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しおりを挟む「アレックス!おい離れろ!」
大きな声でお兄様が応接室に入ってきて私から公爵様を引き剥がしてくれた
「昨夜セレスの話しをした時 飛び出して行きそうだったから止めたのに!
俺が間に入って説明するって事で納得したはずだよな?
なんでこんな早い時間に押しかけてるんだよ?」
「邪魔をするな、いい感じだったのに!」
お兄様が驚いて私を見るので、急いで頭を横に振る
「何がなんだか⁇」
ジャスミン伯爵家はバーグ侯爵家と近くにあり 早朝の公爵の来訪に何事かと心配した執事が兄を呼んで来てくれたのだった
「アレックス .バロウズ公爵 これは一体どういう事なんだ?私にはセレスが襲われてる様に見えたが?」
「彼女がプロポーズを受けてくれたんだよ」
「いえっ、公爵様 私はお友達になりませんか?と」
「ああ、お友達から始めるつもりだよ」
あれ?そうだったかしらなんか上手く流されてるような
「アレックス お前そんなにセレスがすきなの?」
「えっ!お兄様なにを?」
「ああ、大好きだ」
「でもな、セレスはそういうの、懲りてると思うぞ」
お兄様よくお分かりで、本当懲りてます
「それに公爵家の後継の事を考えたら
もっと若い子の方がいいぞ?」
引っかかる言葉でもありますが、今はその通りと頷いておきます、
「カイゼル!お前は味方じゃなかったのか?」
「ああ、味方だよ?セレスのね!
大体距離感がおかしいだろう?なんだよ!
さっきのは?」
「あ、ああ すまない つい嬉しくて」
公爵様は私と目が会うと顔を赤くして恥ずかしそうに両手で顔を隠してしまった
「ふふっ、可愛いわ」
つい口に出てしまった
耳まで真っ赤になった公爵様は誰が見ても可愛いというだろう
呆れた顔のお兄様はそんな バロウズ公爵を連れて帰って行った。
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