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カイデンの怒り
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「機人を処刑できなかったとは、どういう事か?!」
カイデンは怒りをあらわにし、報告しに来ただけの哀れな男に、執務室の机上にあった筆記具、電話、ありとあらゆる物を、投げつけた。
ただ決められた仕事をしただけの彼は「ヒィ」といって部屋の外に逃げていった。それを涼しい顔で見ていたカイデンの側近は、まだ怒りの冷めやらない様子のカイデンに語り掛ける。
「さすがは悪魔的エリート集団といったところですな。まさに悪魔的知能!」
「敵をほめて何とする!ええい、いまいましい!」
「カイデン様、処刑には失敗しましたが、まだ手段はあります」
「手段とな、一体それは如何なるものか?」
「まず、法律とは正義の具現化ではないのです。法律というのは血が通っていない、ただのシステムにすぎません。血の通った人間による正義の執行という手段があります。つまり……正義のテロリズムを行うのです!!!!」
「我が側近、それは正気で言っているのか?!」
「正気ですとも。正義の為には法律などクソ食らえです!!!!」
「……よくぞ言ってくれた!」
カイデンはその怒りに満ちた顔をやわらげ、まるで父親のように側近を温かく抱いた。その顔は先ほどの激高をまるで感じさせなかった。陽だまりに横たわる子犬のように穏やかであった。
「正義の為には多少のテロは止むをえません。善き世界を作るためには、無実の人々が10億人死んでも、10人の真なる善き人が残ればそれで十分なのです」
「うむ、素晴らしい考えだ!」
「……して、具体的にはどうするのだ?」
「まずは機人の悪評を立てましょう。それには正常会のピースワンを使います。彼らなら血の通った正義を示してくれます」
「ほう、言葉狩りのロロ、揚げ足取りのヨンジ、そしてワラ人形のルビーからなる、最強の論客たちだったな」
「ええ、彼らの弁論術ならきっと機人を社会的に孤立させることができます。さらに子飼いのデモ隊を使用すれば効果的でしょう」
「くくく、待っていろ機人め!!」
「早速彼らと連絡を取りましょう」
・
・
・
~ラメリカ、ニューヤークの某本屋~
三人の男たちが、一人の小太りの青年を囲んで小突き回していた。
彼はその手に可愛らしい少女のイラストが描かれたマンガ本を手にしていた。
これは機人がイギニスで連載していた「蹴るぞ!ミリアちゃん!」の単行本であった。なんかしらんが妙に人気になって、今では機人の手を離れ、目本の漫画家に続きを書いてもらっていたものだった。
機人の手を離れたのちは、手加減を知らない目本の作家の手によってクオリティが劇的に上昇し、今では翻訳されてラメリカでも出版されているのだ。
しかしその表紙は、中々にきわどい衣装となっている。
「ラメリカ人がこんな漫画を読んで良いとおもってんのかぁ?」
「そうだ、もっと『政治的に正しい』ものを読んだらどうなんだ、えぇ?!」
「お、おれは女の子の絵が好きなだけなんだ!!」
そのときだった、ロロの「言葉狩り」が一閃した。
「……てめぇ……『女の子』が好きだと……?!ロリコンかてめぇ!!!」
短髪に片目にバッテンの傷を負った隻眼の弁士、ロロは鋭く言葉を狩った。
彼の「言葉狩り」は鋭く、さりげなく放たれた一言を切り取って、意味を拡大解釈された。
「そんなことは一言も言って無いじゃないか!漫画が好きなだけだよ!」
「……へぇ……お前、漫画が好きなのか、じゃあ普通の本は嫌いって事か?……そいつぁよくねえな……?」
片目を隠した金髪に、スーツを着た優男が華麗に彼の揚げ足を取った。
揚げ足取りのヨンジの「揚げ足取り」は、ごく自然に小太りの男の発した好きという主張を取って、それと反対にみえる意見を押し付けた。
まるでダンスのような、華麗な揚げ足取りであった。
そして、その二人の弁士の戦いに割って入ろうとするものがあった。
黒髪を短く刈り込んだ少年のようだが、その瞳は揺るぎない強さを持っていた。
この少年が、「ワラ人形」のルビーその人であった。
「……ゴチャゴチャうるせえな!!!」
「……おい、お前……それでいいのか?」
「そうやってアレが好き、何が好きってよ……自分の好きなもんばっかり気にして、この世界の『悪いもん』が目に入らねぇのかよ!!!」
「……何が好きかよりも、何が嫌いかで、自分を語れよ!!!」
<ドォォン!!!>
「アァ……ウワァ……アワワ……」
「お前が漫画本が好きって事は、それ以外の本はどうなってもいいって事だろ!!!……そんなの……良くねぇだろうがあああああああッ!!!」
「……へっさすが『ワラ人形のルビー』だ。ああ熱く語られちゃ敵わねえぜ」
「……まぁな、ロロもいい線いってるとは思うけどよ」
その時、電子音が鳴り響いた。ヨンジの携帯電話に何者かからの着信があったのだ。彼は電話に出ると「わかった」とだけ、短く答えて通話をきった。
「カイデンのオッサンからだぜルビー。あの『ポトポトの機人』を俺たちにディスってほしいってさ」
「えぇー?それって『弁論王』になるのに必要な事かよ?」
「ああ、必要だと思うぜ。なんてったって有罪率99%を誇る正常会のネコマが検事についた裁判で、無実を勝ち取った奴だ」
「……確か、機人には100億トルの賞金がかかってるっていうな?」
「よし、次の目標は……ポトポトの機人だ!!!見てろよみんな……」
「「”弁論王”に!!!俺はなるっ!!!」」
―――――――――――――
