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第3話 新しい体。
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(それぞれの体の特徴と姿を、イメージとしてお前の頭に送る。少し待て)
ベルがそう言って三秒くらいすると、僕の頭の中にイメージが湧いて来た。
裸の人が、目の前に二人立っている。集中して見ると、その人の詳細が文字として読めるようになっている。
左側に僕と同じくらいの少年。顔は僕よりも美形で、一見すると女の子にも見える。元々の僕は金髪に青い目だけれど、その少年は珍しい銀髪と、これまた珍しい金色の瞳だ。痩せている訳ではないが、筋肉量は少なく、本当に少女のようにか細い。詳細を見てみよう。
性格は冷静沈着。運動は得意ではないが、その分頭の回転が速い。記憶力、集中力、判断力、分析力、先見力も優れている。そして特殊能力「千里眼」を使用可能だ。
千里眼は自分自身の過去、現在、そして少し先の未来までを見通す能力。さらには、望むのなら世界中のどこへでも視界を移動し、その光景を見る事が出来る。また、対象の情報をある程度まで把握する事も可能である。まさに超「脳」力とでも言うべき力だ。
肉体を二つもらって交互に使うとしたら、普段はこの体で過ごした方が違和感は無さそうだ。見た目が元の僕と近いし、性別も一緒だ。
そして右側には背の高いお姉さん。少年と同じく銀髪に金色の瞳だが、髪は長く、目は切れ長。少年の髪は短髪、目は垂れている。つまり正反対だ。あと彼女は......おっぱいが物凄く大きい。
性格は感情的になりやすく、考えるのが苦手。その為本能や直感で行動する。身体能力も相当高く、筋肉質だ。
彼女はあらゆる物を武器として扱う事が出来、その性能を格段に高める事が可能。例えば箒で鉄の壁を貫通させる、等。
そして特殊能力は「戦闘狂」。発動すると脳内麻薬が過剰分泌してハイになり、痛みを感じなくなる。また、肉体に関する全ての潜在能力を引き出し、超身体能力、超自然治癒力、超動体視力、超反射神経など、超人的な戦闘力を開花させる事が出来る。
すごい......美人で魅力的なお姉さんだけど、かなり戦闘特化の能力だ。戦わなきゃならない時は、この姿に変身するべきだろう。
(よくわかったよ、ベル。この二つの体を僕にくれるんだね。ありがとう)
(ああ、そうだ。お前の元の体はもう使い物にならんからな。まず、お前の魂をどちらかに入れる。そちらをメインの肉体とし、あとは必要に応じてもう一つの体に変身すればいい。変身方法は、ただ念じるだけだ。さぁ、どちらをメインにする?)
(男の子にするよ)
僕は迷わずそう答えた。
(わかった。衣服は自分のイメージで自由に作れるから、色々試してみるといい。使徒の特権だ。最初は俺のデザインした服を着せといてやるよ)
ベルのその言葉を聞いた直後、僕の体に感覚が戻ってきた。きっと新しい体に魂が入ったのだろう。まぶたと体に、暖かい日の光を感じる。
僕は目を開けた。周囲には背の高い木が沢山生えている。ここはきっと森の中だ。だけど、一体どこの森だろう。
「ベル、聞こえる?」
僕は不安になって、ベルの名を呼んでみた。
「ああ、聞こえているぞ、リオン」
声は胸の辺りから聞こえる。僕は自身の胸を見た。すると、目玉のデザインがあしらわれた黒いペンダントが、首から下がっている。目玉はギョロリと僕を見た。
「今後俺は、リオンと一緒に行動をする。もう邪悪なグリオルド帝国に加護を与えるのはウンザリだ。それに、あそこに居たらまた生贄を捧げられてしまうかも知れん。そうなったらますます邪神としての格が上がってしまうしな。だからお前と一緒に行く。その方が、絶対に楽しい筈だ」
それを聞いた僕は、一気に楽しくなった。
「あはは、そう言ってもらえて嬉しいよ。僕もベルと一緒だと楽しい。そう言えば聞きたい事があるんだけど、ここは何処なの?」
「ああ、ここはな。グリオルド帝国の敵対国、ロマンシア王国の辺境にある森の中だ。リオンの心が、遠くに逃げたいと叫んでいたんでな。この近くに村があるから、まずはそこに行こう」
「オッケー。だけど、どうして村の中じゃなくて、森の中なの?」
「そりゃお前、村の中によそ者が倒れていたら驚くだろう。騒がれたくないんだよ」
「やっぱそうだよね。聞いたりしてごめん」
「いや、いいさ。村に入ったらあまり会話出来なくなるだろうしな。今のうちに沢山話しておこう」
