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boys
しおりを挟む------あれから2年.
僕は父と一緒にアメリカへ渡米し、ロサンゼルスの学校に転校することになった.
言葉の壁なんて問題ない.
父の仕事柄、小さい頃からよく外国のお客さんと英語でお喋りすることが毎日のようにあったし、海外の映画や音楽だって聴いていたから.
アメリカの学校では割とすぐに友達ができた.
クールで女の子から人気者のグレン.
お調子者でいたずら好きのイギー.
運動神経抜群でスポーツバカのルーカス.
成績優秀ゲームオタクのマシュー.
僕がアメリカへ来て、初めてできた友達だ
グレンは学校での過ごし方を丁寧に教えてくれた.それに僕の隣の家に住んでるって知って最近は一緒に学校へ行くようになった.
他愛もない会話をして、授業を受けて、帰宅して、友達と遊んで、眠りについて、
僕にとってすごく平凡で落ち着ける日々.
勉強は嫌になるけどずっと学生でいたい
そんなことを思いながらぼーっと机に頬杖をついていると後ろからイギーが声をかけてきた.
イギー「なあ、今年の夏休みなんだけどさ俺の親の別荘でホームパーティーしようぜ!!!」
想「え?イギー、別荘なんか持ってたの?」
イギー「親のだけどね、でも今は使ってないみたいだから俺が今改造してんだ。みんな誘ってさー!騒ごうぜ!」
想「うーん、、僕は………」
と言いかけようとする僕の言葉をグレンが遮る.
グレン「女の子も居るんなら想も来るってさ」
想「は?!言ってないよそんなこと!!」
グレン「顔には出てたよ」
とグレンが茶化す.
想「なんだよそれ、グレンの方がそう思ってたくせに。人の名前を使うなんて」
グレン「はは笑、パーティーに華は必須だよ。イギー、女の子もちゃんと呼んでね」
とグレンはクシャっと笑いながら言う.
この笑顔にどれだけの女の子がグレンに堕ちたんだろう.
前にマシューが言ってた言葉を思い出す
“グレンは女をダメにする”
ほんとその通りだ。僕が女だったらグレンに堕ちてたんだろうなって思う程、グレンはかっこいい。
イギー「女の子ならもうとっくに誘ったよ!……俺勇気をだして、彼女のこと誘ったんだ!そしたら、オーケー貰った!彼女の友達も来てくれるって!」
おいおい、いつの間に進展してんだよイギー。
想「彼女って誰のこと?」
イギー「ローラだよ。ローラ・ハリス!狙うなよ?!俺の本命なんだ」
きょとんとしている僕にグレンが言う
グレン「ほら、双子のチアガールの子だよ」
想「……ごめんやっぱ顔出てこないや、笑」
イギー「とりあえず、!夏休みの最初の週は空けとけよ??俺も学校終わったら別荘の改造少ししてレベル上げておく!でも1人じゃ無理だから、………2人ともこの後の予定は?」
想・グレン「勉強♡」
イギー「嘘つけよ!!仕方ない。筋肉バカのルーカスに手伝って貰うことにするよ。じゃあな!パーティーのこと忘れんなよ!俺の恋も応援しろよ☆」
と言ってイギーはルーカスの方へ走っていった.
グレン「……何ちょっと楽しみにしてんだよ」
想「だってホームパーティーなんて初めて参加するから」
グレン「あーそっか。きっと楽しくなるよこれから」
そう言ってグレンはじゃあなってだけ言い教室を出た.
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