしまった.

僕に殴られたクラスメイトの親御さんは父に怒鳴り散らかしていたらしい.
そんな父は深く頭を下げて謝っていたって後から聞いた.


胸糞悪い



「………なーに言ってんだあ笑。おまえ、自分の外見をもっとじっくりちゃんと見てみ」

と目の前にある全身鏡を指さす.

「見てみろよ」

そう言われて僕は無言のまま鏡の僕を見る.


「どうだおまえ。自分かっけえだろ~!こんな綺麗な髪中々いないし目も綺麗だし自信持った方がいいぞ??そしてなによりもお前は、母さん似だな笑。お前の母さんは世界一綺麗な人だぜ?そして俺の女!笑………お前に会わせてやりたかったけどな笑」

そう言う父の目はどこか遠い目をしていた.

「………想。ココを出たらアメリカへ住もうか」

「えぇ!?」

「何だよいいじゃねえかよ。アメリカはいいぞ~なんせ、自由の国だしな!」

「行く」

「即答かよ意外とすんなり受け入れるんだな笑。決まりだな!少年院で身体鍛えておけ」


「………分かった」


なにかが変わるなら、僕自身を受け入れてくれる誰かに出逢えるなら、ここでの生活だって悪くない.


そんな気がした.


ーーーー
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