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オーマとの決戦?
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門をくぐり、街に入ると、俺を兵士達がゾロゾロと集まってきて出迎えた。
しかし装備の質は、これまでに遭遇した連中と比べると、だいぶ低いな。盾と槍だけを持ち、鎖鎧、皮鎧を持つのは僅かだ。布の服がほとんど。
民兵をかき集めた感じだなコレは……。
オーマも結構消耗してますね。いや、かなり俺のせいではあるのだが。
「機人だ!機人が入ってきたぞ!」
「チクショウ!兄弟の仇だ!」
「エルフを殺したくらいで何だってんだ!ぶっ殺し返してやる!」
まあ、そうなりますよね。
どーしたもんかなと視線を上げると、街の大通りを真っ直ぐ言った突き当りの、大聖堂のような建物、そこのバルコニーに、左右に恰幅のいい聖職者風の男たちを伴い、豪華な服装をした、一人の老人が現れた。
すっと手を振って老人は、そのやせ衰えた体に似合わない声量で叫んだ。
「ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん!!」
「教父殿は仰っています!この戦いでなぜここまで民が傷つき、疲弊したのか!」
「クビだ!クビだ!クビだ!」
「それはデイツ王の失政によるもの!」
「デイツ王はもはや王に非ず!教父殿が親政を取ると、仰っています!」
いや、そんなこと一言もいってないじゃん。拡大解釈にもほどがあるだろ!
ていうかなんだよこの喋り!明らかにアレじゃねえか!?
いや、ここでアレの名前を言ってはいけない、そんな気がする。
今はそれどころではない、敵意をむき出しにした民兵が俺たちに思い思いの武器を持ってきて迫ってきている。
あまりにも多すぎるな。ミニガンやサブマシンガンの弾が持ちそうにはない。
ふふ、つまりライトセイバーを使う時が来たという事だ!
テンション上がるなあ!
俺はライトセイバーの点け、青い光の刀身をのばす。
そしてグリップを握った手首を回転させて、ブォンブォンブォンとライトセイバーを扇風機の様に回す。
さー寄らば斬る!寄って来なくてもこっちから行くがなあ!!!
ブリブチ!ボトボトッ!ブチブチ!っという音と共に、民兵たちは、ライトセイバーの光刃の餌食になって、湯気を上げるハムになる。
うわえっぐ!傷口を焼き切ってるから血が出ないのはいいが……。
この光景はトラウマ級だ。
なんか昔の映画であったね。レーザーの罠でサイコロみたいに切り刻まれる特殊部隊の人。あれ以上だ。こりゃーとても地上波で流せないわ。
俺を取り囲んだ兵たちが、すっかりR18Gの収穫祭のハムと化したが、バルコニーに居る教父はまだ余裕のある表情を見せている。
「馬鹿野郎、お前、俺は勝つぞ、お前(天下無双)」
「ブラザータゴコロ、聖なる手榴弾をここへ!!!」
「ハハッ!ここに、ブラザーダタノ。」
「では使い方の説明を。タゴコロ、「真夏の夜の誘惑」第4章を開きなさい。」
「ハッでは読み上げます。」
「う↑む↓」
「そしてセンパイは手榴弾を高く上げて言った、『主よ、この手榴弾を祝福してください。あなたの敵を、あなたの憐れみによって、小さな破片に吹き飛ばすことができますように。』そして、センパイは微笑み、人々は子羊、エルフ、ドワーフ、ゾウ、キツネ、プロテイン、野菜スティック、まるごとソーセージをごちそうしました...」
「そこは飛ばしなさい、兄弟。使用説明はその先です」
「まず聖なるピンを取り出し、それから3まで数えてる。それ以上でもそれ以下でもない。あなたが数えるべき数は3であり、数えた数は3です。4は数えてはいけません。2では少なすぎ、4では多すぎる。5はもってのほかである」
アーアーアーアーラーラーラーとかいう歌をバッグに、箱の中から何かを取り出す聖職者たち。いやこれ、このくだり、必要?
しかしそこから取り出されたものを見て、俺は正気に戻った。
俺のUIが補足した、その箱から取り出されたもの。
『MK1戦術核手榴弾ロナルド・トランブ』
いや、それはいかんだろ!何がとは言わんが、それだけはいかん!