「うん!」
僕はベルとの会話を楽しみながら、近くにあるらしい村へと歩みを進めた。
ベルがそう言って三秒くらいすると、僕の頭の中にイメージが湧いて来た。
裸の人が、目の前に二人立っている。集中して見ると、その人の詳細が文字として読めるようになっている。
左側に僕と同じくらいの少年。顔は僕よりも美形で、一見すると女の子にも見える。元々の僕は金髪に青い目だけれど、その少年は珍しい銀髪と、これまた珍しい金色の瞳だ。痩せている訳ではないが、筋肉量は少なく、本当に少女のようにか細い。詳細を見てみよう。
性格は冷静沈着。運動は得意ではないが、その分頭の回転が速い。記憶力、集中力、判断力、分析力、先見力も優れている。そして特殊能力「千里眼」を使用可能だ。
千里眼は自分自身の過去、現在、そして少し先の未来までを見通す能力。さらには、望むのなら世界中のどこへでも視界を移動し、その光景を見る事が出来る。また、対象の情報をある程度まで把握する事も可能である。まさに超「脳」力とでも言うべき力だ。
肉体を二つもらって交互に使うとしたら、普段はこの体で過ごした方が違和感は無さそうだ。見た目が元の僕と近いし、性別も一緒だ。
そして右側には背の高いお姉さん。少年と同じく銀髪に金色の瞳だが、髪は長く、目は切れ長。少年の髪は短髪、目は垂れている。つまり正反対だ。あと彼女は......おっぱいが物凄く大きい。
性格は感情的になりやすく、考えるのが苦手。その為本能や直感で行動する。身体能力も相当高く、筋肉質だ。
彼女はあらゆる物を武器として扱う事が出来、その性能を格段に高める事が可能。例えば箒で鉄の壁を貫通させる、等。
そして特殊能力は「戦闘狂」。発動すると脳内麻薬が過剰分泌してハイになり、痛みを感じなくなる。また、肉体に関する全ての潜在能力を引き出し、超身体能力、超自然治癒力、超動体視力、超反射神経など、超人的な戦闘力を開花させる事が出来る。
すごい......美人で魅力的なお姉さんだけど、かなり戦闘特化の能力だ。戦わなきゃならない時は、この姿に変身するべきだろう。
(よくわかったよ、ベル。この二つの体を僕にくれるんだね。ありがとう)
(ああ、そうだ。お前の元の体はもう使い物にならんからな。まず、お前の魂をどちらかに入れる。そちらをメインの肉体とし、あとは必要に応じてもう一つの体に変身すればいい。変身方法は、ただ念じるだけだ。さぁ、どちらをメインにする?)
(男の子にするよ)
僕は迷わずそう答えた。
(わかった。衣服は自分のイメージで自由に作れるから、色々試してみるといい。使徒の特権だ。最初は俺のデザインした服を着せといてやるよ)
ベルのその言葉を聞いた直後、僕の体に感覚が戻ってきた。きっと新しい体に魂が入ったのだろう。まぶたと体に、暖かい日の光を感じる。
僕は目を開けた。周囲には背の高い木が沢山生えている。ここはきっと森の中だ。だけど、一体どこの森だろう。
「ベル、聞こえる?」
僕は不安になって、ベルの名を呼んでみた。
「ああ、聞こえているぞ、リオン」
声は胸の辺りから聞こえる。僕は自身の胸を見た。すると、目玉のデザインがあしらわれた黒いペンダントが、首から下がっている。目玉はギョロリと僕を見た。
「今後俺は、リオンと一緒に行動をする。もう邪悪なグリオルド帝国に加護を与えるのはウンザリだ。それに、あそこに居たらまた生贄を捧げられてしまうかも知れん。そうなったらますます邪神としての格が上がってしまうしな。だからお前と一緒に行く。その方が、絶対に楽しい筈だ」
それを聞いた僕は、一気に楽しくなった。
「あはは、そう言ってもらえて嬉しいよ。僕もベルと一緒だと楽しい。そう言えば聞きたい事があるんだけど、ここは何処なの?」
「ああ、ここはな。グリオルド帝国の敵対国、ロマンシア王国の辺境にある森の中だ。リオンの心が、遠くに逃げたいと叫んでいたんでな。この近くに村があるから、まずはそこに行こう」
「オッケー。だけど、どうして村の中じゃなくて、森の中なの?」
「そりゃお前、村の中によそ者が倒れていたら驚くだろう。騒がれたくないんだよ」
「やっぱそうだよね。聞いたりしてごめん」
「いや、いいさ。村に入ったらあまり会話出来なくなるだろうしな。今のうちに沢山話しておこう」
「うん!」
僕はベルとの会話を楽しみながら、近くにあるらしい村へと歩みを進めた。
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