流石に怒られそう(
カイデンは怒りをあらわにし、報告しに来ただけの哀れな男に、執務室の机上にあった筆記具、電話、ありとあらゆる物を、投げつけた。
ただ決められた仕事をしただけの彼は「ヒィ」といって部屋の外に逃げていった。それを涼しい顔で見ていたカイデンの側近は、まだ怒りの冷めやらない様子のカイデンに語り掛ける。
「さすがは悪魔的エリート集団といったところですな。まさに悪魔的知能!」
「敵をほめて何とする!ええい、いまいましい!」
「カイデン様、処刑には失敗しましたが、まだ手段はあります」
「手段とな、一体それは如何なるものか?」
「まず、法律とは正義の具現化ではないのです。法律というのは血が通っていない、ただのシステムにすぎません。血の通った人間による正義の執行という手段があります。つまり……正義のテロリズムを行うのです!!!!」
「我が側近、それは正気で言っているのか?!」
「正気ですとも。正義の為には法律などクソ食らえです!!!!」
「……よくぞ言ってくれた!」
カイデンはその怒りに満ちた顔をやわらげ、まるで父親のように側近を温かく抱いた。その顔は先ほどの激高をまるで感じさせなかった。陽だまりに横たわる子犬のように穏やかであった。
「正義の為には多少のテロは止むをえません。善き世界を作るためには、無実の人々が10億人死んでも、10人の真なる善き人が残ればそれで十分なのです」
「うむ、素晴らしい考えだ!」
「……して、具体的にはどうするのだ?」
「まずは機人の悪評を立てましょう。それには正常会のピースワンを使います。彼らなら血の通った正義を示してくれます」
「ほう、言葉狩りのロロ、揚げ足取りのヨンジ、そしてワラ人形のルビーからなる、最強の論客たちだったな」
「ええ、彼らの弁論術ならきっと機人を社会的に孤立させることができます。さらに子飼いのデモ隊を使用すれば効果的でしょう」
「くくく、待っていろ機人め!!」
「早速彼らと連絡を取りましょう」
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~ラメリカ、ニューヤークの某本屋~
三人の男たちが、一人の小太りの青年を囲んで小突き回していた。
彼はその手に可愛らしい少女のイラストが描かれたマンガ本を手にしていた。
これは機人がイギニスで連載していた「蹴るぞ!ミリアちゃん!」の単行本であった。なんかしらんが妙に人気になって、今では機人の手を離れ、目本の漫画家に続きを書いてもらっていたものだった。
機人の手を離れたのちは、手加減を知らない目本の作家の手によってクオリティが劇的に上昇し、今では翻訳されてラメリカでも出版されているのだ。
しかしその表紙は、中々にきわどい衣装となっている。
「ラメリカ人がこんな漫画を読んで良いとおもってんのかぁ?」
「そうだ、もっと『政治的に正しい』ものを読んだらどうなんだ、えぇ?!」
「お、おれは女の子の絵が好きなだけなんだ!!」
そのときだった、ロロの「言葉狩り」が一閃した。
「……てめぇ……『女の子』が好きだと……?!ロリコンかてめぇ!!!」
短髪に片目にバッテンの傷を負った隻眼の弁士、ロロは鋭く言葉を狩った。
彼の「言葉狩り」は鋭く、さりげなく放たれた一言を切り取って、意味を拡大解釈された。
「そんなことは一言も言って無いじゃないか!漫画が好きなだけだよ!」
「……へぇ……お前、漫画が好きなのか、じゃあ普通の本は嫌いって事か?……そいつぁよくねえな……?」
片目を隠した金髪に、スーツを着た優男が華麗に彼の揚げ足を取った。
揚げ足取りのヨンジの「揚げ足取り」は、ごく自然に小太りの男の発した好きという主張を取って、それと反対にみえる意見を押し付けた。
まるでダンスのような、華麗な揚げ足取りであった。
そして、その二人の弁士の戦いに割って入ろうとするものがあった。
黒髪を短く刈り込んだ少年のようだが、その瞳は揺るぎない強さを持っていた。
この少年が、「ワラ人形」のルビーその人であった。
「……ゴチャゴチャうるせえな!!!」
「……おい、お前……それでいいのか?」
「そうやってアレが好き、何が好きってよ……自分の好きなもんばっかり気にして、この世界の『悪いもん』が目に入らねぇのかよ!!!」
「……何が好きかよりも、何が嫌いかで、自分を語れよ!!!」
<ドォォン!!!>
「アァ……ウワァ……アワワ……」
「お前が漫画本が好きって事は、それ以外の本はどうなってもいいって事だろ!!!……そんなの……良くねぇだろうがあああああああッ!!!」
「……へっさすが『ワラ人形のルビー』だ。ああ熱く語られちゃ敵わねえぜ」
「……まぁな、ロロもいい線いってるとは思うけどよ」
その時、電子音が鳴り響いた。ヨンジの携帯電話に何者かからの着信があったのだ。彼は電話に出ると「わかった」とだけ、短く答えて通話をきった。
「カイデンのオッサンからだぜルビー。あの『ポトポトの機人』を俺たちにディスってほしいってさ」
「えぇー?それって『弁論王』になるのに必要な事かよ?」
「ああ、必要だと思うぜ。なんてったって有罪率99%を誇る正常会のネコマが検事についた裁判で、無実を勝ち取った奴だ」
「……確か、機人には100億トルの賞金がかかってるっていうな?」
「よし、次の目標は……ポトポトの機人だ!!!見てろよみんな……」
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流石に怒られそう(
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