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ライアン様の誕生日

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今日はライアン様の誕生日です。

プレゼントを渡しに騎士団に来ています。

「ホワイト嬢いらっしゃい、団長をお探しですか?」

「はい」

「今、執務室にいらっしゃるので呼んできますね」

話しかけられたのは
副団長のバウス・スターン様で
茶髪・黒眼で綺麗な顔立ちをしています。
ライアン様と同じ歳で
ライアン様の幼馴染みでもあり
とても仲が良いです。

乙女ゲームなだけあって
みんな美形が多いよね。うん!


「シャロンいらっしゃい。会いたかったよ♪談話室にいって話そうか」

「はい、私も会いたかったです」

談話室に移動し

ライアン様が座ってる隣に手をポンポンと叩き

「シャロンこっちこっち。座って」

「失礼します。ライアン様お誕生日おめでとうございます。プレゼントです。気に入ってもらえると嬉しいのですが」

ライアン様が包みを開け
中身を見て

「シャロン刺繍してくれたんだね。すごく嬉しいよ。ありがとう、大切にするよ♪」

喜んでもらえたみたいで良かった。

「はい♪喜んでもらえて嬉しいです」

「二人でゆっくり会いたいな・・・これから仕事が忙しくなりそうで次、いつ会えるのかわからないんだ。シャロン不足になるよ・・・はぁ」

「ライアン様お仕事で会えないのは辛いですが頑張って下さい。落ち着いたら、どこか二人でゆっくり出来るところに出掛けましょう」

「そうだね。落ち着いたら二人で出掛けよう。それまで頑張るよ」

「はい」

「そろそろ仕事戻らないと。シャロン気を付けて帰ってね。また会えるの楽しみにしてる」

「はい。ライアン様お仕事頑張って下さい。次、会える日を楽しみにしています」
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