刹那、この世に存在してはいけないものを察知した俺。
瞬時に決断し、マルチミサイルを放った。
命中と共に大きなキノコ雲が上がり、教会はその上半分を吹き飛ばした。
そして、カリスト教の教父、この世界の精神的な主も、この世から消滅した。
しかし装備の質は、これまでに遭遇した連中と比べると、だいぶ低いな。盾と槍だけを持ち、鎖鎧、皮鎧を持つのは僅かだ。布の服がほとんど。
民兵をかき集めた感じだなコレは……。
オーマも結構消耗してますね。いや、かなり俺のせいではあるのだが。
「機人だ!機人が入ってきたぞ!」
「チクショウ!兄弟の仇だ!」
「エルフを殺したくらいで何だってんだ!ぶっ殺し返してやる!」
まあ、そうなりますよね。
どーしたもんかなと視線を上げると、街の大通りを真っ直ぐ言った突き当りの、大聖堂のような建物、そこのバルコニーに、左右に恰幅のいい聖職者風の男たちを伴い、豪華な服装をした、一人の老人が現れた。
すっと手を振って老人は、そのやせ衰えた体に似合わない声量で叫んだ。
「ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん!!」
「教父殿は仰っています!この戦いでなぜここまで民が傷つき、疲弊したのか!」
「クビだ!クビだ!クビだ!」
「それはデイツ王の失政によるもの!」
「デイツ王はもはや王に非ず!教父殿が親政を取ると、仰っています!」
いや、そんなこと一言もいってないじゃん。拡大解釈にもほどがあるだろ!
ていうかなんだよこの喋り!明らかにアレじゃねえか!?
いや、ここでアレの名前を言ってはいけない、そんな気がする。
今はそれどころではない、敵意をむき出しにした民兵が俺たちに思い思いの武器を持ってきて迫ってきている。
あまりにも多すぎるな。ミニガンやサブマシンガンの弾が持ちそうにはない。
ふふ、つまりライトセイバーを使う時が来たという事だ!
テンション上がるなあ!
俺はライトセイバーの点け、青い光の刀身をのばす。
そしてグリップを握った手首を回転させて、ブォンブォンブォンとライトセイバーを扇風機の様に回す。
さー寄らば斬る!寄って来なくてもこっちから行くがなあ!!!
ブリブチ!ボトボトッ!ブチブチ!っという音と共に、民兵たちは、ライトセイバーの光刃の餌食になって、湯気を上げるハムになる。
うわえっぐ!傷口を焼き切ってるから血が出ないのはいいが……。
この光景はトラウマ級だ。
なんか昔の映画であったね。レーザーの罠でサイコロみたいに切り刻まれる特殊部隊の人。あれ以上だ。こりゃーとても地上波で流せないわ。
俺を取り囲んだ兵たちが、すっかりR18Gの収穫祭のハムと化したが、バルコニーに居る教父はまだ余裕のある表情を見せている。
「馬鹿野郎、お前、俺は勝つぞ、お前(天下無双)」
「ブラザータゴコロ、聖なる手榴弾をここへ!!!」
「ハハッ!ここに、ブラザーダタノ。」
「では使い方の説明を。タゴコロ、「真夏の夜の誘惑」第4章を開きなさい。」
「ハッでは読み上げます。」
「う↑む↓」
「そしてセンパイは手榴弾を高く上げて言った、『主よ、この手榴弾を祝福してください。あなたの敵を、あなたの憐れみによって、小さな破片に吹き飛ばすことができますように。』そして、センパイは微笑み、人々は子羊、エルフ、ドワーフ、ゾウ、キツネ、プロテイン、野菜スティック、まるごとソーセージをごちそうしました...」
「そこは飛ばしなさい、兄弟。使用説明はその先です」
「まず聖なるピンを取り出し、それから3まで数えてる。それ以上でもそれ以下でもない。あなたが数えるべき数は3であり、数えた数は3です。4は数えてはいけません。2では少なすぎ、4では多すぎる。5はもってのほかである」
アーアーアーアーラーラーラーとかいう歌をバッグに、箱の中から何かを取り出す聖職者たち。いやこれ、このくだり、必要?
しかしそこから取り出されたものを見て、俺は正気に戻った。
俺のUIが補足した、その箱から取り出されたもの。
『MK1戦術核手榴弾ロナルド・トランブ』
いや、それはいかんだろ!何がとは言わんが、それだけはいかん!
刹那、この世に存在してはいけないものを察知した俺。
瞬時に決断し、マルチミサイルを放った。
命中と共に大きなキノコ雲が上がり、教会はその上半分を吹き飛ばした。
そして、カリスト教の教父、この世界の精神的な主も、この世から消滅した。
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